2022年12月31日土曜日

石水渓

 正月用品の買い出しも終わったので、安楽川の上流域にあたる、石水渓へ行ってみました

夏は家族連れで賑わうこの場所も、さすがに閑散としていて、誰一人いません

普段、散歩する林からは、直線で10キロまでないのですが、奥山といった感じです

2年ほど前には、クマの目撃情報もあった場所です

場所が変われば、いつもの林で見ないきのこも出ています


出ている、というよりはへばりついている感じですが

タマチョレイタケ目のなにものかでしょうね

子実層面が、複雑な迷路のようになっていいます



さて、いつもの林の今日のきのこです

週に一回出てくる、オレンジガサだと思い込んでいるきのこです

広い林の中でも、この場所でしか見られません

この場所に来るのが週に1回なので、このきのこも週に一回登場するんです

今日のは比較的整っていました

2022年12月30日金曜日

ヒイロタケ など

 晦日です

あと一日で、令和四年も終わりです

撮りたいきのこに会えない日が、かなり出てきました

でも今日は2種あります


最初はヒイロタケです

たぶん、ちょっと前からあったんでしょうけど、今日、気付きました

同じくらいの大きさのヒイロタケが2枚連なっています



もう1種は、なぜかこの季節にオチバタケの仲間です

右側にあるどんぐりのへたと比べても、小さいことがわかります

偶然そこに視線がいかない限り、見付けることができないと思います

それも、2本も出ています

冬に出るタイプもあるんでしょうかね?

2022年12月28日水曜日

ムラサキシメジ? など

 久しぶりの穏やかな一日

いいですねぇ

穏やかな日は、きのこも穏やか?


紫色が落ちてきて、褐色っぽくなっていますが

ムラサキシメジに似たきのこがありました

もっとたくさん出てもいいと思っているんですけど

いつも、ぽつんぽつんと1本ずつしか出てきません



ハチノスタケなんですけど

こんな細い枝から出たら、大きくなれませんよ

1センチ程度の小さい傘で、頑張っています



ここのところ、こういう形のきのこが幅をきかせています

2ミリ前後の小さいもので、ハイイロクズチャワンタケに似た感じです

かわいそうな名前ですが、まぁ、その通りなので受け入れてください

2022年12月27日火曜日

ビョウタケ目 など

 アメダスに記録されないような僅かな雨も含め

今日で4日連続で降っています

三重県は、暖かいイメージがありますが、北勢と呼ばれる県北の冬は寒いです

奥の山は、雪をかぶる日がけっこうあり、今日はうっすら虹が出ていました


さて、今日のきのこです

タイトルは”ビョウタケ目”としましたが、ロクショウグサレキンの仲間と

ヒナノチャワンタケの仲間です

雨のせいか、ロクショウグサレキンの緑が鮮やかです


ヒナノチャワンタケの仲間を改めて見ると

色は違うものの、ロクショウグサレキンと同じような形をしていますね



これも雨の効果でしょうか、ハラタケ形のきのこも出ていました

材から出ているきのこですが、なんの仲間かよくわかりません


もう1種類、茶色っぽいきのこも出てます

冬にしては珍しく、普通のきのこを2種類も見ることができました


円形の薄い、材に張り付くきのこです

きっと、タマチョレイタケ科のなにかなんでしょうけど

硬いきのこは、はかなさがないので、いつが見頃なのかわからないです

2022年12月25日日曜日

日の出

 冬至も過ぎましたが、もうしばらく日の出の時間は遅くなっていきます

1月の上旬まで、もう5分ほど遅くなります

私が暮らしていた千葉では、7時を過ぎることはありませんでしたが

すでに7時をちょっと回ってからの日の出です


今朝の太陽は、雲に隠れながら昇ってきました

太陽に照らされて、地面も空気も徐々に温まっていきます


昨日降った雪も、朝日に照らされて、赤く染まっています

赤いです

2022年12月24日土曜日

ホコリタケ

 時折雪が混じる、冷たい雨の一日でした


湿り気が効いたのでしょうか

寒さにも負けずに、ホコリタケが出ていました

去年の最後のホコリタケは12月21日でしたから、3日遅いことになります

去年はそろそろ、センボンクヌギタケが顔を出し始めていましたが

今年はまだ気配がありません


クリスマスイブなので、赤い実の写真もアップしてしまいます

ヤブコウジでしょうか?

正月の縁起物なのでしょうが、たくさん実がついています


2022年12月23日金曜日

ヒナノチャワンタケの仲間 など

 昨日は昼からも雨が降り、林の中はしっとりと湿っています

加えて、風も強く、気温も下がっていて、寒さが染みてきます


奥に見える山は、1,000mを超える山で、かなり白くなっていました

周りの山を見る限り、900mから上が白くなったようです


雨のおかげで、ヒナノチャワンタケの仲間が目立つようになりました

梅雨の時期のオチバタケのように、雨の効果が抜群です


上のものに比べると、ちょっと緑がかっていて、平べったいものです

違う種なのかどうかわかりませんが、夏のビョウタケ・冬のヒナノチャワンタケですね


これはだいぶ前に出たヒラタケですが

その後長いこと、干からびていました

昨日の雨で水分を吸ったのはいいのですが、今朝の冷え込みですっかり凍ってしまい

棒で叩くと、コツコツ音がします

冷凍食品のようになってしまいました


冬になると、ほかに撮るものがないので、1回は撮るのですが

かねてから、クロコブタケの新鮮な姿とは、どういうものなのか?

どうでもいいような気もしますが、ちょっと気になりました

2022年12月20日火曜日

わからないきのこ

 予報では、今朝の最低気温は0度だったのですが

なんのことはありません

結局-3.1度まで下がりました

そこまで下がると、野菜の葉も凍っていて、収穫できないんです


さて、今日のきのこ

材から出ているなんだかわからないものが1本だけです

周りをコケに囲まれて、よく見ないと、どこにあるのかわかりません

コケは元気ですね

2022年12月19日月曜日

魔のxニンジン

 東海道新幹線が止まったり、大変な寒波が来たり

どうしてもいやなニュースが記憶に残ります

三重県亀山市も、今朝はマイナス4.5度を記録


タイトルの”魔のx(エックス)ニンジン”です

店頭に並ぶことはないでしょうけど、固く嵌まっていて取れません


さて、今日のきのこです

めったに普通のきのこには出会えませんが

ニガクリタケににたきのこが、また出ていました

歩いている地面の下や、落ちている枝の中で、多くの菌類が出番を待っていると思うと、一人で感激してしまいます

2022年12月18日日曜日

野登山初冠雪

 昨日は昼から冷たい雨

夕方はまだ白くなかったのですが

今朝、亀山市北部の野登山が白くなっていました

初冠雪です


さて、今日のきのこです

また、松ぼっくりから出てきたきのこです

マツカサキノコモドキかニセマツカサシメジのどちらかだろうと思われますが

ご覧のとおり、古びてしまっていて、定かではありません

2022年12月16日金曜日

オレンジガサ? など

 一雨ごとに寒さが増してきます

明日も、午後から雨の予報です


私が勝手にオレンジガサだと思っている小さなきのこです

本当は何だかわからないのですが、アカヤマタケ属であることは

間違いないと思っています

寂しいことに、今日は1本しか見つけることができませんでした



そのかわりに、同じような形をした白っぽいきのこがありました

ほんのりと赤みを帯びていて、ちょっと透明感がある小さなきのこです



ヒラタケ風のきのこが1本だけ出ています

ヒラタケと言えば、重なるように出てくるのに

これは1枚だけです

おまけに、出ているのはクズからです


最後に、トウゲシバの胞子が目立つようになってきました

冬ですねぇ

2022年12月15日木曜日

初氷

 今朝の最低気温は-3.6度

初氷です

朝、長ネギを収穫しようと思ったのですが、これも凍っていました


ヒビヒビの氷の写真は、それだけ見ると何だかわかりませんね

こんな寒い日、普通のきのこはみつかりません


今までとは別の枯木から、黒い怪しいきのこが出ていました

クロサイワイタケの仲間だと思っているのですが、どうなんでしょう

これまで見たのは、一列に並んで出ていたのですが

この木は、一か所からまとまって出ています

どうも、そんなに腐朽が進んでいない材で

樹皮が剥けたところから出てくるようです



かなり腐朽が進んだ材に、黄色っぽいものがくっついています

まだまだ小さいので、どんなきのこなのか見当もつきません

そもそも、大きくなるんでしょうかね



2022年12月14日水曜日

小さな紅葉

 昨日は思ったほど雨が降らず

林冠が茂っている所では、地面も乾いたままでした

今日は、日の出前に10℃ほどあった気温も、日中は10℃以下の寒い一日

午前中に、一瞬だけ雪が混じりました

きのこはないのですが、10センチほどの小さな木が紅葉しています


赤というより紅色ですね


ハゼのたぐいでしょうか

この木だけ真っ赤で、周りの笹は緑のままです

笹は強いです

すぐに蔓延って、道を塞いでしまいます

道に出てこなければ、刈られることもないのに、残念

2022年12月12日月曜日

朝日を浴びる硬いきのこ

 名前を知らないきのこばかりだと

タイトルをどうしようか、迷ってしまいます

別にそのきのこが何であってもいいんですが、名前があったほうが便利ですね


どうしても下を向いて歩いていることが多くなるのですが

たまには、上を見上げてみるのもいいかもしれません

最初はネンドタケのたぐいかと思ったのですが、違うようですね

半円形の傘が重なり、朝日を受けて不思議な模様になっています



下を向いて歩いても、こんなきのこは、偶然に目がそこに向いて

さらに、ピントが合わないと見つからないんです

その偶然に巡り合えたことに感謝です

2022年12月11日日曜日

乾きはじめたきのこ

 エノキタケが出る場所へ行ってみたのですが、まだなにも変化がありません

昨日のスッポンタケは、激しく異臭を放ち、近寄りがたい状況です


それでもって、今日のきのこですが

わからないきのこしか見られませんでした

2か所で見たのですが、どちらも乾き気味です

白い柄が印象的ですが、傘のはじが黒くなってしまっています



乾いてしまうと、みんな同じに見えてしまいますが

こちらは、柄に少し色がついているようで

さらに、柄の下端に白いモシャモシャが付いています

2022年12月10日土曜日

スッポンタケ など

 毎朝の散歩の後は、畑仕事

今は、長ネギ、ニンジン、ひのなカブなどを出荷しています

さて、今日のきのこの最初はスッポンタケ


今まで、ここにスッポンタケがあることに気付きませんでした

いつも歩いている道のすぐ脇なのに

ずっと白い玉っころがあったはずです

なんかあると思って、笹の葉を払ったら、スッポンタケがポキッと折れてしまいました

柄の空洞に、笹の茎を通して、何事もなかった風を装いましたが

柄に線が見えてしまっています

また、なぜか頭に、玉っころの皮を載せています



次は、ニガクリタケに似たきのこがひしめき合っています

この周辺に、さらに多く出ています

この場所は、去年も寒くなってからこんなきのこが出ていました

冬に出たくなる、ニガクリタケのたぐいなんでしょうね



12月に入ってから、あちこちでこの白いタマチョレイタケ科の硬いきのこが

新しい傘を広げ始めています

硬いきのこなのに、一年しかもたないんです

何年もかけて大きくなるものがあると思えば、毎年出直すものもあるんですね


2022年12月9日金曜日

乾き気味

 またしばらく雨が降っていないので

林の中も乾き気味です

昨日のきのこはゼロ

今日は1

寂しいです

やや乾いた感じの、わからないきのこです

二日続けて、ゼロかと思ったのですが、かろうじてこれ1本でした

2022年12月7日水曜日

御在所岳

 たまのレジャーで、昼から御在所岳へ行ってきました

きっと20数年ぶりだと思います

カモシカセンターはずいぶん前に閉園となり

楽しみにしていたカモシカは見られませんでした


これは下りのロープーウェイですが、白鉄塔が立派です

標高1,212mということもあり、山頂は氷点下


若狭湾から琵琶湖を抜けて吹き付ける冷たい風が、樹氷を作ります

雪は、ほんのちょっとしか残っていないのに

風があたるここだけ、枝がモショモショになっています


さて、今日のきのこです

動物が掘った穴の壁に、なんだかわからないきのこが数本出ていました

いきなり土から出ていて、フウセンタケ属とかの菌根菌なのかもしれませんね


2022年12月6日火曜日

ウラベニガサ属

 ここのところ、雲が多い日が続きましたが

今日はだいぶ青いところが多く広がりました

コナラの巨木も、そろそろ葉が落ちてしまいそうです


今日のきのこは、ウラベニガサ属が1本だけです

乾いてきていて、傘は反り返って、割れてしまっています

でも、この時期には珍しく、傘が10センチ近くある、立派なものです


別角度からもう1枚

傘がほのかにピンク色  というほどでもないですね

そろそろ、エノキタケが出てきてもいいかなと思うのですが

今年は出会うことができるでしょうか?

ヌメリスギタケ(モドキ)

  ここのところ、ろくに雨が降っていないので 林の中は乾き気味です 今日は、1枚だけです Pholiota ヌメリスギタケだかヌメリスギタケモドキだかです いい感じに傘が開いていますが 乾燥しているため、傘の縁にシワが寄ってます