2023年8月31日木曜日

ツルタケ などなど

 8月も最後です

8月前半は雨が降らず、きのこも出てきませんでしたが

8月26日から一気に挽回してきました

今日は、また新たなきのこが顔を出しています


まだ、傘が開き切っていませんが

なんとなくツルタケのような気がします

時々、この頭が河童のようなツルタケを見ます



レンズか曇って、ソフトフォーカスになっていますが

かなり白い色をしたツルタケ3兄弟です


そして、つばが付いたツルタケダマシでしょうか?


シロオニタケも、今日は傘が開いているものを何本か見ました

シロオニタケは、傘が開く前の、丸いイボイボがかわいいのですが

立派な姿も撮っておかないと


こういう感じですね

でも、これは傘のイボイボがシロオニタケと違うような気がします

柄の基部も、大きく膨らんでいるようなので、別種かと思います


ドクツルタケもどんどん出てきています

これは柄がささくれているので、はっきり見えます


今日はこのヘビキノコモドキが、いつになくたくさん出ていました

例年、そんなに多く見られるきのこではないのですが

かなりの数が出ていて、びっくりです


イグチ類も数多く出ていますが、ベニイグチはだいぶ落ち着きました

ちょっと古びた感じですが、材の中を縫って出てきた

キクバナイグチです


橙色のきれいなイグチも出ていましたが、これはなんだかわかりません



新たに加わったきのこです

まだ出てきたばかりで、よくわかりませんが

ベニウスタケとか、そんなたぐいの幼菌でしょうか?



最後はイボタケです

今までよく見ていたイボタケとは違う種で

ボタンイボタケに似ています


2023年8月29日火曜日

ハイカグラテングタケ などなど

 きのこの好調は続いています

8月上旬に雨が降らなかったので

それまでふつふつとしていたきのこが、一気に出ている感じです


テングタケ属の中でも、大形のハイカグラテングタケです

これも、数が少なく、年に2回も見られれば、みっけもんです

一説によると、大変美味だというのですが

テングタケ属なので、怖くて食べる気になりません


テングタケ属といえば、ドクツルタケが一気に増えました

あちこちで、普通に見られるようになっています

これは間違っても、食べてはいけません

死にます


白いテングタケ属の幼菌が固まって出ています

この状態だと、私にはなんだかわかりません


実は、傘が開いたものもあったのですが

傘が開いても、ちょっと自信がないんです

コトヒラシロテングタケに似ているのですが、なんだか雰囲気が違うような気もします


どうも今日は、迷うきのこが多い日のようです

これも、ツルタケに似た感じですが、自信がもてません


それでも、これはヘビキノコモドキではないかと思っています



イグチ類は、相変わらずベニイグチが多く出ています


今年は、この色が薄目のベニイグチに酷似したものをよく目にします

個体差なのか、別種なのか、私にはわかりません


ベニイグチに続いて、コガネキクバナイグチもかなり増えてきました

これも、材の中を縫って出てきています

菌根菌なので、どこかで、何らかの根とつながっているはずですけど

こいつの菌糸は、どれくらい伸びてくるんでしょうね


これは、傘のひび割れが、上のものより細かいんですけど

同じ種なんでしょうか?迷いますね


この前は、和名を失念していましたが、ヌメリコウジタケだと思います

ベニイグチと比べると、数は少ないですが、よく出ています


これも自信がないのですが、ムラサキヤマドリタケのような気がしています

千葉にいた頃に、何度か見ているのですが、だいぶ前なので、忘れていました

もしそうだとしたら、この林で初めて見るものです


傘が黒いイグチも、何種かありました

細かくひび割れていますが、オニイグチのたぐいではないようです

なんでしょう?


一転して、キイロイグチです


最後は、ベニタケ属です

ちょっと渋い色の傘です

2023年8月28日月曜日

オニイグチ などなど

 きのこは、相変わらず多い状態が続いていますが

復活初日と比べて、少し落ち着いてきたようです


今年初めて見るオニイグチです

ここの林ではかなり少なく、年に3本も見られれば、すごいです

運よく、ちょうどよい傘の開き具合の個体に出会えました


イグチからスタートしたので、イグチを続けます

本当に美しい色の、ハナガサイグチです

ここまで鮮やかな色のきのこは、そうはないと思っています


ベニイグチも健在ですが、タケリタケ菌に侵された個体がかなり目立つようになりました

恐らく、半数以上が侵されていると思います


続いて、テングタケ属です

同じものばかりですが、見て楽しいシロオニタケです

個人的に、シロオニタケの傘のイボイボがたまりません


そしてこれは、”殺しの天使”といわれるドクツルタケかもしれません

柄がささくれてくるような兆しが見え、開き始めの傘の感じもいいです


毎度おなじみの、カバイロコナテングタケです

このきのこも、鮮やかな橙色なんですが、ハナガサイグチには勝てません


遅ればせながら、ベニタケ属も顔を出し始めました

とても小さなベニタケで、傘がほんのり赤いです


もう1種、ベニタケ属です

何本か出ていたのですが

傘が反り返っているのが、ベニタケらしくて、これを写真に収めました



この時期にあんまり見た記憶がありませんが、チャツムタケ属が出ています

十分に材が湿ったせいでしょうか


材が湿ったといえば、ヒメカバイロタケも所々に出ています


最後はなんだかわからないきのこです

小さいきのこで、材から出ています

全体に灰色っぽいのですが、傘の中央がより黒くなっています

つばが見えないので、クヌギタケ属とかなんでしょうか?

わかりません


2023年8月27日日曜日

モミジタケ などなど

 昨日、あれだけの種のきのこが出てしまうと

昨日見なかった種というのが難しいです

それでも、いくつか、昨日見なかった種がありました


今年初めてのモミジタケです

初めてといっても、何回も出てくるものではないようです

イボタケ科のきのこで、毎年この場所に出てきます


それでは昨日と同じように、テングタケ属からです

昨日もあったのですが、今日は小さいものが出ていたので、アップします

傘の粒々が角錐状になっているので、テングタケダマシでしょう

ここの林には、普通のテングタケが出ないようです


すでに今年も何回も登場している、カバイロコナテングタケです

あまり形のいいものがなく、とりあえずこれです


ちょっとブレてしまいました

昨日もたくさん出ていましたが、コナカブリテングタケのたぐいです

あまりにも密に出ているので、上から撮ってみました


つぼを破って傘の頭が出てきています

昨日もたくさんありましたが、この色からしてコテングタケモドキではないでしょうか


続いてイグチ類です

傘にシワが寄ってるイグチですが、なんだかわかりません


これもちょっとわからないイグチです

傘が真っ黒で、柄がアミアミの白っぽいイグチです

傘が黒いイグチは、柄も黒いものが多いのですが

柄が白いのは何でしょうね?

スミゾメヤマイグチとか、柄が白いようですけど、わかりません


最後は、小さくてきれいなきのこです

枯枝から出ていて、柄につばはありません

コガネハナガサタケでしょうか

2023年8月26日土曜日

テングタケ属復活、イグチ類全開

 朝方少し雨が降りましたが、日中は快晴です

今日になって、テングタケ属が完全に復活した感が出てきました

イグチ類も全開状態で、ここ3年間で最も多くのきのこに出会えた日です

まずは、テングタケ属から


今年初めて見るシロオニタケです

ようやくっていう感じですね

シロオニタケがここまで遅かったのは、初めてです


シロオニタケよりかなり大きく、傘のイボイボも立派で

色も付いている、オニテングタケでしょうか

左のものは、柄も太く、つかみきれない太さがあります


上のものと同じたぐいかもしれませんが

柄が白く、傘のイボイボもだいぶ違います

これはなんだかわからないテングタケ属のきのこですね


白くて大きめのテングタケ属です

まだ傘が開いていませんが、柄はかなり綿屑状の鱗片が付いてます

フクロツルタケとかシロテングタケといった、猛毒のものかと思います


同じ白いテングタケ属でも、こちらは柄がきれいです

シロタマゴテングタケとかでしょうか?


他にもテングタケ属はあるのですが、これで終わりにします

ヘビキノコモドキに似たきのこです

道の真ん中に、束になって出ていました


次はイグチ類です

今年はベニイグチが凄いです

いたるところに出ています

過去3年間で、ここまでベニイグチが出た年はありませんでした


ベニイグチに似た感じですが、コガネキクバナイグチです

なぜかこの種は、材に寄り添って出ることが多いようです

この2本も、まるで材から出ているように見えます


とてもきれいな橙色をした、ハナガサイグチです

今年は、いつも出ている場所から10mほど離れた場所で出始めました


傘と柄のコントラストが絶妙のイグチです

あんまり鮮明ではありませんが、柄はアミアミになっているようで

キアミアシイグチなのかもしれません


あとはよくわからないイグチです

黄色っぽい傘が細かくひび割れた感じになっています


傘が薄っすらと緑がかったイグチで、ミドリニガイグチに似ている気もしますが

ちょっと違う印象を受けてます


それ以外のきのこもアップしておきます

傘の一部がめくれて、ひだの色がよくわかります

大形のハラタケ属のきのこです


これはなんだか全然わからないきのこです

傘の感じはヒトヨタケ属に似ていますが、一体何でしょう?


最後は、アリノタイマツです

これが出るのは、今年2回目です

今日は、30種以上のきのこを見ることができ、幸せな一日です

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...