2022年9月22日木曜日

ナスコンイッポンシメジ などなど

 朝は雨が降っていたので、散歩は昼からでした

昨日に引き続き、きのこは非常に少ないです

畑のナスも2日間とらなかったので、大きくなったかと思い収穫してみましたが、全然大きくなっていません

気温のせいでしょうね

でも、台風でギシギシ揺らされて、「今、出るとヤバいぞ!」ということでしょうか?

傘の状態があまり良くなかったので、黒っぽいゴミが落ちているみたいにしか見えませんね

でも、ナスコンイッポンシメジなんです

普段だったら、こんなに壊れたきのこの写真は撮らないのですが、今日は特別です


なんだかシワがよったオオゴムタケです

1個だけ、ポツンと出ていました

まあ、見てのとおり、材自体がそんなに大きくないので、いくつも出すだけのエネルギーがないのかも


きのこがあんまり少ないので、道からちょっと外れてみたところ

アカイボカサタケが数本出ていました

今年はこの竹林でしかアカイボカサタケを見ていないような気がします


この前の台風で落ちてきた枯れ枝に、ウスバタケに似たきのこが付いていました

写真を撮った時は、例によって暗い中での老眼乱視のため、ハリハリだと思ったのですが

帰ってきて写真を拡大すると、薄い板状のペラペラがたくさん並んでいました


最後はアシグロタケの仲間です

傘の一部がぼけているように見えますが、手前に小さなやつがもう一つ、出ています

普通のアシグロタケなのか、キアシグロタケなのかわかりませんが、今年は多かったように思います

2022年9月21日水曜日

ハナワラビ などなど

 雨が上がって二日目なので、きのこを期待して散歩に出かけました

残念   少ないです

急に気温が下がったせいでしょうか?

秋のきのこには、まだちょっと早いのかもしれません

でも、植物は秋のものが出ています

ハナワラビ属のシダですが、葉の鋸歯が鋭くないので、フユノハナワラビかもしれません

胞子葉が色づくのは、まだまだ先ですが、春先まで緑の葉が出ています


それでもってきのこですが、イグチのたぐいがポツポツ

キクバナイグチも心なしか、元気がないように見えます


逆にこの黒いイグチは、なぜか元気がみなぎっているように見えます


ほんのり赤いこのイグチも含め、みんな1本ずつしか出ていませんでした


きのこが少ない時は、この白いテングタケ属も目を引きます

ちょっとだけ、つぼがのぞいています

柄にササクレはなく、シロタマゴテングタケかもしれないと思っています


今日、最後に出会ったのは、キツネタケの仲間と思われるものです

きのこがたくさん出ている時は、見向きもしなかったものでも、こう少ないと、”あった~!”となりますね

2022年9月20日火曜日

クチベニタケ などなど

 台風14号の接近で、朝の散歩は中三日の休みでした

今朝は、日の出前まで雨がしとしと降っていたのですが、6時には雨も上がり、散歩に出かけました

ところが、このころから吹き返しの風が強くなり始め、10mを超える風で倒木もあり、危険です

でも、北西の風で涼しい朝、きのこの雰囲気も少し変わってきました

最初はタイトルにしたクチベニタケです

まだちゃんと割れておらず、赤い部分も小さいのですが、なんとなく口紅です


そして、名前はわかりませんが、チチタケ属です

こいつは、梅雨前と夏の終わりの、年2回出てきます


さんざん雨も降ったので、アラゲキクラゲも出てきました

まだ小さいのですが、ちょっと毛羽だった感じが見て取れます


こういう糸状のきのこは何種類もあるようですが、これは初めて見る状況です

出ているのは何かの種です

この種は、タヌキのタメグソに混じって一緒に排出されたもので、どこかで食べてきたんでしょうね

種を拾い上げてみましたが、間違いなく種から出ています


ツリガネタケだかなんだか、まだ小さいきのこを凌ぐ勢いの、オオボタンタケです

とても新鮮な色合いだったので、撮ってみました


久しぶりに見るダイダイイグチです

去年はたくさん出ていましたが、今年は何本も見ないで終わりそうですね



最後はしつこいようですが、カバイロコナテングタケです

何度見てもいい感じです


台風前にアップしたハリハリのきのこについて、知合いの研究者からオガサワラハリヒラタケではないかとのご教示をいただきました

2022年9月18日日曜日

台風がやってくる

 三重県亀山市から台風14号まで、まだちょっと距離がありますが、時折激しく雨が降ります

写真に写るほどの雨ですが、これで15ミリだったようです

40年ほど前、千葉から伊勢へ引っ越した時、雨粒の大きさが違うのでビックリでした


雨の合間に、畑の脇の林を覗いてみましたが、きのこはぽつぽつといった感じです

一旦干からびて、ひび割れしたところに大量の雨

もう、なんだか

イグチは傘がテカってしまっています

もう2日、雨の日が続きそうですが、台風の後は、また少し、きのこの雰囲気が変わるんではないかと思っています

2022年9月16日金曜日

ハリタケ などなど

 とりあえず、タイトルはハリタケとしたのですが、なんだかわからないきのこです

ハリハリがすごいので、きっと〇〇ハリタケとかいうものではないかと思っています

サルノコシカケ形のきのこですが、触った感じは、少しフカフカしています

ちょっと肉厚な感じですが、材の粉がいっぱい付いていて、きれいじゃありません


黄色っぽいハリハリが密に出ています

長さは均一ではなく、若干凹凸があります

傘を割ってみると、白い肉から、黄土色の針が密に出ているのがわかります

茹でる前のパスタのような見た目ですね

スケールを入れてありませんが、肉の部分と針の部分が同じくらいの厚さです

たまに分解してみるのも面白いかもしれません


さて、普通にきのこです

最初見たときは、オオワライタケかと思ってしまいましたが、近くで見ると違うようです

チャツムタケ属であることは変わりありませんが、ちょっと季節が変わってきたことを感じさせてくれます


腐朽が進んだ材から出ているウラベニガサ属です

これも真夏には見られなかったきのこですね


幼菌ですが、イグチ類かと思われます

まるで材から出ているように見えますが、このイグチにとって、この材は土の延長なんでしょうね


最後はよく似た色のきのこ2種です

3本セットで出ていたハナガサイグチも、とうとう1本しか出なくなりました

そして、ここのところ毎日出てくるカバイロコナテングタケです

この2種を並べて比べたことはありませんでしたが

ハナガサイグチの方が鮮やかな色でしたね


2022年9月15日木曜日

フクロツルタケ などなど

 夜中の雨の音で目が覚め、昼も30℃に達しない、きのこ日和です

今日はフクロツルタケづいていました

傘がちょっと丸っこく、膜の破片がくっついています

初めてこれを見たときは、なんと美味しそうなきのこだろうと思いましたが

きのこ研究者から、「猛毒です」と言われ、ショックでした

傘が開いていないと、さらに美味しそうに見えるのですが、姿に騙されてはいけないんですね


同じくテングタケ属のカバイロコナテングタケですが、ここにきて、息の長さを発揮しています

この橙色の傘を触ると、手にこの色の粉が付くんです

凄い凄いと思って、いつも触ってみるんですが、かみさんから「また、素手で触ってる!」と怒られています


うちの田んぼの脇に、1本だけアカマツが生えています

そのすぐ下から、とてもきれいなベニタケ属が1本だけ出ていました

ベニタケ属は例によって、よくわからないのですが、この色合いは初めて見るものです

アカマツ自体、何本も残っていないので、と、勝手にアカマツとペアだと決めつけてますが、私にとって貴重な1本です


さて、菌根菌つながりでイグチです

キクバナイグチなんでしょうけど、傘のひび割れがささくれ立ってしまいました

一体どうしたんしょう?


最後は冬虫夏草のたぐいです

今日は試しにほじってみたのですが、ツクツクボウシの幼虫を期待したにもかかわらず、白いものが伸びていて、本体が付いてきませんでした

土の中に置いてきてしまったのでしょうか?残念

2022年9月14日水曜日

ドクツルタケ などなど

 5日続けて32℃を超えてます

昨日の夜も、毒きのこの番組をやってました

前にも書きましたが、きのこはなんにも悪くありません

そこで、今日はわざわざドクツルタケを探してみました

それなりに出ています

傘に留まっているハエをどうしようかと思いましたが、あえてそのままにしました

幼菌もかわいいではありませんか

でも食べてはいけません

誤食も試食もだめです


おまけにカエンタケも見付けてしまいました


これもテングタケ属です

ツルタケに似た感じですが、よくわかりません

今年、何回か見かけましたが、スマートなシルエットです


これもきれいな感じのキツネノカラカサ属です

傘の中央だけ色がついていて、ドクツルタケとは違った感じの白さです

写真を撮った時は気づかなかったのですが、右下に幼菌が出ていましたね


最後はチャヒラタケに似たきのこです

雨も降っていないのに、けっこうたくさん出ています

もしチャヒラタケだとしたら、アセタケの仲間なのですが、そのむかし、「食べると汗をかくのでアセタケというん」と言われたことがありますが、真偽のほどは知りません


ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...