2022年9月20日火曜日

クチベニタケ などなど

 台風14号の接近で、朝の散歩は中三日の休みでした

今朝は、日の出前まで雨がしとしと降っていたのですが、6時には雨も上がり、散歩に出かけました

ところが、このころから吹き返しの風が強くなり始め、10mを超える風で倒木もあり、危険です

でも、北西の風で涼しい朝、きのこの雰囲気も少し変わってきました

最初はタイトルにしたクチベニタケです

まだちゃんと割れておらず、赤い部分も小さいのですが、なんとなく口紅です


そして、名前はわかりませんが、チチタケ属です

こいつは、梅雨前と夏の終わりの、年2回出てきます


さんざん雨も降ったので、アラゲキクラゲも出てきました

まだ小さいのですが、ちょっと毛羽だった感じが見て取れます


こういう糸状のきのこは何種類もあるようですが、これは初めて見る状況です

出ているのは何かの種です

この種は、タヌキのタメグソに混じって一緒に排出されたもので、どこかで食べてきたんでしょうね

種を拾い上げてみましたが、間違いなく種から出ています


ツリガネタケだかなんだか、まだ小さいきのこを凌ぐ勢いの、オオボタンタケです

とても新鮮な色合いだったので、撮ってみました


久しぶりに見るダイダイイグチです

去年はたくさん出ていましたが、今年は何本も見ないで終わりそうですね



最後はしつこいようですが、カバイロコナテングタケです

何度見てもいい感じです


台風前にアップしたハリハリのきのこについて、知合いの研究者からオガサワラハリヒラタケではないかとのご教示をいただきました

2022年9月18日日曜日

台風がやってくる

 三重県亀山市から台風14号まで、まだちょっと距離がありますが、時折激しく雨が降ります

写真に写るほどの雨ですが、これで15ミリだったようです

40年ほど前、千葉から伊勢へ引っ越した時、雨粒の大きさが違うのでビックリでした


雨の合間に、畑の脇の林を覗いてみましたが、きのこはぽつぽつといった感じです

一旦干からびて、ひび割れしたところに大量の雨

もう、なんだか

イグチは傘がテカってしまっています

もう2日、雨の日が続きそうですが、台風の後は、また少し、きのこの雰囲気が変わるんではないかと思っています

2022年9月16日金曜日

ハリタケ などなど

 とりあえず、タイトルはハリタケとしたのですが、なんだかわからないきのこです

ハリハリがすごいので、きっと〇〇ハリタケとかいうものではないかと思っています

サルノコシカケ形のきのこですが、触った感じは、少しフカフカしています

ちょっと肉厚な感じですが、材の粉がいっぱい付いていて、きれいじゃありません


黄色っぽいハリハリが密に出ています

長さは均一ではなく、若干凹凸があります

傘を割ってみると、白い肉から、黄土色の針が密に出ているのがわかります

茹でる前のパスタのような見た目ですね

スケールを入れてありませんが、肉の部分と針の部分が同じくらいの厚さです

たまに分解してみるのも面白いかもしれません


さて、普通にきのこです

最初見たときは、オオワライタケかと思ってしまいましたが、近くで見ると違うようです

チャツムタケ属であることは変わりありませんが、ちょっと季節が変わってきたことを感じさせてくれます


腐朽が進んだ材から出ているウラベニガサ属です

これも真夏には見られなかったきのこですね


幼菌ですが、イグチ類かと思われます

まるで材から出ているように見えますが、このイグチにとって、この材は土の延長なんでしょうね


最後はよく似た色のきのこ2種です

3本セットで出ていたハナガサイグチも、とうとう1本しか出なくなりました

そして、ここのところ毎日出てくるカバイロコナテングタケです

この2種を並べて比べたことはありませんでしたが

ハナガサイグチの方が鮮やかな色でしたね


2022年9月15日木曜日

フクロツルタケ などなど

 夜中の雨の音で目が覚め、昼も30℃に達しない、きのこ日和です

今日はフクロツルタケづいていました

傘がちょっと丸っこく、膜の破片がくっついています

初めてこれを見たときは、なんと美味しそうなきのこだろうと思いましたが

きのこ研究者から、「猛毒です」と言われ、ショックでした

傘が開いていないと、さらに美味しそうに見えるのですが、姿に騙されてはいけないんですね


同じくテングタケ属のカバイロコナテングタケですが、ここにきて、息の長さを発揮しています

この橙色の傘を触ると、手にこの色の粉が付くんです

凄い凄いと思って、いつも触ってみるんですが、かみさんから「また、素手で触ってる!」と怒られています


うちの田んぼの脇に、1本だけアカマツが生えています

そのすぐ下から、とてもきれいなベニタケ属が1本だけ出ていました

ベニタケ属は例によって、よくわからないのですが、この色合いは初めて見るものです

アカマツ自体、何本も残っていないので、と、勝手にアカマツとペアだと決めつけてますが、私にとって貴重な1本です


さて、菌根菌つながりでイグチです

キクバナイグチなんでしょうけど、傘のひび割れがささくれ立ってしまいました

一体どうしたんしょう?


最後は冬虫夏草のたぐいです

今日は試しにほじってみたのですが、ツクツクボウシの幼虫を期待したにもかかわらず、白いものが伸びていて、本体が付いてきませんでした

土の中に置いてきてしまったのでしょうか?残念

2022年9月14日水曜日

ドクツルタケ などなど

 5日続けて32℃を超えてます

昨日の夜も、毒きのこの番組をやってました

前にも書きましたが、きのこはなんにも悪くありません

そこで、今日はわざわざドクツルタケを探してみました

それなりに出ています

傘に留まっているハエをどうしようかと思いましたが、あえてそのままにしました

幼菌もかわいいではありませんか

でも食べてはいけません

誤食も試食もだめです


おまけにカエンタケも見付けてしまいました


これもテングタケ属です

ツルタケに似た感じですが、よくわかりません

今年、何回か見かけましたが、スマートなシルエットです


これもきれいな感じのキツネノカラカサ属です

傘の中央だけ色がついていて、ドクツルタケとは違った感じの白さです

写真を撮った時は気づかなかったのですが、右下に幼菌が出ていましたね


最後はチャヒラタケに似たきのこです

雨も降っていないのに、けっこうたくさん出ています

もしチャヒラタケだとしたら、アセタケの仲間なのですが、そのむかし、「食べると汗をかくのでアセタケというん」と言われたことがありますが、真偽のほどは知りません


2022年9月13日火曜日

ヤマナメクジ

 今日も32℃を超えて、暑い!

カタツムリはかわいいと思えるのに、ナメクジはなぜ気持ち悪いのだろう?

殻の有無だけで、こんなにも心象が違うのも、理不尽なような気がします

そして巨大なヤマナメクジ

10センチ以上もあるジャイアントナメクジです

枯れたアカマツから出ている、古びたヒメカバイロタケを食べに来ました

「これはたまらなく、うまい!」といったところでしょうか


やっぱり今年はソライロタケの当たり年みたいです

6つある散歩コースの内、2つにソライロタケが出る場所がありますが、行くたびに出ています

今日は4本、見かけましたが、これが一番整っています


ソライロタケよりもっと濃い青のナスコンイッポンシメジも、近くで見かけました

傘がかじられていたので、どうしようかと思ったのですが、この角度だと、かじられたところをかなり隠せるので、念のため1枚


青の次は赤です

傘も柄も赤い小さなきのこ

アカヤマタケの仲間だと思うのですが、傘がトゲトゲしています

赤色系のきのこは、どうしても写真を撮らずにはいられません


小さいといえば、このイグチ

ビロード状の傘がかわいい感じです


もう一つ、小さいきのこです

軽トラの荷台に堆肥を放置していたところ、キラタタケみたいな形をしたきのこが出ていました

私は、この堆肥の匂いを知っているので、見ているだけで臭いのですが、きのこに匂いは関係ないでしょうね

2022年9月12日月曜日

シロオニタケ などなど

 二日続けて32℃を超えました

暑い

メディアでは、カエンタケに続いてドクツルタケがやり玉に挙げられています

食べない限り、人間に害はありません

それでもって、シロオニタケです

もちろんこれも毒きのこですが、見ている分には十分楽しめるのです

もう10年以上前ですが、まだそんなにきのこを見る機会がなかった頃

当時勤めていた職場で初めてシロオニタケを見て、その独特の外見に大変感動しました


もう一つ、テングタケ属です

コナカブリテングタケのたぐいだと思いますが、画像検索すると、傘の感じが様々です

柄にこのような白いモシャモシャが付いているものは、コナカブリテングタケのたぐいだと、勝手に思っています


次はイグチです

管孔面は白いのですが、後は真っ黒

特に柄は、見事に黒く、アミアミも明瞭です

柄の下の方も、かなりはっきりアミアミが見え、さてさて・・・


さて、こちらはなんだか汚らしい色合いのきのこです

こんなに群がって出るのは、ある程度絞られると思うのですが、あまりにも汚らしい色なので、考えたくもありません

もうちょっと、黄色がはっきりしているとかならいいんですけど

あ~、見ているだけで鳥肌がてってきそうです


最後はナラタケモドキです

左が普通の大きさのナラタケモドキですが、やたらと大きいのがあったので、右側に置いてみました

ナラタケモドキは小さい方が美味しいといいますが、こんなに大きいのはどうなんでしょう?

この巨大化したナラタケモドキも、普通の大きさの束の中に、1本だけ突出して出ていました


ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...