2022年7月28日木曜日

ベニタケ属 その10

 朝からとても蒸し暑く、むしろ気温が高い昼の方が暑さを感じない日でした

また、きたない色のベニタケ属が出ていました

実物はもっと黒く見えたのですが、写真にするとそうでもないですね

ベニタケ属は名前を追求しませんが、黒いのはクロハツのたぐいかと勝手に思っています

ひだもこんな感じで、粗いので、クロハツモドキではないと思っています


口直しに、ほんのり赤いベニタケ属です

小形のベニタケ属で、傘が部分的に白いのも、桃みたいで美味しそう


だいぶドクツルタケが普通に見られるようになってきました

”殺しの天使”と言われるようですが、”白衣の殺し屋”というのはどうでしょう?


腐朽した材からやけに赤っぽいきのこが出ていました

散々出ていたチャツムタケ属はもう見なくなったのですが

傘を見ると、ちょっとざらついていて、これもチャツムタケ属?っていう感じです


最後はムクムクと地面から出てきたきのこです

まだ出てきたばかりなので、なんだかわかりませんが

イボタケの仲間でしょうか?

2022年7月26日火曜日

オニイグチなどなど

 二日続けておおむね34℃でした

う~ん、暑い

イグチも、これまでとは違うものが顔を出し始めました

オニイグチも何種類かあって、これが何なのかはわかりません

オニイグチ属としておけば、間違いないと思います


去年も見たのですが、これはなんだかわからないイグチです

去年は、イグチだと思って帰ってきたのですが、テングタケ属ではないかという疑念が湧き出したので、今年は、ちゃんと傘の内側も見てみました

やや粗めの管孔がちゃんとありました


コロコロとかわいいイグチが並んでいます

奥の方にも、ひそかにのぞいているイグチがあります

きれいな色のイグチですが、これもなんだかわかりません


色合いは前のイグチに似ていますが、柄が網目模様になっています


黒っぽい傘と黄色い柄のコントラストが、危険ゾーンを現わしているようなイグチ

傘の黒色が本来の色かどうかわかりませんが、キアシヤマドリタケに似たきのこです


なんとなく本来の色と違った感じに映ってしまいましたが、ホオベニシロアシイグチです

これは写真に耐えられる状態ですが、周りを見回すと、ベロベロに広がり切ったものがたくさん出ていました


最後はハラタケ科のきのこを3点

シロカラカサタケ属のアカキツネガサだと思っているきのこです

傘の表面がカサカサした感じですが、きれいな色のきのこです


さっきのオニイグチと並べると、よく似た模様ですが、ハラタケ属のきのこです

それにしても、ハラタケ属は唐突に出てくるんです

さらに傘の大きなハラタケ属

ハラタケ属は、アガリクスという学名がついています

なんだか聞いたことがあります

2022年7月25日月曜日

ハイカグラテングタケ

 きのこの雰囲気が少し変わってきました

だいたい1週間もすれば、雰囲気が少し変わるので、新たなステージに進んだんだと思います


ハイカグラテングタケに似たきのこが、で~んと出ていました
テングタケ属ではあまり見ないグレーの柄

それなりに大きいのですが、周りの落ち葉と同系色なので、あまり目立たない存在です


何かに侵されたセミです

これから子実体を出すのか、不完全世代なのかわかりません

冬虫夏草のたぐいは、独特の世界観があるようで、実に奥が深いようです


イグチだと思い、なんとなくひだはないよな~

くらいにしか見ていなかったのですが、2本ずつ出ているきのこです

ハラタケ目には”フタツミ・・・・”というのがありますが、これは何でしょう?

いつも、後になって、あ~もっとじっくり見ておけばよかった!と思うのです


最後はマンネンタケです

この前まで、頭が黄色い棒だったのが、マンネンタケらしく傘も大きくなりました

若いうちは、傘も赤茶色で、このくらいの時にとっても飾れます

2022年7月24日日曜日

ベニタケ属 その9

 競うように出ていた大形のイグチ類がすっかり姿を消しました

なんだかわからないきのこばかりです

最近、美しくない色のベニタケ属をちらほら見かけます

やはりベニタケは赤か白か、みとれる色でないといけません


これはなんだかわからないのですが、ベニウスタケに似ている気もします

色合いは十分目を引くのですが、もう少し大きくないと、鑑賞の喜びが足りません


これもなんだかわかりませんが、スギの実から出ている小さなきのこです

偶然足を止めたので、眼に入りましたが、探さないと見付けられない大きさです



今日、一番目に留まったのは、なんと硬いきのこです

まだ出てきたばかりなのも、眼を引いた一因だと思います

2022年7月23日土曜日

クリイロイグチ

 先週をピークとして、少しずつきのこの種類が減ってきました

真夏になると、地面も乾いて、きのこも出たり出なかったり

クリイロイグチに似たきのこです

傘の内側は、外側から想像できないほど白いです

こういうこっそり出ているきのこも好きです


ミドリニガイグチでしょうか?

柄のアミアミが鮮明に見えています

前者と違い、ここに出ているぞ!と存在を訴えているようなきのこです


ちょっとムジナタケに似たきのこです

柄の縦縞が気になります

夏は、大形で存在感のあるきのこに目がいってしまいますが、積極的に存在をアピールしていないきのこにも目を向けたいです


ミカワクロアミアシイグチに似た、真っ黒なきのこです

外生菌根菌なので、根に沿ってたくさん出ているのですが、こんな黒いのがたくさん出ていると、とても不気味です


最後はテングタケ属です

シロオニタケよりイボイボがまばらで、ちょっと色もついています

私には、もうちょっと傘が開かないとなんだかわかりません

2022年7月22日金曜日

イボカサタケ

 2度目の梅雨明けです

自然は正直で、前回の梅雨明け後には泣かなかったクマゼミが、ジャワジャワいってます

さて、今日はイボカサタケ三色です

最初は黄色いキイボカサタケです

いつもより余計にとんがっています


二つ目は白いシロイボカサタケです

こちらもてっぺんのポツンがいつもよりはっきりしています


三つめはなんでしょう?

最近、黄色、白、赤のほかにも、青、薄黄、橙色、朱鷺色など種類が増えて、これが何色なのかわかりません

ウスキイボカサタケの色が近い気もしますが、どうでしょう

ちなみに、アカイボカサタケはまだ出ていません


キクバナイグチもちらほら見られるようになりました

材から出ているように見えますが、実は太い木に寄り添って出ているんです

キクバナイグチではよく見られます


最後は、普段無視しているコテングタケモドキです

あまりにもたくさん出ているので、無視していますが、これはつぼといい、傘の色といい、とてもいい感じだったので、撮ってみることにしました

2022年7月21日木曜日

イグチ類いろいろ

 今日は今年初めて見るイグチ類がいろいろ出ていました

ヤマドリタケ属のダイダイイグチです

実は今年初めて見たわけではないのですが、写真を撮れる状態なのが初めてです

やや暗い橙色で、暖色系のはずが、周囲を暗い雰囲気にします


ヤマイグチ属のアカヤマドリです

千葉県にいたころは、かなり多く見ましたが、亀山市へ来て初めて見ます

毎日歩く林には、ほとんど住んでいないんでしょうね

同じように、ここの林に住んでいないのが、タマゴタケです

なにか足りない樹種があるのでしょうか?


キヒダタケ属のキヒダタケです

実はこれも、朽ち果てたものを何回か見ていたのですが、写真を撮れる状態のものは今年初です


イチョウタケ属のニワタケです

イグチ目なのですが、これはイグチ科ではなく、イチョウタケ科です

柄が見えませんが、黒いんです


これはなんだかわからないイグチです

傘の表面も柄も黒いんですが、ミカワクロアミアシイグチとは全然違うんです

初めて見るイグチです


最後です

イグチ類を侵しているタケリタケです

元のイグチがなんだかわからないほど、傘がぶくぶくです

柄は白っぽく、アミアミも見えます

ほかに、ベニイグチもタケリタケに侵されているものも出ています

何だか分からない きのこ

  今朝は、今シーズン最も冷え込み、-3.5℃でした とりあえず、ここならきのこが出てるかな?と思う場所へ行ってみました 前にもアップしましたが、落ち葉から出ている小さなきのこです 形が崩れてきているので、古いものかもしれません