2022年7月23日土曜日

クリイロイグチ

 先週をピークとして、少しずつきのこの種類が減ってきました

真夏になると、地面も乾いて、きのこも出たり出なかったり

クリイロイグチに似たきのこです

傘の内側は、外側から想像できないほど白いです

こういうこっそり出ているきのこも好きです


ミドリニガイグチでしょうか?

柄のアミアミが鮮明に見えています

前者と違い、ここに出ているぞ!と存在を訴えているようなきのこです


ちょっとムジナタケに似たきのこです

柄の縦縞が気になります

夏は、大形で存在感のあるきのこに目がいってしまいますが、積極的に存在をアピールしていないきのこにも目を向けたいです


ミカワクロアミアシイグチに似た、真っ黒なきのこです

外生菌根菌なので、根に沿ってたくさん出ているのですが、こんな黒いのがたくさん出ていると、とても不気味です


最後はテングタケ属です

シロオニタケよりイボイボがまばらで、ちょっと色もついています

私には、もうちょっと傘が開かないとなんだかわかりません

2022年7月22日金曜日

イボカサタケ

 2度目の梅雨明けです

自然は正直で、前回の梅雨明け後には泣かなかったクマゼミが、ジャワジャワいってます

さて、今日はイボカサタケ三色です

最初は黄色いキイボカサタケです

いつもより余計にとんがっています


二つ目は白いシロイボカサタケです

こちらもてっぺんのポツンがいつもよりはっきりしています


三つめはなんでしょう?

最近、黄色、白、赤のほかにも、青、薄黄、橙色、朱鷺色など種類が増えて、これが何色なのかわかりません

ウスキイボカサタケの色が近い気もしますが、どうでしょう

ちなみに、アカイボカサタケはまだ出ていません


キクバナイグチもちらほら見られるようになりました

材から出ているように見えますが、実は太い木に寄り添って出ているんです

キクバナイグチではよく見られます


最後は、普段無視しているコテングタケモドキです

あまりにもたくさん出ているので、無視していますが、これはつぼといい、傘の色といい、とてもいい感じだったので、撮ってみることにしました

2022年7月21日木曜日

イグチ類いろいろ

 今日は今年初めて見るイグチ類がいろいろ出ていました

ヤマドリタケ属のダイダイイグチです

実は今年初めて見たわけではないのですが、写真を撮れる状態なのが初めてです

やや暗い橙色で、暖色系のはずが、周囲を暗い雰囲気にします


ヤマイグチ属のアカヤマドリです

千葉県にいたころは、かなり多く見ましたが、亀山市へ来て初めて見ます

毎日歩く林には、ほとんど住んでいないんでしょうね

同じように、ここの林に住んでいないのが、タマゴタケです

なにか足りない樹種があるのでしょうか?


キヒダタケ属のキヒダタケです

実はこれも、朽ち果てたものを何回か見ていたのですが、写真を撮れる状態のものは今年初です


イチョウタケ属のニワタケです

イグチ目なのですが、これはイグチ科ではなく、イチョウタケ科です

柄が見えませんが、黒いんです


これはなんだかわからないイグチです

傘の表面も柄も黒いんですが、ミカワクロアミアシイグチとは全然違うんです

初めて見るイグチです


最後です

イグチ類を侵しているタケリタケです

元のイグチがなんだかわからないほど、傘がぶくぶくです

柄は白っぽく、アミアミも見えます

ほかに、ベニイグチもタケリタケに侵されているものも出ています

2022年7月20日水曜日

ドクツルタケなどなど

 何日かぶりで、まったく雨が降っていません

そろそろドクツルタケと思っていたところ、柄がささくれた感じの白いきのこ

もしかして、ドクツルタケ

柄が傘の中心に来てほしいのですが、残念


なんとなくツルタケのようなのですが、条線が周りだけで、カッパツルタケと呼ばれているものなのでしょうか?

シルエットは大変美しく、凛としています


以前から思っているのですが、シロオニタケのたぐいが出てくる姿は

頭がイボイボの雪だるまみたいです

親子のように佇んでいます


最後はフウセンタケ属を2種続けます

どちらも名前は分かりませんが、もうちょっと早い時期に見られるはずが、今になってしまいました

2022年7月18日月曜日

ベニイグチなどなど

 いつもの林はイグチ類が花盛りです

キニガイグチを筆頭に、種類も数もかなり多いです

まずはタイトルどおり、ベニイグチと思われるものです

昨年もこの場所にベニイグチが出ていたので、そうかなと思っています

今年2度目のキイロイグチです

黄色がきれいなのですが、なぜかきれいだと思えないきのこです

後は私にはよくわからないイグチ類ですが、続けてアップします


テングタケ属が卵から生まれようとしていました

そろそろドクツルタケが出てもいいころですが、もうちょっと伸びてこないとわかりません


最後は何でしょう?この手のきのこはあまり見ていないので、私にはわかりません

ナギナタタケの仲間なんでしょうか?地面から出ているので、ツノマタタケではないと思うのですが・・・


2022年7月17日日曜日

カバイロコナテングタケ

 早朝はヒグラシが、じきにクマゼミに鳴き声が変わりました

タイトルどおり、カバイロコナテングタケです

いつもの散歩コースで見られるテングタケ属も、残すところあと数種となりました


上の枝と下の枝が同じ樹種かどうかわかりませんが、上にはチャヒラタケが、下にはビョウタケがでています

よく見ると、チャヒラタケの左側にビョウタケが進出し、領地を広げようとしています

この時期、どちらも一歩も譲りません


今日も午後から雨が降り出しましたが、雨が多いので、こんなのとか

こんなのとか

こんなのが、たくさん出ています


2022年7月16日土曜日

ハナガサイグチ

 朝のうち、雨が降っていない時間にきのこ散歩にでかけました

天候が不順なせいか、もうハナガサイグチが出てきてしまいました

私のイメージでは、夏も終盤という時期に出てくるのですが、早いです

ダイダイイグチより黄色に近く、あまり大きくなりません


テングタケ属も多く出ていますが、その中でテングタケダマシです

去年、きのこ研究者から外皮膜の破片が尖っているので区別できると教えていただきました

傘が開いても、ツブツブはとんがったままです


毎日、歩く場所を変えているのですが、今日もコトヒラシロテングタケに出会えました

10年ほど前は、白いテングタケはみなシロテングタケかと思っていましたが、違ったんです


材から出てるきのこも、十分な湿り気で元気です

まだ小さいですが、チャツムタケ属の何者かです

これも材から出ていて、きれいだと思って撮ったのですが、残念ながら私にはなんだかわかりません

硬くてペラペラなきのこ

  なんだちっときのこが出てきません まるで、2月頃の雰囲気です 例年、11月は少ないながらも、ゼロという日は、ほとんどありません 今日も、軟らかいきのこは皆無 せっかくの機会なので、硬いきのこの写真を撮りました Trichaptum biforme (Fr.) Ryvarden...