2022年9月11日日曜日

はびこるナラタケモドキ などなど

 つい最近、「ナラタケモドキ などなど」というタイトルを使っているので、今日は頭に”はびこる”を付けてみました

ナラタケモドキです

普通に出ていると、やや束になっているもののつつましいのですが

ちょっと脇に目を移すと、とんでもないことになっています

まさに”はびこって”いるんですね

こんなに食べてはいけません

食べすぎると消化不良を起こすと言われているようです


なにか一種類がはびこっていると、他のきのこは姿を消しています

不思議ですが、みんながみんな蔓延っていると、それはそれはすごいことになってしまいます

というわけで、傘が赤いイグチです

青変するかどうか確認しなかったのですが、コウジタケに似ていると思っています


傘がとってもこげ茶色のイグチです

コゲチャイロガワリとかが似ているように思うのですが、どうでしょう?


よくわからないきのこですが、材から出ていて、傘に条線も見えます

クヌギタケ属のなにものかでしょうか?

その左下にある極めて小さなきのことの2ショットであることを、後から気づきました


2022年9月10日土曜日

トガリスズメバチタケ

 9月5日に見た、後ろにスズメバチの死体が転がっているきのこを、改めて見に行き、落ち葉をどかしてみました

なんと、スズメバチから出ていたんですね

あの時落ち葉をどかしていれば、二度手間にならずにすんだのに・・・


そしてまた、正体不明の棒のきのこに出会いました

全体に白く、上の方で枝分かれしています

後ろのほうにも、白い棒がボヤっと見えますが、このあたりに何本か出ています

ナギナタタケの仲間なんでしょうか?ホウキタケのたぐいではないように思います


もう一つ、棒のきのこです

やたらとたくさん出ていますが、白いのは岩盤です

田んぼののり面に、無数に出ていて、こんな光景を見るのは初めてです


さて、9月に入って出始めたナラタケモドキですが、早いものでもう終わりになろうとしている木も出てきました


最後はフウセンタケ属です

ナラタケモドキもそうですが、これもきっと食べられるんだろうな?と思いつつ

だれも料理をしてくれないし、食べようともしないので、いつも見るだけです

2022年9月9日金曜日

カレハキツネタケ

 朝の内雨だったので、今日は畑の脇の林をちょっと歩いただけです

カレハキツネタケです

どうしてもキツネタケのたぐいは、きれいだとは思えません

ましてやこれは”カレハ”ですよ

う~ん


それに比べると、名前はわかりませんが、これなんか100倍きれいに見えます

傘の条線がはっきりしているところが、美しさを増しています


肥料の空き袋が邪魔ですが、ハナオチバタケは100倍どころではありません

特に今日のハナオチバタケは、色が薄くケイムラとでもいいましょうか、格段にきれいです


カレハキツネタケも、古びて傘がビロビロになったほうが、きれいかもしれませんね


最後です

今日もズキンタケが出ていました

できれば色のついたやつが見たいのですが、普通のズキンタケだけです

2022年9月8日木曜日

ズキンタケ などなど

 まだまだ夏のきのこが絶好調ですが、盛夏には見られなかったきのこが混じってきています

今年お初のズキンタケです

まとまってたくさん出ていますが、こんなに出ているのを見るのは初めてです


今日もカエンタケが出ていました

この前のは、ただの棒だったんですが、今日のは枝分かれしていて、かっこいいですね

”触れてはならぬカエンタケ”


前にもアップしていると思いますが、ボタンイボタケです

両手で包んで持てるような感じが好きです


夏のキノコと言えば、テングタケ属

柄の根元が膨らんでいて、オニテングタケに似たきのこです

シロオニタケと比べても、傘のイボイボが疎な感じです


そして、このブログではおなじみのカバイロコナテングタケです

いつもながらきれいな色をしていて、外生菌根菌でなければ、鑑賞用に栽培したいくらいです


最後はなんだかわからないきのこです

イボカサタケに似た傘ですが、頂上のポツンがありません

色も、白ではなく、黄色でもなく

最近、”イボカサタケ”という名前の付くきのこも10種類以上になり、三色を覚えておけばいい時代じゃなくなったようです

2022年9月7日水曜日

平和三色イボカサタケ などなど

 タイトルの”平和三色”は”ピンフサンシキ”ではありません

”へいわ さんしょく”です

イボカサタケなんですけど、同じ日に白・黄・赤の三色を見ることは結構まれです

まずはシロイボカサタケ

他のもそうですが、傘の状態があまりよくありません

続いてキイボカサタケ

傘の下の方が欠けているのが残念です

そしてアカイボカサタケ


ついでに近縁といわれるソライロタケです

私の中では、ソライロタケは大変珍しいきのこのはずだったのですが、今年はアカイボカサタケより多く見ています

ソライロタケの当たり年でしょうか


また黄色に戻りますが、今年お初のキイロアセタケです

よく目立つ黄色で、もしかしたら、私自身最初に見るのかもしれません

傘のてっぺんがささくれていて、ひび割れた繊維質も明瞭に見えています


梅雨前以来のオオゴムタケです

5月に比べると、この時期は少ししか出ませんが、”夏もおわりだぁ”的な感じがします


さてさて、指先程度の小さな幼菌

これまでニガクリタケが出ていた所の大きな朽木が、8月に倒れてしまいました

もうここでは出ないのかと思っていたのですが、下向きに出始めてきました

ということで、これはおそらくニガクリタケなんだと思っています


最後はイグチなんですけど、イグチはどうでもよくて、イグチを食べにカタツムリが集まってきていました

集まるといっても2個体ですが、それでもカタツムリに人気のイグチなんでしょうね

2022年9月6日火曜日

カエンタケ などなど

 やっと、というか、これが普通というか、カエンタケが出てきました

確か数年前まで、とても珍しいきのこと言われていたような気がしますが、今ではすっかり有名人になってしまいましたね

テレビでもよく見かけるし、マツタケ以上の露出度かと思います


夏の間中、ちょっと湿っていればすぐに出てくるビョウタケ

あまりにもたくさんありすぎて、あんまり写真を撮ることもないのですが、1シーズンに3~4枚は撮った方がいいかなと思って、撮ることにしました

今日が3回目ですので、今シーズンはもういいかな


林の中の腐朽木は十分に湿り、最高気温も適度に下がってきたので、再びチャツムタケ属がポツポツ出ています

夏前ほど盛大ではないので、「あ~」程度なのですが・・


これはなんだかわかりませんが、今年はじめて見るきのこです

傘は薄く赤みがかった白色で、柄は黄土色をしています


最後はホコリタケです

いつも見るホコリタケより白っぽく、雰囲気も違う気がします

ホコリタケも何種類かあるようなので、もしかしたらいつものと違う種なのでしょうか

2022年9月5日月曜日

ナラタケモドキ などなど

 8月の上旬に、季節外れのナラタケモドキが出ましたが、9月に入りいつも通りにナラタケモドキが出てきました

これは桜の幹から出ているもので、これから大きくなろうしているものが、まわりにたくさん見られます

ナラタケモドキはたいへんな木材腐朽菌だそうで、これが出てくると腐朽がどんどん進んでしまいます


またしても失敗談です

先端が尖って見えたので、ナギナタタケかなと思いながら写真を撮ったのですが、家に帰って拡大してみてみると、どうも冬虫夏草のたぐいのようです

すぐ後ろにスズメバチみたいなハチの死体が落ちていますが、そこから出ているわけではないようです

この枯葉をどかしてみればよかったと、後悔しています


さて、この白いのは何でしょう?

ユキラッパタケに似ていると思うのですが、私のイメージでは、ユキラッパタケはもうちょっと華奢でなければなりません

たぶん、私の勝手な思い込みなんでしょうが


久しぶりのダイダイイグチです

今年はタイミングが悪いようで、あまり多く見ることができませんでした


ダイダイつながりで、これも久しぶりのダイダイガサです

かなり白っぽいですが、今年見たダイダイガサの中で最大の傘です

最大と言っても、ダイダイガサですから、とてつもなく大きいわけではありません


私は初めて見たのですが、ちょっと濃い色がついた扇形のきのこです

シジミタケのたぐいでしょうか?

初めて見るきのこは、その正体にたどり着くまで、けっこう時間がかかります

また、確信を得るための”なにか”が必要なんです


最後は、まったくもってわからないものです

材からいきなりひだが開いているような塊です

どういう状況なのでしょう

これは後日、研究者の方に聞いてみたいと思います

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...