2022年7月31日日曜日

ハラタケ属

 実は二日続けて、朝に豪雨に会っていましたが、今日は無事です

チヂミザサに囲まれて、白いハラタケが出ています

最近、大きめの白いハラタケをぽつぽつ見ます


こちらは傘にうろこ状の模様があります

笹に邪魔されて、傘が歪んでいますが、つばもはっきりして、柄がざらついた感じです


夏本番の少し前、雨が降るとこのきのこが出てきます

名前は知りませんが、顔の高さから2メートルくらいまでのあいだに出ていて

下から見上げる感じで鑑賞することができます

傘が透けてとてもきれいです


土が露出しているところでは、イボタケの仲間のモミジタケが出ています

だいぶ目につく大きさのものが増えてきました


最後は黄土色をしたハナオチバタケ

梅雨のころは赤いものを見ていましたが、この色は今年初めてです

二日続いた朝の雨の恩恵でしょうか

2022年7月30日土曜日

アカジコウ

 朝からクマゼミがけたたましく、暑さを覚悟して山の中へ出かけました

しばらくすると、クマゼミの鳴き声が止んでいます

おや?と思っていると、豪雨に見舞われました

びしょ濡れを通り越し、ジャブジャブです

そのため、十分にきのこを鑑賞することができませんでした

この前もアップしましたが、アカジコウではないかと密かに思っています

柄は黄色で赤いシミもあるし、幼菌も傘が赤いし、どうでしょう?

優しい感じがするきれいなきのこです


そして、ハナガサイグチです

大・小・極小と並んでいます

極小はこれから伸びてくるんだと思います


最後はドクツルタケです

つばが落下してしまっていますが、均整のとれた姿です

ちなみに、和名に”ドク”が付くきのこは20種以上あるようですが、わざわざ”ドク”を付けるのは、毒がない種もあるということでしょうかね?

2022年7月29日金曜日

ノウタケなどなど

 朝5時台はまだかなり雨が降っていましたが、6時にいったん上がり、散歩にでかけました

何回か、ノウタケの画像をアップしていますが、今年初の脳みそらしいノウタケです

いままで、シワシワになったものに出会えていませんでした


倒木の脇に隠れるように出ているアンズタケの仲間です

ベニウスタケに似ているように思います

派手な色なので、もっと堂々と出ればいいのに、控えめな出方です


同じような色をした、カバイロコナテングタケです

今日は、これが一大躍進して、随所に顔を出していました

けっこう息が長く、夏いっぱい出てくるきのこです


次は少し濃い目の色になりますが、赤いイグチです

ベニイグチなのか、コガネキクバナイグチなのか

肉が黄色く見えるので、後者かもしれません


さらに色が濃くなり、モミジウロコタケに似たきのこです

ここのところ、あちらこちらで一気に出てきました

硬いきのこも、数年そのままのものや、一年で終わるものなど、さまざまですね

2022年7月28日木曜日

ベニタケ属 その10

 朝からとても蒸し暑く、むしろ気温が高い昼の方が暑さを感じない日でした

また、きたない色のベニタケ属が出ていました

実物はもっと黒く見えたのですが、写真にするとそうでもないですね

ベニタケ属は名前を追求しませんが、黒いのはクロハツのたぐいかと勝手に思っています

ひだもこんな感じで、粗いので、クロハツモドキではないと思っています


口直しに、ほんのり赤いベニタケ属です

小形のベニタケ属で、傘が部分的に白いのも、桃みたいで美味しそう


だいぶドクツルタケが普通に見られるようになってきました

”殺しの天使”と言われるようですが、”白衣の殺し屋”というのはどうでしょう?


腐朽した材からやけに赤っぽいきのこが出ていました

散々出ていたチャツムタケ属はもう見なくなったのですが

傘を見ると、ちょっとざらついていて、これもチャツムタケ属?っていう感じです


最後はムクムクと地面から出てきたきのこです

まだ出てきたばかりなので、なんだかわかりませんが

イボタケの仲間でしょうか?

2022年7月26日火曜日

オニイグチなどなど

 二日続けておおむね34℃でした

う~ん、暑い

イグチも、これまでとは違うものが顔を出し始めました

オニイグチも何種類かあって、これが何なのかはわかりません

オニイグチ属としておけば、間違いないと思います


去年も見たのですが、これはなんだかわからないイグチです

去年は、イグチだと思って帰ってきたのですが、テングタケ属ではないかという疑念が湧き出したので、今年は、ちゃんと傘の内側も見てみました

やや粗めの管孔がちゃんとありました


コロコロとかわいいイグチが並んでいます

奥の方にも、ひそかにのぞいているイグチがあります

きれいな色のイグチですが、これもなんだかわかりません


色合いは前のイグチに似ていますが、柄が網目模様になっています


黒っぽい傘と黄色い柄のコントラストが、危険ゾーンを現わしているようなイグチ

傘の黒色が本来の色かどうかわかりませんが、キアシヤマドリタケに似たきのこです


なんとなく本来の色と違った感じに映ってしまいましたが、ホオベニシロアシイグチです

これは写真に耐えられる状態ですが、周りを見回すと、ベロベロに広がり切ったものがたくさん出ていました


最後はハラタケ科のきのこを3点

シロカラカサタケ属のアカキツネガサだと思っているきのこです

傘の表面がカサカサした感じですが、きれいな色のきのこです


さっきのオニイグチと並べると、よく似た模様ですが、ハラタケ属のきのこです

それにしても、ハラタケ属は唐突に出てくるんです

さらに傘の大きなハラタケ属

ハラタケ属は、アガリクスという学名がついています

なんだか聞いたことがあります

2022年7月25日月曜日

ハイカグラテングタケ

 きのこの雰囲気が少し変わってきました

だいたい1週間もすれば、雰囲気が少し変わるので、新たなステージに進んだんだと思います


ハイカグラテングタケに似たきのこが、で~んと出ていました
テングタケ属ではあまり見ないグレーの柄

それなりに大きいのですが、周りの落ち葉と同系色なので、あまり目立たない存在です


何かに侵されたセミです

これから子実体を出すのか、不完全世代なのかわかりません

冬虫夏草のたぐいは、独特の世界観があるようで、実に奥が深いようです


イグチだと思い、なんとなくひだはないよな~

くらいにしか見ていなかったのですが、2本ずつ出ているきのこです

ハラタケ目には”フタツミ・・・・”というのがありますが、これは何でしょう?

いつも、後になって、あ~もっとじっくり見ておけばよかった!と思うのです


最後はマンネンタケです

この前まで、頭が黄色い棒だったのが、マンネンタケらしく傘も大きくなりました

若いうちは、傘も赤茶色で、このくらいの時にとっても飾れます

2022年7月24日日曜日

ベニタケ属 その9

 競うように出ていた大形のイグチ類がすっかり姿を消しました

なんだかわからないきのこばかりです

最近、美しくない色のベニタケ属をちらほら見かけます

やはりベニタケは赤か白か、みとれる色でないといけません


これはなんだかわからないのですが、ベニウスタケに似ている気もします

色合いは十分目を引くのですが、もう少し大きくないと、鑑賞の喜びが足りません


これもなんだかわかりませんが、スギの実から出ている小さなきのこです

偶然足を止めたので、眼に入りましたが、探さないと見付けられない大きさです



今日、一番目に留まったのは、なんと硬いきのこです

まだ出てきたばかりなのも、眼を引いた一因だと思います

2022年7月23日土曜日

クリイロイグチ

 先週をピークとして、少しずつきのこの種類が減ってきました

真夏になると、地面も乾いて、きのこも出たり出なかったり

クリイロイグチに似たきのこです

傘の内側は、外側から想像できないほど白いです

こういうこっそり出ているきのこも好きです


ミドリニガイグチでしょうか?

柄のアミアミが鮮明に見えています

前者と違い、ここに出ているぞ!と存在を訴えているようなきのこです


ちょっとムジナタケに似たきのこです

柄の縦縞が気になります

夏は、大形で存在感のあるきのこに目がいってしまいますが、積極的に存在をアピールしていないきのこにも目を向けたいです


ミカワクロアミアシイグチに似た、真っ黒なきのこです

外生菌根菌なので、根に沿ってたくさん出ているのですが、こんな黒いのがたくさん出ていると、とても不気味です


最後はテングタケ属です

シロオニタケよりイボイボがまばらで、ちょっと色もついています

私には、もうちょっと傘が開かないとなんだかわかりません

2022年7月22日金曜日

イボカサタケ

 2度目の梅雨明けです

自然は正直で、前回の梅雨明け後には泣かなかったクマゼミが、ジャワジャワいってます

さて、今日はイボカサタケ三色です

最初は黄色いキイボカサタケです

いつもより余計にとんがっています


二つ目は白いシロイボカサタケです

こちらもてっぺんのポツンがいつもよりはっきりしています


三つめはなんでしょう?

最近、黄色、白、赤のほかにも、青、薄黄、橙色、朱鷺色など種類が増えて、これが何色なのかわかりません

ウスキイボカサタケの色が近い気もしますが、どうでしょう

ちなみに、アカイボカサタケはまだ出ていません


キクバナイグチもちらほら見られるようになりました

材から出ているように見えますが、実は太い木に寄り添って出ているんです

キクバナイグチではよく見られます


最後は、普段無視しているコテングタケモドキです

あまりにもたくさん出ているので、無視していますが、これはつぼといい、傘の色といい、とてもいい感じだったので、撮ってみることにしました

2022年7月21日木曜日

イグチ類いろいろ

 今日は今年初めて見るイグチ類がいろいろ出ていました

ヤマドリタケ属のダイダイイグチです

実は今年初めて見たわけではないのですが、写真を撮れる状態なのが初めてです

やや暗い橙色で、暖色系のはずが、周囲を暗い雰囲気にします


ヤマイグチ属のアカヤマドリです

千葉県にいたころは、かなり多く見ましたが、亀山市へ来て初めて見ます

毎日歩く林には、ほとんど住んでいないんでしょうね

同じように、ここの林に住んでいないのが、タマゴタケです

なにか足りない樹種があるのでしょうか?


キヒダタケ属のキヒダタケです

実はこれも、朽ち果てたものを何回か見ていたのですが、写真を撮れる状態のものは今年初です


イチョウタケ属のニワタケです

イグチ目なのですが、これはイグチ科ではなく、イチョウタケ科です

柄が見えませんが、黒いんです


これはなんだかわからないイグチです

傘の表面も柄も黒いんですが、ミカワクロアミアシイグチとは全然違うんです

初めて見るイグチです


最後です

イグチ類を侵しているタケリタケです

元のイグチがなんだかわからないほど、傘がぶくぶくです

柄は白っぽく、アミアミも見えます

ほかに、ベニイグチもタケリタケに侵されているものも出ています

ヌメリニガイグチ? など

  ちょっと、肌寒かったですね そんな中、今日も新顔の登場です ここの林では、イグチ類のトップを切るのが、このヌメリニガイグチです とは言っても、例年は6月中旬に出てくるので、かなり早いです 風が強いせいか、傘のヌメリ感が失われてきています それでも、美しいきのこだと思います 今...