2023年6月4日日曜日

チャツムタケ属 などなど

 この季節は、どうも気分がすぐれません

それでもきのこは、出てきます

5月の半ばまでは、目にしたきのこは、全部撮っていたのに

スルーするものが多くなってきました

前に、何かで”きのこ同士の会話”という話を聞きましたが

きっと、菌糸を通じて情報をやりとりしてるんでしょうね


梅雨に入り、チャツムタケ属のきのこが出てきました

私の持っている図鑑には「秋、針葉樹の朽木に生える」とありますが

私の散歩コースでは、梅雨の時期に、広葉樹の朽木に出てきます

奇麗な色で、手ごろな大きさなのですが、食べない方がいいみたいです



昨日、今日とチチタケ属のきのこを見てます

ベニタケ属のように、白い柄ではなく、傘に近い色の柄です

チチタケ属も、よく似たものばかりで、種名を追求していません



灰色の、Hatみたいな形の傘をしたきのこです

私の中では、傘の真ん中が出っ張ってるのは、アセタケというイメージなんですけど

全然違いますね


最後は、土筆みたいな形のきのこです

ちょっとキララタケに似た感じですが、ヒトヨタケの仲間でしょうか?

2023年6月3日土曜日

ハラタケ、ベニタケ もろもろ

 昨日は本当に激しい雨でした

被災された方に、お見舞い申し上げます

しかし、きのこは益々活気づいてます


最初は、ハラタケ属です


白い傘のハラタケの仲間です

雨に濡れすぎて、傘に赤みが出てしまっています


ザラエノハラタケに似たきのこで

こちらは傘がかなり赤くなってしまっています



次は、ホウライタケ、クヌギタケなどの仲間です


黒くて糸のような柄が付いた、オチバタケの仲間です


よく似た感じですが、傘が違ってますね

やはりオチバタケの仲間です


これも小さなきのこですが、柄が黒くありません

ホウライタケの仲間なのか、クヌギタケの仲間なのか、よくわかりません


コケの中からも、白くて小さなきのこが出ていました

柄がちょっと透き通った感じで、きれいなきのこですが、昼にはしぼんでいました



次は、ベニタケ、チチタケのたぐいです


ほんのり赤い傘のベニタケですが、傘の上に枯葉が載っていて、きれいじゃありません


ベニタケのたぐいは、なぜか傘に枯葉を載せているものがありますね



ベニタケ属だか、チチタケ属だかわからないきのこです


これはもしかして、チチタケ属?



最後は、もしかしてナガエノチャワンタケ?


2023年6月1日木曜日

イグチ などなど

 6月初日、いきなりきのこが活気づいています


今年の初イグチです

ニガイグチの仲間なんでしょうけど、なんだかわかりません

イグチ類が出てくると、”夏”っていう感じになってきますね



そして、ハラタケ属のきのこです

ザラエノハラタケに似た感じですが、どうでしょう?

どちらかというと、大形の菌類で、きのこシーズン到来といったところでしょうか



濡れていることもあって、朱が引き立って見えるベニタケ属のきのこです

この周りに、あと3本出てました

それにしても、柄の白さが素晴らしい!



ヒメカバイロタケも、とても密に出ています

色はきれいなんですけど、こんなに密に出ていると、気持ち悪いくらいです



それに比べると、この白い小さなきのこは、慎ましいです

材が小さいこともあってか、適度に密です

クヌギタケの仲間のような気もしますが、どうでしょう?



ピンク色をした、なにやら軟らかいきのこです

キクラゲ目とかアカキクラゲ目とか、そんなたぐいのものだと思うのですが

ニカワタケみたいになるんでしょうか?


これも色違いの、なにやら軟らかいきのこです

いきなり材にへばりついていて、不気味な物体です

2023年5月31日水曜日

オオホウライタケ などなど

 今朝も雨が降っていましたが、8時ころにはやみ、お散歩です


さっそくオオホウライタケと思われるきのこが

傘に線も見えるし、今年の初物です


これはまだ小さいのですが、やはり傘に線が見えてます

これもきっと、オオホウライタケではないでしょうか



よく似たシルエットですが、これは傘にまったく線が見えません

もしかしたら、モリノカレバタケの仲間かもしれません



雨が降ったこともあり、この時期の定番、スジウチワタケも多く出ていました


白く小さなきのこ

枯枝に密に出ています

前にもアップしていますが、この種は、枯れた篠竹にも出てきます

傘の感じからして、そろそろ終わりのようですね

2023年5月30日火曜日

ハラタケ属 などなど

 朝の内は、まだ雨が降っていましたが、昼から少し回復し

昼からの散歩です

まあ、行ってよかったかな、という程度ですが


かなり小さいのですが、つばがついて、ちょっと毛羽だった感じの傘

ハラタケ属のきのこではないでしょうか

先日も、毛羽だった傘のきのこがありましたが、春のきのこから、初夏のきのこへ移りかわっていくようです


これもつばが付いていますが、傘があまり毛羽だっていません

また、ひだも白っぽく見えますが、何でしょう?

上のものに、近い種だとは思うのですが



小さいきのこですが、好きなきのこの一つです

そう、ダイダイガサです

材の上には、米粒ほどの幼菌がいくつも見えてます

大きいものは、かなり黄色く写ってますが、山ではもっと橙色に見えました



最後はベニタケ属のきのこです

今日は、何本かベニタケ属のきのこを見たのですが

傘が原型を保っているのは、この1本だけでした

2023年5月29日月曜日

梅雨入りのウラベニガサ

 5月だというのに、東海地方も梅雨入りです

散歩に出られたり、出られなかったり

今朝も畑の近くを歩いただけでおわりです


ちょっと傘がかじられていますが、ウラベニガサ属のきのこです

5月は、あと二日ありますが、散歩に行けるでしょうか?

今月は、あまり歩かなかったので、きのこの写真も一昨年の半分程度でした


2023年5月28日日曜日

ムラサキフウセンタケ などなど

 明日から長雨の予報です

これでまた、きのこの様子が変わってくるんじゃないでしょうか

6月に入ると、ぐっときのこの数も増えるので、期待してます


今日のトップは、ムラサキフウセンタケ

かなり古びている個体と、ちょっと古びている個体が並んで出てます

聞いたわけじゃないんですが、”ムラサキ”というのは「紫」ではなく

「醤油」のことじゃないかと思っています

もしそうだったら、和名を付けた先生は、洒落てます



ヒメカバイロタケを見る機会も増えてきました

きのこには、”カバイロ”と付く種がいくつかありますが

「樺色」という色をもってくるのも、かなり洒落てますね



硬いきのこも、出たてはちょっと柔らかく、色もきれいです

でも、これがなんだかは、わかりませんが

この手のきのこの出たての頃は、小さい虫がたくさん寄ってきます

きっと、匂いに誘われてくるんでしょうね

硬くてペラペラなきのこ

  なんだちっときのこが出てきません まるで、2月頃の雰囲気です 例年、11月は少ないながらも、ゼロという日は、ほとんどありません 今日も、軟らかいきのこは皆無 せっかくの機会なので、硬いきのこの写真を撮りました Trichaptum biforme (Fr.) Ryvarden...