2024年11月5日火曜日

スッポンタケ などなど

 いつの季節でもそうなんですが、特に冬はわからないきのこが多い気がします

寒くなると、種類も量も減ってくるので、余計そう思います

今日も、あまり定かなものがなく、タイトルをどうしようかと思っていました


Phallus impudicus L.

地面から、白い玉が出てきました

まだ、ニョキっとなっていませんが

出てきた場所と、触った感じから、スッポンタケだと思います

これが出てくると、いよいよ冬といったところでしょうか



同じような白い玉ですが、こちらは柄が付いています

ホコリタケの仲間のようですが、表面にボツボツがなく

ツルっとしています

こんなホコリタケは見たことがありません



Strobilurus ohshimae (Hongo & Matsuda) Hongo ?

傘が白いのですが、柄は黄土色です

スギの落ち葉が見えていますが、スギエダタケかもしれません



Callistosporium luteoolivaceum (Berk. & M.A. Curtis) Singer ??

スギつながりで、黄色っぽいきのこです

腐朽したスギの枯れ枝から出てきています

なんだかよく分からないのですが、ヒメキシメジに似ている気がします

どうでしょうか?



最後はベニタケ属です

とても小さなベニタケで、落ち葉と比べると、その小ささがよくわかります



同じ種かどうかわかりませんが、同じく赤いベニタケです

昨日に続き、今日もポツポツベニタケ属に出会いました


2024年11月4日月曜日

紫系のきのこ などなど

 日に日に、朝の気温が下がってきます

この前は9℃台でしたが、今日は8℃台まで下がりました

今日は、紫色の傘のきのこが数種見られたので、それからです


Lepista nuda (Bull.) Cooke ?

最初は、控えめな紫色です

ムラサキシメジのたぐいでしょうか

ずいぶん早めのお出ましです

去年は、11月後半になってから出てきていました



Cortinarius salor Fr. ?

次は、鮮明な紫色です

多分、ムラサキアブラシメジモドキだと思うのですが

どうでしょうか?



さて、この紫は何でしょう?

柄が黄土色だし、何だかわかりません



Entoloma cyanonigrum (Hongo) Hongo ?

これは紫色というよりは、紺色ですね

コンイロイッポンシメジなんでしょうかね?

左はじに、小さな幼菌も見えてますが、よくわかりません



何となく紫色っぽいかな?という程度です

燃えカスをかぶって、変な色になってます

画像は載せませんが、ひだや柄の感じは、ミドリスギタケのように見えます

ちなみにこの材は、スギです



紫色は終わりです

何だか見慣れないきのこです

アカヤマタケのたぐいでしょうか?

アカヤマタケ属は、滅多に見ないので、よくわかりません



Entoloma album Hiroe

まだ、キイボカサタケはたくさん出ていますが

今年、あまり見かけなかったシロイボカサタケです

アカイボカサタケは、もう終わってしまったみたいです



最後は、まだまだ大量発生しているチチタケ属です

いつまで出続けるのでしょうね

2024年11月3日日曜日

ノウタケ などなど

 昨日とは打って変わって、快晴です


Calvatia craniiformis (Schwein.) Fr.

11月だというのに、ノウタケです

ここのところ、ポツポツ見かけていました

例年だと、11月はおろか、10月でも見ていません

夏のきのこですね



今日は、赤いベニタケをいくつか見ました

まだ十分に傘が開いていないのに、すでにかじられています



中には、傘が開いてもかじられていないものもあります



薄く緑がかったものもありましたが

この色は、この1本だけでした



これは何でしょう?

白っぽい玉っころが並んでいます

スッポンタケの幼菌ではありません

大きいものは、直径5センチを優に超えています

シラタマタケとかのたぐいなんでしょうか?

よくわかりません



これもなんだか分かりません

ヤマイグチみたいな風貌ですが、違うんです

ひだがあり、やや濃い色をしていました



これも何でしょう?

イタチタケのたぐいでしょうか?




最後も何だか分かりません

白がきれいなきのこです



2024年11月2日土曜日

フクロツチガキ などなど

 昨日から降っていた雨も、夕方になって上がってきました

今朝は、雨にも負けず、畑の周りを歩いてみました


Geastrum saccatum Fr.

フクロツチガキです

ここのところ、これを見ない日はなかったのですが

ずっと無視していました

たまには写真を撮らないと、忘れてしまうので、今日は撮ってみました



ちょっと古びて、傘が赤くなり始めていますが

ハラタケ属のなにかです

ハラタケ属も、だいぶ減ってきて、そろそろ終わりでしょうか



Lycoperdon perlatum Pers.

ホコリタケです

去年より、半月ほど遅れているようで

最近になって、たくさん出るようになりました



Amanita pseudoporphyria  Hongo

コテングタケモドキです

数は極めて少ないですが、ここのところたまに見かけます

でも、もう終わりの季節ですね



やはりテングタケ属ですが、何でしょう?

つばがり、傘の縁の溝線も明瞭で

ツルタケダマシでしょうか?



最近よく出ている、フウセンタケ属のなにかです

いつもは、梅雨の頃に出てくるのですが

この時期に、こんなにたくさん出るのは、初めてです



そして最後に、いつものチチタケ属です

子実体自体が、比較的長持ちすることもありますが

一向に衰えません

もしかしたら、ニオイワチチタケ(Lactarius subzonarius Hongo

かもしれませんね

2024年10月31日木曜日

富士山みたいなきのこ などなど

 今朝は、今シーズン一番の冷え込みで、10℃を切りました

一緒にいるオカメインコが寒いかと思い、昨日からオイルヒーターをつけました


Psathyrella candolleana (Fr.) Maire ??

富士山のようなきのこです

多分、イタチタケかなんかだと思いますが

よくあるイタチタケより5倍くらい大きいです



Amanita rufoferruginea Hongo

まだテングタケ属が出ています

いつもは、最後にドクツルタケがちょっと出て終わるんですけど

今年はまだ最後のドクツルタケを見ていません

それで、カバイロコナテングタケです



Amanita pseudoporphyria Hongo

そして、コテングタケモドキも、もう稀ですがまた出てきました



それでも秋らしいクヌギタケ属も増えてきました

種名はわかりません



傘の紫色が薄くなっていますが、ムラサキアブラシメジモドキのたぐいだと思います

傘の中央が褐色になっているのが、別種かどうか分からないのですが

古びてくると、褐色になってくるようです



多分この色は、白色なんでしょうね?

そうすると、これはシロイボカサタケということになります

傘のてっぺんのポツンがかわいいです



最後は、チチタケ属です

最近、ウズハツかもしれないと、教えていただいたので

とりあえず、自分の中ではウズハツとしました

2024年10月30日水曜日

イヌセンボンタケ などなど

 明け方まで降っていた雨も、7時には上がり、朝の散歩です

10月末だというのに、30種を超えるきのこが出ていて

一体どうしたことか?


Coprinellus disseminatus (Pers.) J.E. Lange

別に珍しくもない、イヌセンボンタケです

でも、ここの林ではほとんど見ることがありません

4年間歩いて、これが2回目です



キイボカサタケです

今日は、3色揃ったので、黄色からです

この周辺に、たくさん出ています



続いてシロイボカサタケです

今年は、これが少なかったですが、今日は2本も見ることができました



そして赤、といきたいところですが

アカイボカサタケより色が薄い、ダイダイイボカサタケです

しかも、状態があまりよくありませんでした



例年、10月にはホコリタケがたくさん出るのに、今年はあまり出ませんでした

と、思っていたら、今日はいきなり大量発生しています

最後の最後で、間に合いました



雨に打たれて、ぼろくなっていますが

立派なコテングタケモドキです

10月末に、こんな立派なコテングタケモドキが出るとは、思いませんでした



テングタケ属も、何種か出ていましたが、もう1種だけアップします

傘のイボイボが尖っている、テングタケダマシです

いつまで出るんでしょうね?



ちょっと違和感もありますが、ナガエノチャワンタケでしょうか?

この付近に数本出ていました



先日は、ベニチャワンタケでしたが

これは、裏まで赤いベニチャワンタケモドキかと思われます



Tylopilus castaneiceps Hongo

最後は、ヌメリニガイグチです

いつも、一番最初に出てくるイグチ類ですが

今年は、一番最後も飾りそうです


2024年10月29日火曜日

チシオタケ など

 朝から雨が降りそうで、林の中は真っ暗です

写真を撮るにしても、ものすごいスローシャッターで

早々とあきらめました


Mycena haematopus (Pers.) P. Kumm. 

奇麗な色ですね

チシオタケだと思いますが

こういうクヌギタケ属が出てくると、冬が近いと思ってしまいます



今年は、カバイロツルタケもよく出ています

去年が少な目だったので、かなり多く感じます

さすがに11月になると、ほとんど見なくなりますね



最後は、なんだかわからない、ヒョロっとしたきのこです

明日の朝には、雨が止んでいる予報です

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...