2023年8月28日月曜日

オニイグチ などなど

 きのこは、相変わらず多い状態が続いていますが

復活初日と比べて、少し落ち着いてきたようです


今年初めて見るオニイグチです

ここの林ではかなり少なく、年に3本も見られれば、すごいです

運よく、ちょうどよい傘の開き具合の個体に出会えました


イグチからスタートしたので、イグチを続けます

本当に美しい色の、ハナガサイグチです

ここまで鮮やかな色のきのこは、そうはないと思っています


ベニイグチも健在ですが、タケリタケ菌に侵された個体がかなり目立つようになりました

恐らく、半数以上が侵されていると思います


続いて、テングタケ属です

同じものばかりですが、見て楽しいシロオニタケです

個人的に、シロオニタケの傘のイボイボがたまりません


そしてこれは、”殺しの天使”といわれるドクツルタケかもしれません

柄がささくれてくるような兆しが見え、開き始めの傘の感じもいいです


毎度おなじみの、カバイロコナテングタケです

このきのこも、鮮やかな橙色なんですが、ハナガサイグチには勝てません


遅ればせながら、ベニタケ属も顔を出し始めました

とても小さなベニタケで、傘がほんのり赤いです


もう1種、ベニタケ属です

何本か出ていたのですが

傘が反り返っているのが、ベニタケらしくて、これを写真に収めました



この時期にあんまり見た記憶がありませんが、チャツムタケ属が出ています

十分に材が湿ったせいでしょうか


材が湿ったといえば、ヒメカバイロタケも所々に出ています


最後はなんだかわからないきのこです

小さいきのこで、材から出ています

全体に灰色っぽいのですが、傘の中央がより黒くなっています

つばが見えないので、クヌギタケ属とかなんでしょうか?

わかりません


2023年8月27日日曜日

モミジタケ などなど

 昨日、あれだけの種のきのこが出てしまうと

昨日見なかった種というのが難しいです

それでも、いくつか、昨日見なかった種がありました


今年初めてのモミジタケです

初めてといっても、何回も出てくるものではないようです

イボタケ科のきのこで、毎年この場所に出てきます


それでは昨日と同じように、テングタケ属からです

昨日もあったのですが、今日は小さいものが出ていたので、アップします

傘の粒々が角錐状になっているので、テングタケダマシでしょう

ここの林には、普通のテングタケが出ないようです


すでに今年も何回も登場している、カバイロコナテングタケです

あまり形のいいものがなく、とりあえずこれです


ちょっとブレてしまいました

昨日もたくさん出ていましたが、コナカブリテングタケのたぐいです

あまりにも密に出ているので、上から撮ってみました


つぼを破って傘の頭が出てきています

昨日もたくさんありましたが、この色からしてコテングタケモドキではないでしょうか


続いてイグチ類です

傘にシワが寄ってるイグチですが、なんだかわかりません


これもちょっとわからないイグチです

傘が真っ黒で、柄がアミアミの白っぽいイグチです

傘が黒いイグチは、柄も黒いものが多いのですが

柄が白いのは何でしょうね?

スミゾメヤマイグチとか、柄が白いようですけど、わかりません


最後は、小さくてきれいなきのこです

枯枝から出ていて、柄につばはありません

コガネハナガサタケでしょうか

2023年8月26日土曜日

テングタケ属復活、イグチ類全開

 朝方少し雨が降りましたが、日中は快晴です

今日になって、テングタケ属が完全に復活した感が出てきました

イグチ類も全開状態で、ここ3年間で最も多くのきのこに出会えた日です

まずは、テングタケ属から


今年初めて見るシロオニタケです

ようやくっていう感じですね

シロオニタケがここまで遅かったのは、初めてです


シロオニタケよりかなり大きく、傘のイボイボも立派で

色も付いている、オニテングタケでしょうか

左のものは、柄も太く、つかみきれない太さがあります


上のものと同じたぐいかもしれませんが

柄が白く、傘のイボイボもだいぶ違います

これはなんだかわからないテングタケ属のきのこですね


白くて大きめのテングタケ属です

まだ傘が開いていませんが、柄はかなり綿屑状の鱗片が付いてます

フクロツルタケとかシロテングタケといった、猛毒のものかと思います


同じ白いテングタケ属でも、こちらは柄がきれいです

シロタマゴテングタケとかでしょうか?


他にもテングタケ属はあるのですが、これで終わりにします

ヘビキノコモドキに似たきのこです

道の真ん中に、束になって出ていました


次はイグチ類です

今年はベニイグチが凄いです

いたるところに出ています

過去3年間で、ここまでベニイグチが出た年はありませんでした


ベニイグチに似た感じですが、コガネキクバナイグチです

なぜかこの種は、材に寄り添って出ることが多いようです

この2本も、まるで材から出ているように見えます


とてもきれいな橙色をした、ハナガサイグチです

今年は、いつも出ている場所から10mほど離れた場所で出始めました


傘と柄のコントラストが絶妙のイグチです

あんまり鮮明ではありませんが、柄はアミアミになっているようで

キアミアシイグチなのかもしれません


あとはよくわからないイグチです

黄色っぽい傘が細かくひび割れた感じになっています


傘が薄っすらと緑がかったイグチで、ミドリニガイグチに似ている気もしますが

ちょっと違う印象を受けてます


それ以外のきのこもアップしておきます

傘の一部がめくれて、ひだの色がよくわかります

大形のハラタケ属のきのこです


これはなんだか全然わからないきのこです

傘の感じはヒトヨタケ属に似ていますが、一体何でしょう?


最後は、アリノタイマツです

これが出るのは、今年2回目です

今日は、30種以上のきのこを見ることができ、幸せな一日です

2023年8月25日金曜日

イグチ類 など

 今日も明け方に雨が降りました

イグチ類はかなり復活したのですが、テングタケ属はいまいちです


柄が長く、立派なベニイグチです

去年まで、この場所にベニイグチは出ていなかったと思うのですが

今日も、けっこうな数が出ています


ちょっとボケてしまいましたが、キクバナイグチのたぐいです

黒ずんでしまって、肉の色がわかりません


よくわからない、黄土色の傘のイグチです


これもよくわからない、渋い色の傘をしたイグチです

管孔面は白いようです



ちょっと古びた感じですが、キイロイグチです

そんなに広い範囲ではないにも関わらず、5種類のイグチを見ることができました



小さなきのこですが、よ~く見ると、きれいなきのこです

オリーブサカズキタケでしょうか?

枯枝から、かなり密に出ています


最後はなんだかわからないきのこです

地面に積もった落ち葉の間から出ているように見えますが

こういう場所から出るきのことしては、あまり見ない色の傘をしています

傘と柄が同色ですが、傘の内側は白っぽく見えます

2023年8月23日水曜日

陶芸のこと

 暑い夏にビールを飲むのもいいですが

おいしい冷酒を飲むのも、洒落た感じがしませんか?

そう思って、冷酒用のカップを作りました


近いうちに、鈴鹿ハンター内の Wara Marcheさんに納品します

Wara marche(@waramarche) • Instagram写真と動画

2023年8月22日火曜日

冬虫夏草 などなど

 もう少し雨が降るかと思いましたが、深夜に少し降っただけで

昼間は晴れています

それでも、林の中は十分なお湿りだったようで、葉も濡れていました


冬虫夏草です

ほじっていないので、下に何が埋まっているのかわかりませんが

たくさん出ています

この周辺は、毎年冬虫夏草がよく出てきます


昨晩の雨のおかげで、ハリガネオチバタケが山のように出ています

ここの林で見るハリガネオチバタケは、傘が白いです


これはもしかして、今年の初物でしょうか?

あんまり記憶に残っていませんが、キツネタケの仲間です


これは梅雨のさなかの7月に写真を撮った覚えがあります

久しぶりに見るキヒダタケです

例年、なぜかあまりいい状態のものに出会えません


イグチ類をもう一つ

木に挟まれてとっても狭そうなキクバナイグチです

これは、肉が黄色くないので、普通のキクバナイグチなんでしょうかね


最後は、たぶんイッポンシメジ属ではないかと思うきのこです

なんでしょうか?

傘のてっぺんのイボが見えません

2023年8月21日月曜日

ベニイグチ などなど

 最近になって、ようやく畑のまわりでもミンミンゼミが鳴き始めました

えっ、今頃?と思うかもしれませんが

平地ではこれまで、クマゼミが優勢で、ミンミンゼミはもう少し標高が高い所でないと、いないのです

クマゼミのピークが過ぎ、平地でもミンミンゼミが鳴き始めたのです


昨日と同じような赤いイグチが、別の場所でも出てました


周辺を見ると、傘が開いたベニイグチが出ています

もしかしたら、昨日のきのこもベニイグチだったのかもしれません


よく似た感じですが、こちらは傘がヒビヒビになっているので

キクバナイグチのたぐいでしょうね


夏も後半になってくると

イグチ類は、すぐにタケリタケ菌に侵されて、こんな姿になってしまいます

本来、何イグチだったのかもわからないほどに、変わり果てた姿です

柄にちょっと赤い部分があるので、ベニイグチだったのかもしれません


今日はもう1種、傘も柄も茶色いイグチが出ていました

茶色いイグチは何種類もあるので、なんだかわかりません



久しぶりに、ベニタケらしいベニタケが出ていました

傘が薄っすら緑っぽい、白いベニタケです

だんだんきのこが復調している様子が、楽しくなります


テングタケ属は、まだ本格的な復調とはいきませんが

なんとなく、これはテングタケ属っぽいですね


また、なんとなくヒメカバイロタケが出ているのも、おかしな感じです


最後は、頭がつかえてしまった、キヌカラカサタケ属のきのこです

ここのところ、このきのこもコンスタントに見られます

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...