2022年8月5日金曜日

カバイロツルタケ などなど

 夕方になって雨が降っています

日中はいくらか気温も抑えられ、ちょっとだけ楽な日でした

まだ傘が開いていませんが、今年初のカバイロツルタケです

テングタケ属も外生菌根菌なので、毎年同じ木の周りに出てきます

これも同じたぐいなのですが、どうしたことか、傘の色が眼玉マークのようになっています

鳥よけじゃあるまいし、雨のせいですかね?なんでしょう?



ボタンイボタケでしょうか、これもだんだん大きくなってきました

何ヵ所かで見られますが、よく湿っていると元気みたいです



畑の脇の林の中をのぞくと、キツネタケの仲間がたくさん出ています

どちらかというと、人間臭い場所に出るようです



最後は、菌類に侵されたカミキリムシです

セミは2回見ましたが、カミキリムシは初めてです

体全体の色も変わってしまうんですね

2022年8月4日木曜日

ナラタケモドキ などなど

 ときどき雷が鳴り、雨が降ってきます

不安定な天気です

以前勤務していた千葉県の職場では、梅雨の時期と秋の初めの2回、ナラタケモドキが出ていました

三重県に来て、去年は秋の初めにしか見なかったので、こちらはそうなんだと思っていました

ところが、今年はこの暑い時期にあちらこちらでちらほらとナラタケモドキを見ます

でも、去年の秋口に見た場所は、まだ出てきていません

去年、見落としていたことも考えられますが、さすがに写真のような状況を見落とすとは思えないし、何がきっかけなんでしょうね?


なかには、申し訳程度にぽそぽそ出ているものもありますが・・・


ホオベニシロアシイグチです

なんだか、傘が薄汚れた感じで、美しくないです

今は、ヒビワキクバナイグチ・コガネキクバナイグチというのがあるようですが、これはどちらでしょう?

今日は激しく雨が降りましたが、昨日までの数日間は雨がなく、柄がズリ剥け状態になっています


ナラタケモドキを除くと、メンバーが固定しているようで、ワクワク感が薄らいでいます

キアミアシイグチだったる、シロオニタケに似たものだったり

と思って、去年の写真を確認しましたが、やはりおなじでした


2022年8月2日火曜日

ソライロタケ などなど

 風が吹いても涼しくない

ただ暑いだけ

ちょっと傘が開きすぎていますが、今年の初ソライロタケです

涼しげな色ですが、全然涼しくありません

おまけに、”初”といっても、そもそもこれを見るのは年に何回もありません


だんだん暑苦しい感じのきのこになっていきます

ボロボロになった材から出ているニワタケです

柄が真っ黒なので、どこにあるのかわかりずらいのですが、傘の根元を見るとちゃんとあります


ソライロタケを見た後だと、ほんとに暑苦しい色だと思えるベニイグチです

今年はタケリタケキンが元気で、イグチ類はすぐに白く侵されてしまっていますが、これは今のところ”元気”?です


最後はチャヒラタケに似たきのこです

ちょっと暑さが引く感じですが、チャヒラタケだったらアセタケ科なので、やっぱり汗が出てしまいます

2022年8月1日月曜日

おかしなきのこばかり

 今日は初ツクツクボウシです

それにしても暑い!

そのためではないのですが、おかしなきのこばかり見かけました

最初はまともなきのこです

紺色をしたきのこですが、柄が白っぽく見えるので、何でしょう?


だんだん変なものになっていきます

イグチ類ですが、傘が開く前から他の菌類に侵されたようで、コケが生えたような色になっています

まさか、この色が本来の色ではないと思うのですが


ある意味普通なのですが、この暑いのにナラタケモドキに似たきのこです

あなたが出るのは今じゃないでしょ、と言いたいきのこです


これは全然変じゃないんですけど、変形菌類がはびこっています

最近、やけに白いのがくっついているなと思っていたのですが、今日は気が向いたので、接近してみました


これが一番変です。初めて見ました

まだ元気な真竹にくっついている、噛み終わったチューインガムみたいなものです

竹から出ているので、”タケタケ”なんちゃって

でも、出ているわけではなく、表面にくっついているだけのようです

柔らかく、ぷにぷにした感じで、容易に剝がすことができます

一体何でしょう?


2022年7月31日日曜日

ハラタケ属

 実は二日続けて、朝に豪雨に会っていましたが、今日は無事です

チヂミザサに囲まれて、白いハラタケが出ています

最近、大きめの白いハラタケをぽつぽつ見ます


こちらは傘にうろこ状の模様があります

笹に邪魔されて、傘が歪んでいますが、つばもはっきりして、柄がざらついた感じです


夏本番の少し前、雨が降るとこのきのこが出てきます

名前は知りませんが、顔の高さから2メートルくらいまでのあいだに出ていて

下から見上げる感じで鑑賞することができます

傘が透けてとてもきれいです


土が露出しているところでは、イボタケの仲間のモミジタケが出ています

だいぶ目につく大きさのものが増えてきました


最後は黄土色をしたハナオチバタケ

梅雨のころは赤いものを見ていましたが、この色は今年初めてです

二日続いた朝の雨の恩恵でしょうか

2022年7月30日土曜日

アカジコウ

 朝からクマゼミがけたたましく、暑さを覚悟して山の中へ出かけました

しばらくすると、クマゼミの鳴き声が止んでいます

おや?と思っていると、豪雨に見舞われました

びしょ濡れを通り越し、ジャブジャブです

そのため、十分にきのこを鑑賞することができませんでした

この前もアップしましたが、アカジコウではないかと密かに思っています

柄は黄色で赤いシミもあるし、幼菌も傘が赤いし、どうでしょう?

優しい感じがするきれいなきのこです


そして、ハナガサイグチです

大・小・極小と並んでいます

極小はこれから伸びてくるんだと思います


最後はドクツルタケです

つばが落下してしまっていますが、均整のとれた姿です

ちなみに、和名に”ドク”が付くきのこは20種以上あるようですが、わざわざ”ドク”を付けるのは、毒がない種もあるということでしょうかね?

2022年7月29日金曜日

ノウタケなどなど

 朝5時台はまだかなり雨が降っていましたが、6時にいったん上がり、散歩にでかけました

何回か、ノウタケの画像をアップしていますが、今年初の脳みそらしいノウタケです

いままで、シワシワになったものに出会えていませんでした


倒木の脇に隠れるように出ているアンズタケの仲間です

ベニウスタケに似ているように思います

派手な色なので、もっと堂々と出ればいいのに、控えめな出方です


同じような色をした、カバイロコナテングタケです

今日は、これが一大躍進して、随所に顔を出していました

けっこう息が長く、夏いっぱい出てくるきのこです


次は少し濃い目の色になりますが、赤いイグチです

ベニイグチなのか、コガネキクバナイグチなのか

肉が黄色く見えるので、後者かもしれません


さらに色が濃くなり、モミジウロコタケに似たきのこです

ここのところ、あちらこちらで一気に出てきました

硬いきのこも、数年そのままのものや、一年で終わるものなど、さまざまですね

硬くてペラペラなきのこ

  なんだちっときのこが出てきません まるで、2月頃の雰囲気です 例年、11月は少ないながらも、ゼロという日は、ほとんどありません 今日も、軟らかいきのこは皆無 せっかくの機会なので、硬いきのこの写真を撮りました Trichaptum biforme (Fr.) Ryvarden...