2022年8月2日火曜日

ソライロタケ などなど

 風が吹いても涼しくない

ただ暑いだけ

ちょっと傘が開きすぎていますが、今年の初ソライロタケです

涼しげな色ですが、全然涼しくありません

おまけに、”初”といっても、そもそもこれを見るのは年に何回もありません


だんだん暑苦しい感じのきのこになっていきます

ボロボロになった材から出ているニワタケです

柄が真っ黒なので、どこにあるのかわかりずらいのですが、傘の根元を見るとちゃんとあります


ソライロタケを見た後だと、ほんとに暑苦しい色だと思えるベニイグチです

今年はタケリタケキンが元気で、イグチ類はすぐに白く侵されてしまっていますが、これは今のところ”元気”?です


最後はチャヒラタケに似たきのこです

ちょっと暑さが引く感じですが、チャヒラタケだったらアセタケ科なので、やっぱり汗が出てしまいます

2022年8月1日月曜日

おかしなきのこばかり

 今日は初ツクツクボウシです

それにしても暑い!

そのためではないのですが、おかしなきのこばかり見かけました

最初はまともなきのこです

紺色をしたきのこですが、柄が白っぽく見えるので、何でしょう?


だんだん変なものになっていきます

イグチ類ですが、傘が開く前から他の菌類に侵されたようで、コケが生えたような色になっています

まさか、この色が本来の色ではないと思うのですが


ある意味普通なのですが、この暑いのにナラタケモドキに似たきのこです

あなたが出るのは今じゃないでしょ、と言いたいきのこです


これは全然変じゃないんですけど、変形菌類がはびこっています

最近、やけに白いのがくっついているなと思っていたのですが、今日は気が向いたので、接近してみました


これが一番変です。初めて見ました

まだ元気な真竹にくっついている、噛み終わったチューインガムみたいなものです

竹から出ているので、”タケタケ”なんちゃって

でも、出ているわけではなく、表面にくっついているだけのようです

柔らかく、ぷにぷにした感じで、容易に剝がすことができます

一体何でしょう?


2022年7月31日日曜日

ハラタケ属

 実は二日続けて、朝に豪雨に会っていましたが、今日は無事です

チヂミザサに囲まれて、白いハラタケが出ています

最近、大きめの白いハラタケをぽつぽつ見ます


こちらは傘にうろこ状の模様があります

笹に邪魔されて、傘が歪んでいますが、つばもはっきりして、柄がざらついた感じです


夏本番の少し前、雨が降るとこのきのこが出てきます

名前は知りませんが、顔の高さから2メートルくらいまでのあいだに出ていて

下から見上げる感じで鑑賞することができます

傘が透けてとてもきれいです


土が露出しているところでは、イボタケの仲間のモミジタケが出ています

だいぶ目につく大きさのものが増えてきました


最後は黄土色をしたハナオチバタケ

梅雨のころは赤いものを見ていましたが、この色は今年初めてです

二日続いた朝の雨の恩恵でしょうか

2022年7月30日土曜日

アカジコウ

 朝からクマゼミがけたたましく、暑さを覚悟して山の中へ出かけました

しばらくすると、クマゼミの鳴き声が止んでいます

おや?と思っていると、豪雨に見舞われました

びしょ濡れを通り越し、ジャブジャブです

そのため、十分にきのこを鑑賞することができませんでした

この前もアップしましたが、アカジコウではないかと密かに思っています

柄は黄色で赤いシミもあるし、幼菌も傘が赤いし、どうでしょう?

優しい感じがするきれいなきのこです


そして、ハナガサイグチです

大・小・極小と並んでいます

極小はこれから伸びてくるんだと思います


最後はドクツルタケです

つばが落下してしまっていますが、均整のとれた姿です

ちなみに、和名に”ドク”が付くきのこは20種以上あるようですが、わざわざ”ドク”を付けるのは、毒がない種もあるということでしょうかね?

2022年7月29日金曜日

ノウタケなどなど

 朝5時台はまだかなり雨が降っていましたが、6時にいったん上がり、散歩にでかけました

何回か、ノウタケの画像をアップしていますが、今年初の脳みそらしいノウタケです

いままで、シワシワになったものに出会えていませんでした


倒木の脇に隠れるように出ているアンズタケの仲間です

ベニウスタケに似ているように思います

派手な色なので、もっと堂々と出ればいいのに、控えめな出方です


同じような色をした、カバイロコナテングタケです

今日は、これが一大躍進して、随所に顔を出していました

けっこう息が長く、夏いっぱい出てくるきのこです


次は少し濃い目の色になりますが、赤いイグチです

ベニイグチなのか、コガネキクバナイグチなのか

肉が黄色く見えるので、後者かもしれません


さらに色が濃くなり、モミジウロコタケに似たきのこです

ここのところ、あちらこちらで一気に出てきました

硬いきのこも、数年そのままのものや、一年で終わるものなど、さまざまですね

2022年7月28日木曜日

ベニタケ属 その10

 朝からとても蒸し暑く、むしろ気温が高い昼の方が暑さを感じない日でした

また、きたない色のベニタケ属が出ていました

実物はもっと黒く見えたのですが、写真にするとそうでもないですね

ベニタケ属は名前を追求しませんが、黒いのはクロハツのたぐいかと勝手に思っています

ひだもこんな感じで、粗いので、クロハツモドキではないと思っています


口直しに、ほんのり赤いベニタケ属です

小形のベニタケ属で、傘が部分的に白いのも、桃みたいで美味しそう


だいぶドクツルタケが普通に見られるようになってきました

”殺しの天使”と言われるようですが、”白衣の殺し屋”というのはどうでしょう?


腐朽した材からやけに赤っぽいきのこが出ていました

散々出ていたチャツムタケ属はもう見なくなったのですが

傘を見ると、ちょっとざらついていて、これもチャツムタケ属?っていう感じです


最後はムクムクと地面から出てきたきのこです

まだ出てきたばかりなので、なんだかわかりませんが

イボタケの仲間でしょうか?

2022年7月26日火曜日

オニイグチなどなど

 二日続けておおむね34℃でした

う~ん、暑い

イグチも、これまでとは違うものが顔を出し始めました

オニイグチも何種類かあって、これが何なのかはわかりません

オニイグチ属としておけば、間違いないと思います


去年も見たのですが、これはなんだかわからないイグチです

去年は、イグチだと思って帰ってきたのですが、テングタケ属ではないかという疑念が湧き出したので、今年は、ちゃんと傘の内側も見てみました

やや粗めの管孔がちゃんとありました


コロコロとかわいいイグチが並んでいます

奥の方にも、ひそかにのぞいているイグチがあります

きれいな色のイグチですが、これもなんだかわかりません


色合いは前のイグチに似ていますが、柄が網目模様になっています


黒っぽい傘と黄色い柄のコントラストが、危険ゾーンを現わしているようなイグチ

傘の黒色が本来の色かどうかわかりませんが、キアシヤマドリタケに似たきのこです


なんとなく本来の色と違った感じに映ってしまいましたが、ホオベニシロアシイグチです

これは写真に耐えられる状態ですが、周りを見回すと、ベロベロに広がり切ったものがたくさん出ていました


最後はハラタケ科のきのこを3点

シロカラカサタケ属のアカキツネガサだと思っているきのこです

傘の表面がカサカサした感じですが、きれいな色のきのこです


さっきのオニイグチと並べると、よく似た模様ですが、ハラタケ属のきのこです

それにしても、ハラタケ属は唐突に出てくるんです

さらに傘の大きなハラタケ属

ハラタケ属は、アガリクスという学名がついています

なんだか聞いたことがあります

硬くてペラペラなきのこ

  なんだちっときのこが出てきません まるで、2月頃の雰囲気です 例年、11月は少ないながらも、ゼロという日は、ほとんどありません 今日も、軟らかいきのこは皆無 せっかくの機会なので、硬いきのこの写真を撮りました Trichaptum biforme (Fr.) Ryvarden...