2022年9月8日木曜日

ズキンタケ などなど

 まだまだ夏のきのこが絶好調ですが、盛夏には見られなかったきのこが混じってきています

今年お初のズキンタケです

まとまってたくさん出ていますが、こんなに出ているのを見るのは初めてです


今日もカエンタケが出ていました

この前のは、ただの棒だったんですが、今日のは枝分かれしていて、かっこいいですね

”触れてはならぬカエンタケ”


前にもアップしていると思いますが、ボタンイボタケです

両手で包んで持てるような感じが好きです


夏のキノコと言えば、テングタケ属

柄の根元が膨らんでいて、オニテングタケに似たきのこです

シロオニタケと比べても、傘のイボイボが疎な感じです


そして、このブログではおなじみのカバイロコナテングタケです

いつもながらきれいな色をしていて、外生菌根菌でなければ、鑑賞用に栽培したいくらいです


最後はなんだかわからないきのこです

イボカサタケに似た傘ですが、頂上のポツンがありません

色も、白ではなく、黄色でもなく

最近、”イボカサタケ”という名前の付くきのこも10種類以上になり、三色を覚えておけばいい時代じゃなくなったようです

2022年9月7日水曜日

平和三色イボカサタケ などなど

 タイトルの”平和三色”は”ピンフサンシキ”ではありません

”へいわ さんしょく”です

イボカサタケなんですけど、同じ日に白・黄・赤の三色を見ることは結構まれです

まずはシロイボカサタケ

他のもそうですが、傘の状態があまりよくありません

続いてキイボカサタケ

傘の下の方が欠けているのが残念です

そしてアカイボカサタケ


ついでに近縁といわれるソライロタケです

私の中では、ソライロタケは大変珍しいきのこのはずだったのですが、今年はアカイボカサタケより多く見ています

ソライロタケの当たり年でしょうか


また黄色に戻りますが、今年お初のキイロアセタケです

よく目立つ黄色で、もしかしたら、私自身最初に見るのかもしれません

傘のてっぺんがささくれていて、ひび割れた繊維質も明瞭に見えています


梅雨前以来のオオゴムタケです

5月に比べると、この時期は少ししか出ませんが、”夏もおわりだぁ”的な感じがします


さてさて、指先程度の小さな幼菌

これまでニガクリタケが出ていた所の大きな朽木が、8月に倒れてしまいました

もうここでは出ないのかと思っていたのですが、下向きに出始めてきました

ということで、これはおそらくニガクリタケなんだと思っています


最後はイグチなんですけど、イグチはどうでもよくて、イグチを食べにカタツムリが集まってきていました

集まるといっても2個体ですが、それでもカタツムリに人気のイグチなんでしょうね

2022年9月6日火曜日

カエンタケ などなど

 やっと、というか、これが普通というか、カエンタケが出てきました

確か数年前まで、とても珍しいきのこと言われていたような気がしますが、今ではすっかり有名人になってしまいましたね

テレビでもよく見かけるし、マツタケ以上の露出度かと思います


夏の間中、ちょっと湿っていればすぐに出てくるビョウタケ

あまりにもたくさんありすぎて、あんまり写真を撮ることもないのですが、1シーズンに3~4枚は撮った方がいいかなと思って、撮ることにしました

今日が3回目ですので、今シーズンはもういいかな


林の中の腐朽木は十分に湿り、最高気温も適度に下がってきたので、再びチャツムタケ属がポツポツ出ています

夏前ほど盛大ではないので、「あ~」程度なのですが・・


これはなんだかわかりませんが、今年はじめて見るきのこです

傘は薄く赤みがかった白色で、柄は黄土色をしています


最後はホコリタケです

いつも見るホコリタケより白っぽく、雰囲気も違う気がします

ホコリタケも何種類かあるようなので、もしかしたらいつものと違う種なのでしょうか

2022年9月5日月曜日

ナラタケモドキ などなど

 8月の上旬に、季節外れのナラタケモドキが出ましたが、9月に入りいつも通りにナラタケモドキが出てきました

これは桜の幹から出ているもので、これから大きくなろうしているものが、まわりにたくさん見られます

ナラタケモドキはたいへんな木材腐朽菌だそうで、これが出てくると腐朽がどんどん進んでしまいます


またしても失敗談です

先端が尖って見えたので、ナギナタタケかなと思いながら写真を撮ったのですが、家に帰って拡大してみてみると、どうも冬虫夏草のたぐいのようです

すぐ後ろにスズメバチみたいなハチの死体が落ちていますが、そこから出ているわけではないようです

この枯葉をどかしてみればよかったと、後悔しています


さて、この白いのは何でしょう?

ユキラッパタケに似ていると思うのですが、私のイメージでは、ユキラッパタケはもうちょっと華奢でなければなりません

たぶん、私の勝手な思い込みなんでしょうが


久しぶりのダイダイイグチです

今年はタイミングが悪いようで、あまり多く見ることができませんでした


ダイダイつながりで、これも久しぶりのダイダイガサです

かなり白っぽいですが、今年見たダイダイガサの中で最大の傘です

最大と言っても、ダイダイガサですから、とてつもなく大きいわけではありません


私は初めて見たのですが、ちょっと濃い色がついた扇形のきのこです

シジミタケのたぐいでしょうか?

初めて見るきのこは、その正体にたどり着くまで、けっこう時間がかかります

また、確信を得るための”なにか”が必要なんです


最後は、まったくもってわからないものです

材からいきなりひだが開いているような塊です

どういう状況なのでしょう

これは後日、研究者の方に聞いてみたいと思います

2022年9月4日日曜日

ソライロタケ三昧 などなど

 同じ日に同じ種のきのこは、何枚も写真を撮らないことにしているのですが、今日は特別です

最高気温も高くて30℃程度、雨も適度に降り、条件は整っています

今年4回目のソライロタケだと思い、写真を撮ってみると、付近に何本か出ています

最初に書いたように、同じ種のきのこは何枚も撮らないので、最初の1本だけ撮って

歩き出しました

すると、また出ているではないですか

今日はなんという日でしょう!

そして、またまた出ているではないですか

だんだん傘が開いてきましたが、今日は6本ほどのソライロタケを見ることができました


ソライロタケ以外はどうかというと、いわゆる”茶色”というのが似合う色合いのアカチャツエタケでしょうか

今年は出ないのかと思っていましたが、ようやく見ることができました


枯れてしまったすごい大木から、小さな白いきのこが出ています

ちょっとイヌセンボンタケに似ていますが、出方がまばらで、傘もちょっと違うような気がします

でも、このアンバランスが素敵です


ハナガサイグチも出ていますが、今日は2本です

ここのところ、3本セットだったので、残りの1本はどうしてしまったのでしょう


写真を撮った時は、ベニタケ属だと思っていたのですが、改めて傘の破けているところを見ると、イグチ類のような気がしてきました

思い込みは禁物ですね


最後はツノマタタケです

古い井戸を蓋しているコンパネから出ていました

材がちょっと乾くとすぐに引っ込んでしまうので、明日はもうないと思います

2022年9月3日土曜日

キソウメンタケ などなど

 東京及びその周辺では、もうカエンタケが出ているようですが、このあたりではまだ見ていません

なんでカエンタケかというと、このキソウメンタケの近くにある枯れたコナラの根元からカエンタケが出てくるので、時々気にしているんです

9月に入ったし、そろそろカエンタケが出てもいいかなと思っています


さて、毎日のように見ているウマノケタケ

なかなか、写真を撮る気にならなかったのですが、今日は撮ることにしました

傘がなくなっても、馬の毛のような柄がいつまでも残っています

この木ではありませんが、1年中ウマノケタの柄が付いている材もあります


ホウライタケ属つながりで、もう一つ

なんでしょう?スジオチバタケくらいの大きさがあります


イグチのたぐいも、何種類か出ています

キヒダタケですが、キヒダタケも何種類かあるそうですね


やけにぬめっているイグチですが、1本だかるアカマツもちょっと離れているし、ヌメリイグチのたぐいではないようです

柄も白くて、網目もないので、特徴的ではあるのですが、なんでしょう


近くには、テングタケ属も出ています

フクロツルタケに似ていると思っていますが、テングタケ属の中でもかっこいい種です


最後はツクツクボウシでも埋まっていそうなノムシタケ属です

写真を撮った時は気づかなかったのですが、左後ろにきのこの柄のようなものが見えていて、今になって、一体何だろうと気になってしかたありません

2022年9月2日金曜日

ザラエノハラタケ などなど

 きのこの写真を撮っている時が一番無防備で、いつのまにかアブがとまっています

オニヤンマ君というアブ除けを帽子に付けていますが、静止状態だとあまり効果がないようです

歩いていれば、適度にオニヤンマ君も動いてくれるので、アブにしつこく付き纏われることもないのですが・・・

今日はザラエノハラタケからです

白いハラタケと比べ、これは陰気な雰囲気がしません

大きなきのこなので、なんとなく安心感を覚えます


湿っていることもあり、見事な紅白です

赤い方はシュカワタケに似た感じで、表面がちょっとハリハリした感じです

白い方はなんだかわかりませんが、ここまで明瞭な紅白は気持ちがいいです


へばりついたきのこつながりで、サガリハリタケに似たきのこです

熟成が進んできたのか、細かい虫がたくさんたかっています


ここからは、私には名前がわからないきのこばかりです

全身黄色い小さなきのこなんですが、地面を見るとこれから出ようとしているさらに小さなポツポツがたくさん見えます

実は、家に帰ってきて、写真を見るまで、地面の小さなポツポツには気づかなかったんです


こちらは中形サイズの黄色いきのこ

私にわかるのは、”さっきのとは違う”程度です


だんだん悲しい色になってきました

ちょっとツチヒラタケに似た感じですが、よくわかりません


最後はオチバタケのたぐいです

小さくてかわいいきのこで、こんな細い柄で、こんなに高くまで伸びて、すごいです

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...