2022年9月15日木曜日

フクロツルタケ などなど

 夜中の雨の音で目が覚め、昼も30℃に達しない、きのこ日和です

今日はフクロツルタケづいていました

傘がちょっと丸っこく、膜の破片がくっついています

初めてこれを見たときは、なんと美味しそうなきのこだろうと思いましたが

きのこ研究者から、「猛毒です」と言われ、ショックでした

傘が開いていないと、さらに美味しそうに見えるのですが、姿に騙されてはいけないんですね


同じくテングタケ属のカバイロコナテングタケですが、ここにきて、息の長さを発揮しています

この橙色の傘を触ると、手にこの色の粉が付くんです

凄い凄いと思って、いつも触ってみるんですが、かみさんから「また、素手で触ってる!」と怒られています


うちの田んぼの脇に、1本だけアカマツが生えています

そのすぐ下から、とてもきれいなベニタケ属が1本だけ出ていました

ベニタケ属は例によって、よくわからないのですが、この色合いは初めて見るものです

アカマツ自体、何本も残っていないので、と、勝手にアカマツとペアだと決めつけてますが、私にとって貴重な1本です


さて、菌根菌つながりでイグチです

キクバナイグチなんでしょうけど、傘のひび割れがささくれ立ってしまいました

一体どうしたんしょう?


最後は冬虫夏草のたぐいです

今日は試しにほじってみたのですが、ツクツクボウシの幼虫を期待したにもかかわらず、白いものが伸びていて、本体が付いてきませんでした

土の中に置いてきてしまったのでしょうか?残念

2022年9月14日水曜日

ドクツルタケ などなど

 5日続けて32℃を超えてます

昨日の夜も、毒きのこの番組をやってました

前にも書きましたが、きのこはなんにも悪くありません

そこで、今日はわざわざドクツルタケを探してみました

それなりに出ています

傘に留まっているハエをどうしようかと思いましたが、あえてそのままにしました

幼菌もかわいいではありませんか

でも食べてはいけません

誤食も試食もだめです


おまけにカエンタケも見付けてしまいました


これもテングタケ属です

ツルタケに似た感じですが、よくわかりません

今年、何回か見かけましたが、スマートなシルエットです


これもきれいな感じのキツネノカラカサ属です

傘の中央だけ色がついていて、ドクツルタケとは違った感じの白さです

写真を撮った時は気づかなかったのですが、右下に幼菌が出ていましたね


最後はチャヒラタケに似たきのこです

雨も降っていないのに、けっこうたくさん出ています

もしチャヒラタケだとしたら、アセタケの仲間なのですが、そのむかし、「食べると汗をかくのでアセタケというん」と言われたことがありますが、真偽のほどは知りません


2022年9月13日火曜日

ヤマナメクジ

 今日も32℃を超えて、暑い!

カタツムリはかわいいと思えるのに、ナメクジはなぜ気持ち悪いのだろう?

殻の有無だけで、こんなにも心象が違うのも、理不尽なような気がします

そして巨大なヤマナメクジ

10センチ以上もあるジャイアントナメクジです

枯れたアカマツから出ている、古びたヒメカバイロタケを食べに来ました

「これはたまらなく、うまい!」といったところでしょうか


やっぱり今年はソライロタケの当たり年みたいです

6つある散歩コースの内、2つにソライロタケが出る場所がありますが、行くたびに出ています

今日は4本、見かけましたが、これが一番整っています


ソライロタケよりもっと濃い青のナスコンイッポンシメジも、近くで見かけました

傘がかじられていたので、どうしようかと思ったのですが、この角度だと、かじられたところをかなり隠せるので、念のため1枚


青の次は赤です

傘も柄も赤い小さなきのこ

アカヤマタケの仲間だと思うのですが、傘がトゲトゲしています

赤色系のきのこは、どうしても写真を撮らずにはいられません


小さいといえば、このイグチ

ビロード状の傘がかわいい感じです


もう一つ、小さいきのこです

軽トラの荷台に堆肥を放置していたところ、キラタタケみたいな形をしたきのこが出ていました

私は、この堆肥の匂いを知っているので、見ているだけで臭いのですが、きのこに匂いは関係ないでしょうね

2022年9月12日月曜日

シロオニタケ などなど

 二日続けて32℃を超えました

暑い

メディアでは、カエンタケに続いてドクツルタケがやり玉に挙げられています

食べない限り、人間に害はありません

それでもって、シロオニタケです

もちろんこれも毒きのこですが、見ている分には十分楽しめるのです

もう10年以上前ですが、まだそんなにきのこを見る機会がなかった頃

当時勤めていた職場で初めてシロオニタケを見て、その独特の外見に大変感動しました


もう一つ、テングタケ属です

コナカブリテングタケのたぐいだと思いますが、画像検索すると、傘の感じが様々です

柄にこのような白いモシャモシャが付いているものは、コナカブリテングタケのたぐいだと、勝手に思っています


次はイグチです

管孔面は白いのですが、後は真っ黒

特に柄は、見事に黒く、アミアミも明瞭です

柄の下の方も、かなりはっきりアミアミが見え、さてさて・・・


さて、こちらはなんだか汚らしい色合いのきのこです

こんなに群がって出るのは、ある程度絞られると思うのですが、あまりにも汚らしい色なので、考えたくもありません

もうちょっと、黄色がはっきりしているとかならいいんですけど

あ~、見ているだけで鳥肌がてってきそうです


最後はナラタケモドキです

左が普通の大きさのナラタケモドキですが、やたらと大きいのがあったので、右側に置いてみました

ナラタケモドキは小さい方が美味しいといいますが、こんなに大きいのはどうなんでしょう?

この巨大化したナラタケモドキも、普通の大きさの束の中に、1本だけ突出して出ていました


2022年9月11日日曜日

はびこるナラタケモドキ などなど

 つい最近、「ナラタケモドキ などなど」というタイトルを使っているので、今日は頭に”はびこる”を付けてみました

ナラタケモドキです

普通に出ていると、やや束になっているもののつつましいのですが

ちょっと脇に目を移すと、とんでもないことになっています

まさに”はびこって”いるんですね

こんなに食べてはいけません

食べすぎると消化不良を起こすと言われているようです


なにか一種類がはびこっていると、他のきのこは姿を消しています

不思議ですが、みんながみんな蔓延っていると、それはそれはすごいことになってしまいます

というわけで、傘が赤いイグチです

青変するかどうか確認しなかったのですが、コウジタケに似ていると思っています


傘がとってもこげ茶色のイグチです

コゲチャイロガワリとかが似ているように思うのですが、どうでしょう?


よくわからないきのこですが、材から出ていて、傘に条線も見えます

クヌギタケ属のなにものかでしょうか?

その左下にある極めて小さなきのことの2ショットであることを、後から気づきました


2022年9月10日土曜日

トガリスズメバチタケ

 9月5日に見た、後ろにスズメバチの死体が転がっているきのこを、改めて見に行き、落ち葉をどかしてみました

なんと、スズメバチから出ていたんですね

あの時落ち葉をどかしていれば、二度手間にならずにすんだのに・・・


そしてまた、正体不明の棒のきのこに出会いました

全体に白く、上の方で枝分かれしています

後ろのほうにも、白い棒がボヤっと見えますが、このあたりに何本か出ています

ナギナタタケの仲間なんでしょうか?ホウキタケのたぐいではないように思います


もう一つ、棒のきのこです

やたらとたくさん出ていますが、白いのは岩盤です

田んぼののり面に、無数に出ていて、こんな光景を見るのは初めてです


さて、9月に入って出始めたナラタケモドキですが、早いものでもう終わりになろうとしている木も出てきました


最後はフウセンタケ属です

ナラタケモドキもそうですが、これもきっと食べられるんだろうな?と思いつつ

だれも料理をしてくれないし、食べようともしないので、いつも見るだけです

2022年9月9日金曜日

カレハキツネタケ

 朝の内雨だったので、今日は畑の脇の林をちょっと歩いただけです

カレハキツネタケです

どうしてもキツネタケのたぐいは、きれいだとは思えません

ましてやこれは”カレハ”ですよ

う~ん


それに比べると、名前はわかりませんが、これなんか100倍きれいに見えます

傘の条線がはっきりしているところが、美しさを増しています


肥料の空き袋が邪魔ですが、ハナオチバタケは100倍どころではありません

特に今日のハナオチバタケは、色が薄くケイムラとでもいいましょうか、格段にきれいです


カレハキツネタケも、古びて傘がビロビロになったほうが、きれいかもしれませんね


最後です

今日もズキンタケが出ていました

できれば色のついたやつが見たいのですが、普通のズキンタケだけです

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...