2022年8月8日月曜日

ススホコリ

 林の中は地面も材も十分な湿気

なのにきのこの種類はとっても少ない

出ている数は決して少なくないのに、シロホウライタケやアシグロホウライタケばかりで、”これは!”というきのこに出会えませんでした


その中で一番目立っていたのが、変形菌類のススホコリ

蛍光イエローの美しい姿が魅力的です


このシロホウライタケみたいなやつは、そこらじゅうの細い枯れ枝にくっついているし

このホウライタケの仲間も、いたるところの落ち葉の中から出ていました


大きめのきのこは、イグチ類がちらほらで

こげ茶色のイグチと

密かにミカワクロアミアシイグチではないかと思っている、黒いイグチしか出会うことができませんでした

2022年8月7日日曜日

梅雨みたいなきのこ

 日の出前まで少し雨が降っていましたが、午後は晴れ渡っています

3回目の梅雨明けですよ

3回も梅雨がある年もめったにないです

そのためか、梅雨の時期のようなきのこが多く出ています

こんなホウライタケの仲間や

こんなクヌギタケの仲間

こんなオチバタケの仲間が随所で見られました


また、梅雨明けなので、シロハツモドキも出てきて、って出てくるのも今年3回目ですよ


これは梅雨明けとは関係ないのですが、ちょっとかっこいいニッケイタケだったので、撮ってみました

ニッケイタケもなかなかかっこいいものに出会えません


最後はビョウタケです

こんなに密に出ていると、アートです

2022年8月5日金曜日

カバイロツルタケ などなど

 夕方になって雨が降っています

日中はいくらか気温も抑えられ、ちょっとだけ楽な日でした

まだ傘が開いていませんが、今年初のカバイロツルタケです

テングタケ属も外生菌根菌なので、毎年同じ木の周りに出てきます

これも同じたぐいなのですが、どうしたことか、傘の色が眼玉マークのようになっています

鳥よけじゃあるまいし、雨のせいですかね?なんでしょう?



ボタンイボタケでしょうか、これもだんだん大きくなってきました

何ヵ所かで見られますが、よく湿っていると元気みたいです



畑の脇の林の中をのぞくと、キツネタケの仲間がたくさん出ています

どちらかというと、人間臭い場所に出るようです



最後は、菌類に侵されたカミキリムシです

セミは2回見ましたが、カミキリムシは初めてです

体全体の色も変わってしまうんですね

2022年8月4日木曜日

ナラタケモドキ などなど

 ときどき雷が鳴り、雨が降ってきます

不安定な天気です

以前勤務していた千葉県の職場では、梅雨の時期と秋の初めの2回、ナラタケモドキが出ていました

三重県に来て、去年は秋の初めにしか見なかったので、こちらはそうなんだと思っていました

ところが、今年はこの暑い時期にあちらこちらでちらほらとナラタケモドキを見ます

でも、去年の秋口に見た場所は、まだ出てきていません

去年、見落としていたことも考えられますが、さすがに写真のような状況を見落とすとは思えないし、何がきっかけなんでしょうね?


なかには、申し訳程度にぽそぽそ出ているものもありますが・・・


ホオベニシロアシイグチです

なんだか、傘が薄汚れた感じで、美しくないです

今は、ヒビワキクバナイグチ・コガネキクバナイグチというのがあるようですが、これはどちらでしょう?

今日は激しく雨が降りましたが、昨日までの数日間は雨がなく、柄がズリ剥け状態になっています


ナラタケモドキを除くと、メンバーが固定しているようで、ワクワク感が薄らいでいます

キアミアシイグチだったる、シロオニタケに似たものだったり

と思って、去年の写真を確認しましたが、やはりおなじでした


2022年8月2日火曜日

ソライロタケ などなど

 風が吹いても涼しくない

ただ暑いだけ

ちょっと傘が開きすぎていますが、今年の初ソライロタケです

涼しげな色ですが、全然涼しくありません

おまけに、”初”といっても、そもそもこれを見るのは年に何回もありません


だんだん暑苦しい感じのきのこになっていきます

ボロボロになった材から出ているニワタケです

柄が真っ黒なので、どこにあるのかわかりずらいのですが、傘の根元を見るとちゃんとあります


ソライロタケを見た後だと、ほんとに暑苦しい色だと思えるベニイグチです

今年はタケリタケキンが元気で、イグチ類はすぐに白く侵されてしまっていますが、これは今のところ”元気”?です


最後はチャヒラタケに似たきのこです

ちょっと暑さが引く感じですが、チャヒラタケだったらアセタケ科なので、やっぱり汗が出てしまいます

2022年8月1日月曜日

おかしなきのこばかり

 今日は初ツクツクボウシです

それにしても暑い!

そのためではないのですが、おかしなきのこばかり見かけました

最初はまともなきのこです

紺色をしたきのこですが、柄が白っぽく見えるので、何でしょう?


だんだん変なものになっていきます

イグチ類ですが、傘が開く前から他の菌類に侵されたようで、コケが生えたような色になっています

まさか、この色が本来の色ではないと思うのですが


ある意味普通なのですが、この暑いのにナラタケモドキに似たきのこです

あなたが出るのは今じゃないでしょ、と言いたいきのこです


これは全然変じゃないんですけど、変形菌類がはびこっています

最近、やけに白いのがくっついているなと思っていたのですが、今日は気が向いたので、接近してみました


これが一番変です。初めて見ました

まだ元気な真竹にくっついている、噛み終わったチューインガムみたいなものです

竹から出ているので、”タケタケ”なんちゃって

でも、出ているわけではなく、表面にくっついているだけのようです

柔らかく、ぷにぷにした感じで、容易に剝がすことができます

一体何でしょう?


2022年7月31日日曜日

ハラタケ属

 実は二日続けて、朝に豪雨に会っていましたが、今日は無事です

チヂミザサに囲まれて、白いハラタケが出ています

最近、大きめの白いハラタケをぽつぽつ見ます


こちらは傘にうろこ状の模様があります

笹に邪魔されて、傘が歪んでいますが、つばもはっきりして、柄がざらついた感じです


夏本番の少し前、雨が降るとこのきのこが出てきます

名前は知りませんが、顔の高さから2メートルくらいまでのあいだに出ていて

下から見上げる感じで鑑賞することができます

傘が透けてとてもきれいです


土が露出しているところでは、イボタケの仲間のモミジタケが出ています

だいぶ目につく大きさのものが増えてきました


最後は黄土色をしたハナオチバタケ

梅雨のころは赤いものを見ていましたが、この色は今年初めてです

二日続いた朝の雨の恩恵でしょうか

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...