2025年9月23日火曜日

シロオニタケ などなど

 朝の気温が20℃を下回るようになりました

そして、ようやくテングタケ属も普通に出るようになりました

猛暑の影響が長く続きましたね


Amanita virgineoides Bas

立派なシロオニタケの幼菌です

最近、ポツポツ出ていましたが、8月の中旬から見ていなかったので

なんだかうれしいです



Amanita pseudoporphyria Hongo

コテングタケモドキです

ここの林では、テングタケ属が出る時、最初に出てくる種ですが

今回は、そうでもなかったようです



Amanita sychnopyramis Corner & Bas f. subannulata Hongo ?

傘のイボイボが尖っているので、テングタケダマシでしょうか?

こんなにたくさんイボイボしているのは、初めて見ました



Agaricus abruptibulbus Peck

ウスキモリノカサだと思います

ハラタケ属は、まだ出てきていますが

一気にでたので、だいぶ落ち着いてきました



Xeromphalina campanella (Batsch) Maire

ヒメカバイロタケです

真夏には出ないきのこなので、夏が終わったということでしょうね



Heimioporus japonicus (Hongo) E. Horak

イグチ類は、継続して好調です

まだまだベニイグチが出てきています

奥の草の中にも、1本見えますね



Boletellus aurocontextus Hirot. Sato

ベニイグチと並んで、コガネキクバナイグチも盛んに出てきています



よくわかりませんが、これは傘の肉が黄色くありません

柄も白っぽいし、普通のキクバナイグチなんでしょうかね?



Aureoboletus auriporus (Peck) Pouzar ?

ヌメリコウジタケでしょうか?

爽やかな風が吹いているので、傘が滑って見えません

触ってみると、滑っていることがわかります



Tylopilus castanoides Har. Takah. ??

なんとなく、クリイロニガイグチに似ています

傘の色が濃いのに対し、管孔面は白色です



最後は、やけに渋い色をしたイグチです

何でしょうね?

よく分かりません


2025年9月21日日曜日

ベニイグチ などなど

 爽やかな一日です

深夜に雨も降り、林の中も十分に湿っています

イグチ類は旺盛で、テングタケ属も少し姿を現しました


Heimioporus japonicus (Hongo) E. Horak

ベニイグチです

まだ軽症ですが、柄の根元が他の菌類に侵されています

多くのベニイグチが、タケリタケキンにやられ

真っ白の不気味な形になっていました



Retiboletus ornatipes (Peck) Manfr. Binder & Bresinsky 

キアミアシイグチでしょうか?

傘と柄のコントラストが好きです



Boletellus aurocontextus Hirot. Sato ?

コガネキクバナイグチでしょうか?

最初は何かと思ったのですが

雨に洗われて、傘の赤い色が抜けてしまったようです



Boletus aurantiosplendens T.J. Baroni ??

柄の状態がよくありませんが、立派なイグチです

コガネヤマドリに似ているように思いますが、どうでしょう?



Pleurotus djamor (Rumph. ex Fr.) Boedijn

トキイロヒラタケです

肉眼で見た時は、もっと鮮やかな色だったのですが

写真を撮ったら、くすんだ色になってしまいました




ようやく出てきた、テングタケ属です

コナカブリテングタケのたぐいのようですが、傘が白っぽいです

この他にも、シロオニタケが出ていましたが

雨に洗われ、傘のボツボツが取れてしまっていました



さて何でしょう?

まだ幼菌なので、何とも言えませんが、それなりに立派です

見た感じ、テングタケ属の可能性があるように思います



ベニタケ属ですが、何だか分かりません

ようやくこの季節の林の感じになってきました



Russula japonica Hongo

もう一つ、ベニタケ属です

シロハツモドキですが、ここの林で見た中では、最大級です



Artomyces pyxidatus (Pers.) Jülich 

最後は、ホウキタケ形のきのこです

たくさん出ていますが、小さな子実体です

この材からは、フサヒメホウキタケが出るので

これもそうかと思います





2025年9月20日土曜日

コガネキクバナイグチ などなど

 雨模様の一日です

気温も大幅に下がり、肌寒いくらいです

きのこは相変わらず、イグチ類とハラタケ科がメインとなっています


Boletellus aurocontextus Hirot. Sato

まだ傘が開いていませんが、コガネキクバナイグチです

今はこれが次々と出てきます



Pulveroboletus ravenelii (Berk. & Curt.) Murr.

そして久しぶりに見るキイロイグチです



この赤い傘は何でしょう?

イグチ類です

見た目だけでいうと、コウジタケが一番似ているように思いますが

よく分かりません



Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz

ハラタケ科は、数日前までたくさん出ていた、アカキツネガサが終わり

ザラエノハラタケが増えてきました



Agaricus abruptibulbus Peck

これから傘が開くところですが

きっと、ウスキモリノカサではないかと思います



これもまだ傘が開いていませんが

ベニタケ属のような気がします

ベニタケ属を見るのも、久しぶりです



最後は、オニフスベです

一番手前が、先日アップしたものですが

その周りにたくさん出てきました

一番手前のものも、一段と大きくなり、立派です


2025年9月18日木曜日

ハラタケ科のきのこ などなど

 昨日見たオニフスベ、今日はさらに成長し、大きくなっています

今は、ハラタケ科とイグチ類が多く出ています


Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 

ザラエノハラタケでしょうか

これが出てくる時期になりました

傘が洒落ています



Agaricus arvensis Schaeff. 

傘の表面は真っ白なのに、裏側は真っ黒です

ハラタケのたぐいは、こういうところが嫌いです

オオシロハラタケかもしれません



一番最初のザラエノハラタケに似た感じですが

私は違う種だとおもっています

他の種もそうですが、ハラタケのたぐいは似たものが多く、よくわかりません



Leucoagaricus rubrotinctus (Beeli) Sing. 

昨日のものとはちょっと雰囲気がちがいますが

これもアカキツネガサでしょうか?

菌株によって、子実体の雰囲気がちょっとずつ違うようです



Boletellus aurocontextus Hirot. Sato

スギに寄り添うように出てきた、コガネキクバナイグチです

まるで、この木から出てきてるように見えますね



Austroboletus fusisporus (Kawam. ex Imaz. & Hongo) Wolfe ??

イグチらしからぬ雰囲気を醸し出していますが、これもイグチです

まったく自信はありませんが、ヤシャイグチではないかと思っています



Phylloporus bellus (Massee) Corner ?

これは逆に、雰囲気はイグチですが、ひだがあります

それでも、イグチ科のキヒダタケのたぐいです

キヒダタケも種類が多く、細かいところまでは分かりません



Aleuria aurantia (Pers.) Fuckel 

これは初めてみるものです

キンチャワンタケかと思いましたが、柄が見当たりません

ヒイロチャワンタケなんでしょうかね



2025年9月17日水曜日

オニフスベ などなど

 そろそろ涼しくなってもいいと思います

きのこは、イグチ類がポツポツと種類が増えていますが

テングタケ属は、いまだ意気消沈したままです


Calvatia nipponica Kawam. ex Kasuya & Katum.

畑の一角に、オニフスベがいくつか出てきました

ダチョウの卵のようです

私自身、オニフスベを見るのは初めてです



Calvatia craniiformis (Schwein.) Fr.

オニフスベが出たので、同じ属のノウタケです

今日は、あちこちにノウタケが出ていました

今、ハラタケ科のきのこが多く出ています



ハラタケ科の何かですが、何だか分かりません

ナカグロモリノカサとか、そんなあたりなのでしょうか?

これも、複数個所で出ていました



Agaricus abruptibulbus Peck ?

色合いがよくありませんが、多分ウスキモリノカサではないかと思います




これも何だかよく分かりません

ヒロヒダタケ風なのですが、つばがあり、違うことがわかります

一体何でしょう?



これもやっぱり分かりません

傘の内側が赤っぽいので、イッポンシメジ属だと思うのですが

何でしょう?



Pulveroboletus auriflammeus (Berk. & Curt.) Sing.

最後は、今年最初に見る、ハナガサイグチです

いつ見ても美しいきのこです


2025年9月15日月曜日

アカキツネガサ などなど

 再びちょっと暑いですが、きのこは完全復活したようです

昨日より短い距離しか歩いていないのに、種類は多いです


Leucoagaricus rubrotinctus (Beeli) Sing.

今日は赤色系の傘のきのこが数種出ています

そこで、赤色系のきのこに絞ります

和名にも”赤”が付く、アカキツネガサです

夏も終わり(まだまだ暑いですが)ハラタケ科のきのこが出てきます



Marasmius pulcherripes Peck

ハナオチバタケのようです

傘のふちがヒラヒラしていて、フリルが付いてるみたいです



Gymnopilus aeruginosus (Peck) Sing.

ミドリスギタケです

大小混ざって、おもしろい感じです

地面から出ているように見えますが

下には板が敷かれています



Gymnopilus luteofolius (Peck) Sing. ??

同じたぐいですが、もしかしてムラサキスギタケかと思い、掲載します

ムラサキスギタケは、傘を切ると変色するらしいのですが

試していません



Boletellus aurocontextus Hirot. Sato

コガネキクバナイグチです

イグチ類を見るのは、いつ以来だったか

確か8月15日以来のイグチです

ちょうど1か月です



Boletus fraternus Peck ??

よく似た感じですが、こちらはコウジタケのような気がします

なんだか、めったやたらに出て、爆発しています



何だか分かりませんが、同系色ということでアップしておきます



これも何だか分かりませんが、同系色ということでアップします

だんだん薄い色になってきました



Marasmius siccus (Schwein.) Fr. ?

最後は、ハリガネオチバタケ風のきのこです


今まであんなに出ていなかったきのこが、一気に出てきた感じです

しばらくは、楽しめそうです


シロカノシタ などなど

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