2024年10月27日日曜日

カワムラフウセンタケ などなど

 今にも雨が降り出しそうな空模様が、一日続きました

夜には雨が降るそうです


Cortinarius purpurascens (Fr.) Fr.

落葉に隠れるように出てきた、カワムラフウセンタケです

傘の下、柄やひだを見ると、薄紫色をしています

今年の春、これがカワムラフウセンタケだということを知りました



まだ小さいですが、このピンク色の傘

きっとトキイロヒラタケだと思います

小さいうちは、きれいなんですけど、大きくなると色が薄れてきます



あとは、いつもと変わり映えしません

傘がそっくり返った、カバイロツルタケです

小学生の頃、雨傘をビューンと振り回して、お猪口にするのが流行りました

これは、ビューンとしなくても、自然にお猪口になりますね



昨日も書きましたが、やっぱり今がオオワライタケの本来の時期なんですね

今日も、新たなオオワライタケが群れていました



今日は、茶系のチチタケ属です

色は違いますが、昨日の黄色いものと、大きさや傘の柄は、同じです



Psathyrella bipellis (Quél.) A.H. Sm. ?

最後は、よくわからないきのこです

ウスベニイタチタケに似ている気がしますが、わかりません



2024年10月26日土曜日

カバイロツルタケ などなど

 種類はそんなに変わらないのに、日ごとに目立つきのこが入れ替わります

相変わらず、よくわからないチチタケ属が多いのですが

今日はカバイロツルタケが目立っていました


Amanita fulva (Schaeff.) Fr.

というわけで、カバイロツルタケです

何本か出ていたうちの、一番生育が良くない、小さなものを撮りました



Amanita vestita

久しぶりに見る、通称ティラミステングタケです

11月に入ると、そろそろテングタケ属も終わりになりますね



また、オオワライタケが出ていました

降る帰ってみると、今頃が良く出る時期のようで

今年は、出始めるのがちょっと早かったようです



もう、大きいイグチ類は、ほとんど見なくなりましたが

まだ、傘が開いていないホオベニシロアシイグチが出ていました

ちゃんと傘が開くまで成長するか、分かりませんね



緑灰色をした傘のベニタケ属です

なかなか、渋めの色です

カワリハツとか、どうでしょうか?



こちらは、毒々しい赤色のベニタケです

ここまで赤いと、不気味です



よくわからないチチタケ属です

今日のは、黄色みが強いです

いつもの茶色系と同種なのか?別種なのか?わかりませんが

傘に同心円状の模様が見えます



冬が近づいてくると、よくわからないきのこが増えてきます

やけに黄色いきのこです

左側の小さいものを見ると、ニガクリタケに似ていますが

右側は、はるかに大きいです



純白の傘のきのこです

傘は毛羽だった感じですが、なんだかわかりません



Lycoperdon pratense Pers.

最後は、小さなホコリタケです

ヒメホコリタケでしょうか

かわいいです

2024年10月25日金曜日

クサウラベニタケ などなど

 今日は貴重な晴天

またしばらく、雨が続きそうです


Entoloma rhodopolium (Fr.) P. Kumm

例年、そんなに多くはないものの、それなりに出てくるクサウラベニタケ

でも、今年はやけに多い

これも異常に暑かった夏の影響なのでしょうか?



まだまだ、夏のきのこも出てきています

テングタケダマシです

この場所に、何本か出ていました



昨日のは傘が白っぽかったのですが

今日のは、いい感じに赤いチシオタケです



なんとなく、寂しい感じがするきのこです

イタチタケだと思いますが、今日は何ヵ所かで出ていました



そして、今日のもダイダイイボカサタケです

前は、色によって出てくる順番があったように思ったのですが

今年は、入り乱れています



ここのところたくさん出ているチチタケとは違うチチタケ属です

ずっとチョウジチチタケだと思っていたのですが

なんとなく違う気がしています

諸先輩からは、ウズハツの可能性を示唆されました



Boletus laetissimus Hongo

最後は、ダイダイイグチです

暗い感じの橙色で、目立つのですが

どうも好きになれません

2024年10月24日木曜日

ナガエノチャワンタケ などなど

 毎朝歩いている林は、6日間でひとめぐりするんですが

今日は、場所を間違えて歩いてしまいました

今日歩く予定だった場所は、明日歩くことにします


Helvella macropus (Pers.) P. Karst.

ちょっと色がついてきてしまいましたが、ナガエノチャワンタケです

これまで、梅雨の時期にしか見たことがなかったもので

10月に見るのは、初めてです



今年の10月は、よくハラタケの仲間が出ています

ザラエノハラタケですが、今日も複数個所で見かけました



これも似たような仲間でしょうね

ナカグロモリノカサに似ている気もしますが、よくわかりません



やけに赤っぽいノウタケです

おまけに、材から出ています



チシオタケでしょうか?

美しい色合いのきのこです



キイボカサタケです

これも、今年は順調です



同じく黄色い傘のきのこですが

これはどうも、アセタケ属のように見えます



ここのところよく見る、チチタケ属です

いつも数は多くないのですが、今日は最も目立ったきのこです

あちこちに出ていました



Phaeotremella foliacea (Pers.) Wedin, J.C. Zamora & Millanes

最後です

高い所に出ているので、手に取るように見ることができないのですが

きっと、ハナビラニカワタケだと思います

2024年10月23日水曜日

ダイダイガサ などなど

 朝方は、かなり本気で雨が降っていました

10時頃に弱くなったので、ピーマンの収穫を兼ねて、畑の周りを歩きました


Cyptotrama asprata (Berk.) Redhead & Ginns

小さくて、愛らしいダイダイガサです

傘にある、橙色の粒々がこたえられません



雨だったので、オチバタケのたぐいが出ていました

ハリガネオチバタケでしょうか

この細い柄、脅威としか言いようがありません



スジオチバタケです

ずいぶん中途半端な傘ですね



この場所は、一昨日歩いたばかりで、その時には兆候もなかったのに

もう古びてしまった、カバイロツルタケです

特に、後ろに見える個体は、ボロボロです

なんて儚いんでしょう



すぐ近くに、コテングタケモドキも出ていました

久しぶりに見る、立派なコテングタケモドキです



そして、このところポツポツ見る、フウセンタケ属です

雨が降ったので、傘が凄くぬめっています

いまだに、何だか分からないのですが

コバヤシフウセンタケということもあるのでしょうかね?



上のフウセンタケ属の幼菌です

この周辺に、いくつも出ていました



Gymnopilus junonius (Fr.) P.D. Orton

最後はオオワライタケです

なんだか、この姿も大笑いしているみたいです

2024年10月22日火曜日

ベニチャワンタケ などなど

 いつも歩いている付近で、クマらしき動物の目撃情報があったらしいのです

そのため、今朝はラジオを鳴らし、たくさんの鈴をぶら下げて、散歩にでかけました

しかし、どうも気持ちが集中できず

視線も、地面ではなく、水平方向にいってしまいます

間違いだったらいいのですが、ちょっと心配です


Sarcoscypha coccinea (Jacq.) Sacc. 

半分近く欠けているようですが、裏が白いのでベニチャワンタケだと思います

これまで、ベニチャワンタケモドキも含めて、年に2回以上見たことがありません

この材からは、この半分以下の小さい個体が、もう一つ出ていました



まだ傘が開いていない幼菌ですが

カバイロツルタケで間違いないと思います

周辺には、残骸が数本ありました



きっとこれは白色なんでしょうね

というわけで、シロイボカサタケとしておきます

ウスキイボカサタケは、もうちょっと黄色いと思います



では、これは何色なんでしょうか?

赤色ではないようです

ダイダイイボカサタケでしょうかね



数は多くないのですが、毎日この柄のチチタケ属を見ます

色合いは、チョウジチチタケに似ていますが、比較的小形です



クサウラベニタケも、毎日見ますね

食べられる方の、ウラベニホテイシメジは、ちっとも見ません

混生することもあるそうですが、ここでは違います



Lycoperdon perlatum Pers.

最後はホコリタケです

去年は、10月にたくさん出たのですが

今年はちっとも出てきません

どうしたんでしょう


2024年10月21日月曜日

オオゴムタケ などなど

 今朝は、今シーズン最も冷え込んだそうです

でもまだ11℃

これからですね


Galiella celebica (Henn.) Nannf.

オオゴムタケです

5月には、たくさん出るのですが、秋は少しだけです

左上に伸びている、黒い枯れ枝から出ていて

この材から出るのは、3個目です



Pleurotus ostreatus (Jacq.)  P. Kumm.

ヒラタケです

ウスヒラタケは10月に出ていましたが、ヒラタケは11月に入ってからでした

これで2か所目になりますが、かなり早いです



あとはよくわからないきのこばかりです

こういう色合いのきのこは、みんな同じに見えますが

スギの落ち葉の間から出ていて、もしかしたらスギエダタケなのでしょうか?

よくわかりません



上のものとは別種だということは分かりますが

なんなのかは、不明です

柄がしっかりしていて、白いです

似たようなきのこがいくつか思い浮かびますが、やっぱり分かりません



スギの腐朽材から出ています

右側に見える、小さな白い粒は、幼菌です



傘のてっぺんが尖っていて、アセタケの仲間にも、イタチタケにも見えます

何でしょうね?



最後もやっぱりわかりません

黄土色の傘が一直線に並んでいます

硬くてペラペラなきのこ

  なんだちっときのこが出てきません まるで、2月頃の雰囲気です 例年、11月は少ないながらも、ゼロという日は、ほとんどありません 今日も、軟らかいきのこは皆無 せっかくの機会なので、硬いきのこの写真を撮りました Trichaptum biforme (Fr.) Ryvarden...