2024年11月8日金曜日

テングタケ属 など

 寒くなりました

今朝は3℃台まで下がり、いよいよ冬になりますね

雨も降っていないことから、林の中も乾いてきています

寒いのと乾燥で、きのこは出てきません


シロオニタケかもしれませんが

小さいので広義のタマシロオニタケとしておきます

毎年、この時期になると、今年最後のテングタケ属は何かな?

と思いを巡らせています

まさかこの時期に広義のタマシロオニタケに出会うとは思いませんでした



ここのところよく出ていた、キイボカサタケ

そろそろ終わりのようですね

新しい個体がほとんどなく、古びたものが多くなりました



今日は3枚しかありません

最後は、ここのところよく出ている、薄紫色のきのこです

よくわからないのですが、私はムラサキシメジと呼んでいます

2024年11月7日木曜日

ウスキモリノカサ などなど

 今日は立冬ですね

昼間でも、15℃まで気温が上がりませんでした

昨日、あんなにたくさん出ていたきのこも、今日は全然出ていません


Agaricus abruptibulbus Peck

昨日見たハラタケ属で、今年のハラタケは終わりかと思っていましたが

今日も、ウスキモリノカサが出ていました

でもこの寒さ、もう出ないでしょうね



黄色いきのこです

チャツムタケ属かと思ったのでが

5~6月に見るチャツムタケとは違うようです

なんでしょうね?



今日もベニタケ属がいくつか出ていました

赤いベニタケが多く、この種がメインと思われます



赤以外にも、傘が緑灰色のもの



何というか、汚らしい色のものなどが出ていました



Phallus impudicus L.

最後は、スッポンタケの幼菌です

今日も、何個か見ることができましたが、まだニョキっと出ていません


2024年11月6日水曜日

クロラッパタケ? などなど

 昼間も20℃を切るようになりました

それにして、まだまだきのこが豊富です


Craterellus cornucopioides (L.) Pers. 

初めて見るもので、クロラッパタケに似たきのこです

私は、”これがクロラッパタケ!”というのを見たことがないので

これがそうかどうか、怪しいです

あんまり黒くない気もしますが、とりあえず



またまた初めて見るきのこで、なんだかさっぱり分かりません

ひだも傘と同じ色で、まったく見当がつきません



傘の色が薄い、ムラサキシメジに似たきのこです

ムラサキシメジのたぐいなのか? フウセンタケ属なのか

私には分かりません



もう一つ、分からないきのこです

脱落したつばが、柄に引っかかっています




ウズハツに似た、チチタケ属です

これまで見なかった場所に出てきました



もう終わったのかと思っていたハラタケ属です

でも、そろそろ本当に終わりのような気がします



Amanita vestita

終わったと言えば、テングタケ属も見なくなりました

久しぶりに見る、通称ティラミステングタケです

この種も、これが最後の1本になるかもしれませんね



最後は、冬虫夏草のたぐいです

ちょっと掘れば、なんかのサナギが出てきそうですが

そのままにしておきました

右やや後方に見える、小さなものは何でしょうね?


2024年11月5日火曜日

スッポンタケ などなど

 いつの季節でもそうなんですが、特に冬はわからないきのこが多い気がします

寒くなると、種類も量も減ってくるので、余計そう思います

今日も、あまり定かなものがなく、タイトルをどうしようかと思っていました


Phallus impudicus L.

地面から、白い玉が出てきました

まだ、ニョキっとなっていませんが

出てきた場所と、触った感じから、スッポンタケだと思います

これが出てくると、いよいよ冬といったところでしょうか



同じような白い玉ですが、こちらは柄が付いています

ホコリタケの仲間のようですが、表面にボツボツがなく

ツルっとしています

こんなホコリタケは見たことがありません



Strobilurus ohshimae (Hongo & Matsuda) Hongo ?

傘が白いのですが、柄は黄土色です

スギの落ち葉が見えていますが、スギエダタケかもしれません



Callistosporium luteoolivaceum (Berk. & M.A. Curtis) Singer ??

スギつながりで、黄色っぽいきのこです

腐朽したスギの枯れ枝から出てきています

なんだかよく分からないのですが、ヒメキシメジに似ている気がします

どうでしょうか?



最後はベニタケ属です

とても小さなベニタケで、落ち葉と比べると、その小ささがよくわかります



同じ種かどうかわかりませんが、同じく赤いベニタケです

昨日に続き、今日もポツポツベニタケ属に出会いました


2024年11月4日月曜日

紫系のきのこ などなど

 日に日に、朝の気温が下がってきます

この前は9℃台でしたが、今日は8℃台まで下がりました

今日は、紫色の傘のきのこが数種見られたので、それからです


Lepista nuda (Bull.) Cooke ?

最初は、控えめな紫色です

ムラサキシメジのたぐいでしょうか

ずいぶん早めのお出ましです

去年は、11月後半になってから出てきていました



Cortinarius salor Fr. ?

次は、鮮明な紫色です

多分、ムラサキアブラシメジモドキだと思うのですが

どうでしょうか?



さて、この紫は何でしょう?

柄が黄土色だし、何だかわかりません



Entoloma cyanonigrum (Hongo) Hongo ?

これは紫色というよりは、紺色ですね

コンイロイッポンシメジなんでしょうかね?

左はじに、小さな幼菌も見えてますが、よくわかりません



何となく紫色っぽいかな?という程度です

燃えカスをかぶって、変な色になってます

画像は載せませんが、ひだや柄の感じは、ミドリスギタケのように見えます

ちなみにこの材は、スギです



紫色は終わりです

何だか見慣れないきのこです

アカヤマタケのたぐいでしょうか?

アカヤマタケ属は、滅多に見ないので、よくわかりません



Entoloma album Hiroe

まだ、キイボカサタケはたくさん出ていますが

今年、あまり見かけなかったシロイボカサタケです

アカイボカサタケは、もう終わってしまったみたいです



最後は、まだまだ大量発生しているチチタケ属です

いつまで出続けるのでしょうね

2024年11月3日日曜日

ノウタケ などなど

 昨日とは打って変わって、快晴です


Calvatia craniiformis (Schwein.) Fr.

11月だというのに、ノウタケです

ここのところ、ポツポツ見かけていました

例年だと、11月はおろか、10月でも見ていません

夏のきのこですね



今日は、赤いベニタケをいくつか見ました

まだ十分に傘が開いていないのに、すでにかじられています



中には、傘が開いてもかじられていないものもあります



薄く緑がかったものもありましたが

この色は、この1本だけでした



これは何でしょう?

白っぽい玉っころが並んでいます

スッポンタケの幼菌ではありません

大きいものは、直径5センチを優に超えています

シラタマタケとかのたぐいなんでしょうか?

よくわかりません



これもなんだか分かりません

ヤマイグチみたいな風貌ですが、違うんです

ひだがあり、やや濃い色をしていました



これも何でしょう?

イタチタケのたぐいでしょうか?




最後も何だか分かりません

白がきれいなきのこです



2024年11月2日土曜日

フクロツチガキ などなど

 昨日から降っていた雨も、夕方になって上がってきました

今朝は、雨にも負けず、畑の周りを歩いてみました


Geastrum saccatum Fr.

フクロツチガキです

ここのところ、これを見ない日はなかったのですが

ずっと無視していました

たまには写真を撮らないと、忘れてしまうので、今日は撮ってみました



ちょっと古びて、傘が赤くなり始めていますが

ハラタケ属のなにかです

ハラタケ属も、だいぶ減ってきて、そろそろ終わりでしょうか



Lycoperdon perlatum Pers.

ホコリタケです

去年より、半月ほど遅れているようで

最近になって、たくさん出るようになりました



Amanita pseudoporphyria  Hongo

コテングタケモドキです

数は極めて少ないですが、ここのところたまに見かけます

でも、もう終わりの季節ですね



やはりテングタケ属ですが、何でしょう?

つばがり、傘の縁の溝線も明瞭で

ツルタケダマシでしょうか?



最近よく出ている、フウセンタケ属のなにかです

いつもは、梅雨の頃に出てくるのですが

この時期に、こんなにたくさん出るのは、初めてです



そして最後に、いつものチチタケ属です

子実体自体が、比較的長持ちすることもありますが

一向に衰えません

もしかしたら、ニオイワチチタケ(Lactarius subzonarius Hongo

かもしれませんね

ヌメリスギタケ(モドキ)

  ここのところ、ろくに雨が降っていないので 林の中は乾き気味です 今日は、1枚だけです Pholiota ヌメリスギタケだかヌメリスギタケモドキだかです いい感じに傘が開いていますが 乾燥しているため、傘の縁にシワが寄ってます