2022年9月30日金曜日

ウスヒラタケ などなど

 秋になると、連日のようにニホンザルがやってきます

近くに栗や柿があるからなんでしょうが、畑の落花生に気付かないでほしいです

今日は複数個所でウスヒラタケを見ました

図鑑には夏から秋と書いてありますが、私は真夏に見たことはありません

これも私の中では秋と春のきのこです

写真のものは、食べるにもちょうどいい出来具合で、触手が伸びましたが、そのまま残してきました

こちらは十分傘も開き、色合いもちょっと黄色くなってきています

夜になってもまだ心が揺れていますが、普通のヒラタケが出たら採ることにしましょう


また、白い玉っころです

これはノウタケのような外観ですが、材から出ています

もう少し整った玉っころもありました

これはちょっとだけ皮を剝いてみたのですが、けっこう硬い皮で、中にもう一つ袋が入っています


白い玉っころだったので、白つながりで、シロニカワタケです

小さな虫がブンブン飛んでて、やな感じです


白つながりでもう一つ

サルノコシカケ形のきのこで、大きいものですが、今日の今日まで気づきませんでした

20センチを超える傘で、いきなりこの大きさになるとは思えず、前からあったんでしょうね

目立つところにあるのに、なんで気付かなかったのか、注意散漫だったんでしょうね


最後はイグチ類です

10月中旬まではイグチ類も見られるんじゃなかと思いますが、どれが年内最後のイグチになるか、楽しみです

2022年9月29日木曜日

キイロアセタケ などなど

 ここのところ、ブログタイトルに”などなど”を付けていますが

だんだん”などなど”じゃなくなってきて、”など”と一つにしようかどうしようか

と、迷っています

ブログタイトルとした、キイロアセタケです

傘の中央に枯葉がこびりついて、中央にあるはずのポツポツが見えません

枯葉を剥がそうかと思いましたが、けっこうしっかりこびりついているのでやめました


黄色つながりで、キイボカサタケです

和名を付ける学者先生の思いなんでしょうけど

「黄色」だったり「黄」だったり

「黄色」は少ないかと思ったら、40種以上あるみたいです


黄色の次は赤なので、アカイボカサタケです

赤は黄色よりはるかに多いのは確実ですが、さらに紅が上をいくようです

ちなみに”赤色”と付くものが、アカイロフウセンタケの1種だけみつかりました


黄→赤ときたので、次は白かと思いきや、青です

もうそろそろ終わりかと思っていたソライロタケ

今週も見ることができました


最後は白です

イッポンシメジ属の白が無かったので、テングタケ属です

ちなみに、柄はささくれていません

ナガエノチャワンタケ などなど

 昨晩の雨も、もはやきのこには関係ないようです

キノコ狩りのシーズンなのに、出ていない

そんななか、今日見たのはナガエノチャワンタケ

なぜかこの周辺だけにまとまって出ています


そしていつも見る赤っぽいのとは違ったビョウタケの仲間


雨が降ったので、申し訳程度に小形のウラベニガサ属のなにか


きのこをちゃんと知っている人は、なんだかわかるんでしょうけど

図鑑やネットでの画像は、そのきのこの一番いい状態を写したものなんですよね

だから、古びてしまったりすると、まったく見当がつかなくなってしまいます

そういうわけで、これもなんだかわかりません

遠くから、ウスタケのたぐい?と思ったんですけど

ノウタケがしぼんだものなんでしょうか?

それとも違うなにものか?


最後は白い玉っころです

やはりなんだかわかりません

そろそろスッポンタケの幼菌が見られてもいいころですが、表面がガサガサしていて

押してみた感じもちょっと違うようです


2022年9月27日火曜日

ニホンザル などなど

 私の住んでいた千葉県には、ニホンザルが国の天然記念物に指定されている地域があります

現役時代、天然記念物を担当していた時があり、区域内のニホンザルは保護の対象でした

とはいっても、サルの遊動域は指定範囲に収まるはずもなく、あちこち動き回ります

そこで、指定地域を主な遊動域とする群を特定し、その群を保護することとしていました

三重県亀山市では、けっこう日常的にニホンザルを見ますが、今日は大挙してやってきました

近くに食べ物が無かったせいか、私が近づくとそそくさと逃げていきましたが

食べ物があるときは、ボスザルが向かってきます


さて、今日のきのこですが、どんどん減ってきています

今日、一番多かったのは、この白いきのこ

柄がささくれてきそうなので、ドクツルタケかもしれません

こうしてきのこが減ってきて冬になっていくんです


でも、1本だけシロハツモドキが狂い咲きのように出てしまいました

なんでしょうね?

白いきのこの幼菌です

小さすぎてなんだかわかりませんが、現状では半円形のような傘なので、ウスヒラタケとか、そんなものになるのではないでしょうか


白が続きます

ここのところ、ポツポツとホコリタケが出ているのですが、春に見たものと比較して、とても小さいんです

たいがい2センチ程度という大きさで、これではにっこりできません


最後は通称ティラミステングタケです

これも息の長いテングタケ属で、テングタケ属が出始めてから出終わるまで、ずっと出てきます


2022年9月26日月曜日

オオワライタケ などなど

もうじき10月だというのに、30℃をちょっとだけ超えてしまいました

笑っちゃいます

というわけで、オオワライタケに似たきのこです

秋のきのこというわけではありませんが、今年の初物です

まあ、私の中では秋のきのこなんですが

出方が凄くて、中央は一つの柄から傘が二つ出ています

それでも束になって出ている姿は、いかにもオオワライタケです


毒のあるきのこばかりで、なかなか食用になるものに出合えないと思っていると

ハナビラニカワタケが出ていました

この直前「今年はハナビラニカワタケを見ないなぁ」と思っていたので

グッドタイミングだったのですが、先客がいました

カタツムリが美味しそうに食べているので、私は遠慮することにしました


ここのところ、五月雨式にヒメカバイロタケが出ています

あまりにも数が多いので、滅多に写真を撮らないのですが

腐朽材を覆ったコケと、いいコントラストだったので、撮ってみました


最後は小形のイグチです

というか、イグチ?ってところです

写真を撮った時は、イグチとは思っていなかったので、よく確認しませんでしたが

家に帰って写真を拡大すると、右側の傘の白い部分が管孔のように見えます

2センチ以下の小さな傘だったので、十分確認しなかったことが失敗でした

2022年9月25日日曜日

カバイロツルタケ などなど

 テングタケ属もだんだんショボショボになってきたと思っていたのですが

立派なカバイロツルタケに出会いました

今年は、傘の開いていないものを1回アップしただけで、そのうち立派なカバイロツルタケに出会えるだろうと思っていて、今日になってしまいました

期待していた以上に立派なので、大変満足です


これもテングタケ属と思われるきのこですが、なんだかわかりません

つぼはあるし、柄の感じは、さきのカバイロツルタケのようなササクレがあり、つばもあります

傘が独特で、黒い繊維質に覆われた感じです

後で、調べてみます


今日は立派なきのこに出会う日なのかもしれません

このノウタケも、今年見た中で最も立派です

シワの入り方が細かく、洗練された脳みそです


そして今日もオオゴムタケが出ていました

今日のものは、シワもよらず、整った形をしています

中にあるヨーグルト状のものを食べる勇気はありませんが


最後はコガネキヌカラカサタケです

去年はハウスの中に出ていたのですが、今年は植木鉢から出ています

鉢の中に生えている草に押され、これ以上大きくなれないかもしれません

2022年9月24日土曜日

ツヤウチワタケ などなど

 昨日は台風15号の接近で、大変激しい雨が降りました

そんな中、伊賀焼陶器まつりに出かけてきました

さて、今日のきのこは相変わらずなんですが、最近、冬に向けて硬いきのこが出始めています

硬いきのこも、新しく出てくると、色がきれいです

ツヤウチワタケが並んでいると、ピラルクーのうろこのようです

同じようなたぐいのきのこですが、前のものより白っぽく、傘も少しだけ大きいものです

私にとって硬質菌は、よほどの特徴がない限り、すべて同じに見えてしまいます

これは幼菌ですが、同じようなたぐいのきのこだと思います

みんな揃って、一斉に出てくる姿を見ると、命を感じますね


私の散歩コースでは、この時期にあまりベニタケを見ないのですが、1本だけ傘が赤いベニタケが出ていました


やたらと頭が肥大したズキンタケを発見

オオズキンタケというのもあるらしいのですが、実物を見たことがないので判断できません

肥大しているのは1本だけなので、何かの都合で大きくなってしまったんでしょうね


最後はなんだかわからないきのこです

一見チャツムタケ属のようなんですけど、傘も柄も強靭です

柄は傘と同色ですが、ひだは僅かに黄色みをおびる程度で、かなり白っぽいものです

私の散歩コースで、この腐朽材だけに見られるきのこです

2022年9月22日木曜日

ナスコンイッポンシメジ などなど

 朝は雨が降っていたので、散歩は昼からでした

昨日に引き続き、きのこは非常に少ないです

畑のナスも2日間とらなかったので、大きくなったかと思い収穫してみましたが、全然大きくなっていません

気温のせいでしょうね

でも、台風でギシギシ揺らされて、「今、出るとヤバいぞ!」ということでしょうか?

傘の状態があまり良くなかったので、黒っぽいゴミが落ちているみたいにしか見えませんね

でも、ナスコンイッポンシメジなんです

普段だったら、こんなに壊れたきのこの写真は撮らないのですが、今日は特別です


なんだかシワがよったオオゴムタケです

1個だけ、ポツンと出ていました

まあ、見てのとおり、材自体がそんなに大きくないので、いくつも出すだけのエネルギーがないのかも


きのこがあんまり少ないので、道からちょっと外れてみたところ

アカイボカサタケが数本出ていました

今年はこの竹林でしかアカイボカサタケを見ていないような気がします


この前の台風で落ちてきた枯れ枝に、ウスバタケに似たきのこが付いていました

写真を撮った時は、例によって暗い中での老眼乱視のため、ハリハリだと思ったのですが

帰ってきて写真を拡大すると、薄い板状のペラペラがたくさん並んでいました


最後はアシグロタケの仲間です

傘の一部がぼけているように見えますが、手前に小さなやつがもう一つ、出ています

普通のアシグロタケなのか、キアシグロタケなのかわかりませんが、今年は多かったように思います

2022年9月21日水曜日

ハナワラビ などなど

 雨が上がって二日目なので、きのこを期待して散歩に出かけました

残念   少ないです

急に気温が下がったせいでしょうか?

秋のきのこには、まだちょっと早いのかもしれません

でも、植物は秋のものが出ています

ハナワラビ属のシダですが、葉の鋸歯が鋭くないので、フユノハナワラビかもしれません

胞子葉が色づくのは、まだまだ先ですが、春先まで緑の葉が出ています


それでもってきのこですが、イグチのたぐいがポツポツ

キクバナイグチも心なしか、元気がないように見えます


逆にこの黒いイグチは、なぜか元気がみなぎっているように見えます


ほんのり赤いこのイグチも含め、みんな1本ずつしか出ていませんでした


きのこが少ない時は、この白いテングタケ属も目を引きます

ちょっとだけ、つぼがのぞいています

柄にササクレはなく、シロタマゴテングタケかもしれないと思っています


今日、最後に出会ったのは、キツネタケの仲間と思われるものです

きのこがたくさん出ている時は、見向きもしなかったものでも、こう少ないと、”あった~!”となりますね

ヌメリスギタケ(モドキ)

  ここのところ、ろくに雨が降っていないので 林の中は乾き気味です 今日は、1枚だけです Pholiota ヌメリスギタケだかヌメリスギタケモドキだかです いい感じに傘が開いていますが 乾燥しているため、傘の縁にシワが寄ってます