2024年9月13日金曜日

コガネハナガサ などなど

 出ているきのこを見ると、まるで夏のようです

実際、かなり暑いんですけど

その中に、ポツポツと夏の終わりのきのこが混じってきました


というわけで、コガネハナガサです

見た目はキツネノハナガサに似ていますが

つばがありません

1999年に発表されたとありますので、最近の新種なんですね

どうも私は、タイプ標本が収蔵されている所に勤めていたようです

知りませんでした



それで、やっぱり夏のきのこです

最近になって、シロオニタケがぶり返してきました

まだ傘が開いていない、小さなものが並んでいます



カバイロコナテングタケも、あちこちに出てきました

傘の色が、ハナガサイグチに似て、きれいです



こういうのは、一瞬迷ってしまいますが

つぼの破片を付けた、コテングタケモドキじゃないかと思います

もちろん、現在はそこら中に出ています



細い枯れ枝から出ている、シロホウライタケです

クズの花びらが色を添えています

なんとなく、儚い感じです



キイロイグチは、出尽くした感があります

今はほとんどの種が、一気にみんな出てしまう感じで

あっという間に出て、あっという間に終わってしまいます



キクバナイグチのたぐいも、あちこちに出ています

これは材から出ているように見えますが

安定を狙って、材の中を突き進んで出てきたものです

通常見るものと違って、傘のひび割れがかなり細かいです



イグチ類も、色々と色合いが増してきた感じがします

名前は分かりませんが、きのこらしい色で、気に入ってます



太い倒木に隠れて、ミヤマザラミノヒトヨタケが出ていました

振り返らなかったら、見逃していました



さて、何でしょうね?

見たときは、クロハツのたぐいかと思いましたが、よくわかりません

ひだの間隔は、中程度といったところでしょうか



最後も、同じような色をしたものですが

ベニタケ属ではありません

何でしょうね?

ハラタケ属の何者かもしれません

2024年9月12日木曜日

モエギアミアシイグチ などなど

 昨日に引き続き、今日も多くのきのこが出ています

場所は限られますが、特に目立ったのがモエギアミアシイグチです


というわけで、モエギアミアシイグチです

この周辺だけで20本以上出ています

こんなに大量のモエギアミアシイグチに出会うのは、初めてです

管孔面は白色で、傷つけると黒変します



イグチ類で始まったので、イグチを続けます

キクバナイグチのたぐいです

これは、傘の地が赤く見えます

肉は白っぽいようですが、何でしょう?



こちらは、黒いボサボサのオニイグチです

これも、毎年数本しか見かけません



これは何でしょうね?

柄の感じは、クリイロニガイグチに似ている気がしますが、よくわかりません



そして今日も、ベニイグチがそこらじゅうに出ています



今年は一味違います

またしても、ハイカグラテングタケが出ていました

この付近に、合計4本出ています

こんなに見る年も、滅多にないと思います



ドクツルタケっぽいですね



どうも、ここの林に出てくるツルタケは、白いです



続いて、今年の新顔、ナラタケモドキです

今年は、梅雨の時期に出てこなかったので、これが最初です

これから、あちこちに出てくると思います



さて、またしても何でしょう?

ホウキタケ形のきのこですが、5センチ未満と小形です

材から出ていますが、この材は広葉樹のようです

形は、フサヒメホウキタケに似ていますが、広葉樹ですからねぇ

ほんとに、何でしょう?



最後は、鮮明な赤色の傘をしたベニタケ属です

赤いベニタケを見るのも、ほんとに久しぶりです

2024年9月11日水曜日

テングタケ属 イグチ類 ハラタケ類 その他

 なんか、きのこ全部といったタイトルになりました

昨日、1時間に40ミリを超す雨が降った時間帯があり

林の中は湿潤です

そのためか、今年最高にきのこが出てきました

やはり、出方が極端で、今日はベニイグチ天国でした


まずはテングタケ属からです

またしても、ハイカグラテングタケに出会いました

この場所に4本出ています



イボイボがこすれて、少し取れてしまっていますが

かなり立派なシロオニタケです

シロオニタケを見るのも、久しぶりです



傘が白いですが、ツルタケ何でしょうね

この写真だけ、スマホで撮ったものです



ヘビキノコモドキでしょうか

この周辺に、数本出ています



これも、今年はあまり見ていない、コトヒラシロテングタケだと思います

傘の周りに、白いフサフサが垂れ下がっています



次に、イグチ類です

今日はそこら中に出ていた、ベニイグチです

他のきのこもそうですが、こんなに大発生しているのを見たことがありません



季節も終わりに近づいてくると、他の菌に侵された個体が増えてきます

こうなってしまうと、もはやこれがベニイグチだったとは思えません



この色は、本当にきれいです

ハナガサイグチも、数本見ることができました



後のイグチは、よくわからないものがほとんどです

赤いきれいな傘ですが、柄は黄色っぽいです

管孔面も柄と同色で、青変します






傘は、凄く黄色いですが、柄は黄色くありません


すごくくすんだ色の傘です


イグチ類はまだあったのですが、ハラタケ類にいきます


ザラエノハラタケでしょうか

今日は、何本か出ていました



アカキツネガサでしょうか



そして、今年初めて見るシロオオハラタケです

立派です



また、ウスヒラタケが大発生していました

これも極端な出かたの一例ですね



最後は、その他です

雨上がりということで、落ち葉からホウライタケ属がたくさん出ています

小さなきのこはたくさん出ていたのですが

大形菌が凄くでていて、それどころじゃありませんでした



最後の最後は、イッポンシメジ属です

コンイロイッポンシメジでしょうか?

柄が白く見えますが、他に思い当たるものがありません

2024年9月9日月曜日

テングタケ属復活か

 林の中も、少し乾き気味になってきましたが

出る時には出るんですね


テングタケ属も、ほぼ復活といってよい状態になってきました

コテングタケモドキは少な目ですが、ポチポチと見られます



そして、通称ティラミステングタケが、今日になって爆発的に出てきました



そのほか、ヘビキノコモドキ



ハイカグラテングタケ と種類も増えてます

ハイカグラテングタケは、年に1~2本しか見ないので

今年はもうだめかと思っていましたが

あまり状態のよくない1本に出会いました



イグチ類も、傘と柄が黄色っぽいものがかなり多く見られます

これは、柄のアミアミがかなり明瞭なので

キアミアシイグチかもしれません



これは管孔面を覗いていないので、なんとも言えませんが

もうちょっとガサガサしていたら、コロッケのようです



ベニイグチも何本か、出ていましたが

健全な個体は少ないです



多くの個体は、他の菌に侵されて

変わった風貌をしています



ミヤマザラミノヒトヨタケでしょうか

傘が開いていない方だけ、朝日が当たっていたので

そっちを撮りました



最後はハラタケ属です

何種か出ていましたが、この薄黄色の幼菌がかわいいです

きっと、ウスキモリノカサだと思います

2024年9月8日日曜日

広がる菌糸 などなど

 9月に入っても、あまりにも暑いので、外へ出る気になれません

それでも、朝だけは畑仕事と朝の散歩は怠りません


というわけで、農業器具が置いてある倉庫に入って見ると

見事なまでに菌糸が広がっています

この状態ですので、正体は不明です



さて、なかなか復調しないテングタケ属ですが

今日、カバイロコナテングタケが2本、並んで出てきました

ペースが遅いものの、復調してきているんですね



そしてもう1本、フクロツルタケに見えます

こちらは、1本だけでした



イグチ類は、ほぼ元の状態になったと言ってよいかと思います

目に痛いほどに黄色い、キイロイグチ

あたりに幼菌がいくつも顔を出しています



これはなんだかわかりませんが、小さなイグチです

これも、周辺に幼菌がかなり多く見られました



う~ん これは何でしょう?

コウジタケのような気もしますが、ちょっと自信がありません



柄のアミアミが、あまり深くないもので

迷ってしまいます



最後は、ベニタケ属です

先月の、シロハツモドキを除くと、いつ以来でしょうか?

ベニタケ属も、そろそろ復活してきてもいい頃だと思うのですが

まだみたいです

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...