2022年9月25日日曜日

カバイロツルタケ などなど

 テングタケ属もだんだんショボショボになってきたと思っていたのですが

立派なカバイロツルタケに出会いました

今年は、傘の開いていないものを1回アップしただけで、そのうち立派なカバイロツルタケに出会えるだろうと思っていて、今日になってしまいました

期待していた以上に立派なので、大変満足です


これもテングタケ属と思われるきのこですが、なんだかわかりません

つぼはあるし、柄の感じは、さきのカバイロツルタケのようなササクレがあり、つばもあります

傘が独特で、黒い繊維質に覆われた感じです

後で、調べてみます


今日は立派なきのこに出会う日なのかもしれません

このノウタケも、今年見た中で最も立派です

シワの入り方が細かく、洗練された脳みそです


そして今日もオオゴムタケが出ていました

今日のものは、シワもよらず、整った形をしています

中にあるヨーグルト状のものを食べる勇気はありませんが


最後はコガネキヌカラカサタケです

去年はハウスの中に出ていたのですが、今年は植木鉢から出ています

鉢の中に生えている草に押され、これ以上大きくなれないかもしれません

2022年9月24日土曜日

ツヤウチワタケ などなど

 昨日は台風15号の接近で、大変激しい雨が降りました

そんな中、伊賀焼陶器まつりに出かけてきました

さて、今日のきのこは相変わらずなんですが、最近、冬に向けて硬いきのこが出始めています

硬いきのこも、新しく出てくると、色がきれいです

ツヤウチワタケが並んでいると、ピラルクーのうろこのようです

同じようなたぐいのきのこですが、前のものより白っぽく、傘も少しだけ大きいものです

私にとって硬質菌は、よほどの特徴がない限り、すべて同じに見えてしまいます

これは幼菌ですが、同じようなたぐいのきのこだと思います

みんな揃って、一斉に出てくる姿を見ると、命を感じますね


私の散歩コースでは、この時期にあまりベニタケを見ないのですが、1本だけ傘が赤いベニタケが出ていました


やたらと頭が肥大したズキンタケを発見

オオズキンタケというのもあるらしいのですが、実物を見たことがないので判断できません

肥大しているのは1本だけなので、何かの都合で大きくなってしまったんでしょうね


最後はなんだかわからないきのこです

一見チャツムタケ属のようなんですけど、傘も柄も強靭です

柄は傘と同色ですが、ひだは僅かに黄色みをおびる程度で、かなり白っぽいものです

私の散歩コースで、この腐朽材だけに見られるきのこです

2022年9月22日木曜日

ナスコンイッポンシメジ などなど

 朝は雨が降っていたので、散歩は昼からでした

昨日に引き続き、きのこは非常に少ないです

畑のナスも2日間とらなかったので、大きくなったかと思い収穫してみましたが、全然大きくなっていません

気温のせいでしょうね

でも、台風でギシギシ揺らされて、「今、出るとヤバいぞ!」ということでしょうか?

傘の状態があまり良くなかったので、黒っぽいゴミが落ちているみたいにしか見えませんね

でも、ナスコンイッポンシメジなんです

普段だったら、こんなに壊れたきのこの写真は撮らないのですが、今日は特別です


なんだかシワがよったオオゴムタケです

1個だけ、ポツンと出ていました

まあ、見てのとおり、材自体がそんなに大きくないので、いくつも出すだけのエネルギーがないのかも


きのこがあんまり少ないので、道からちょっと外れてみたところ

アカイボカサタケが数本出ていました

今年はこの竹林でしかアカイボカサタケを見ていないような気がします


この前の台風で落ちてきた枯れ枝に、ウスバタケに似たきのこが付いていました

写真を撮った時は、例によって暗い中での老眼乱視のため、ハリハリだと思ったのですが

帰ってきて写真を拡大すると、薄い板状のペラペラがたくさん並んでいました


最後はアシグロタケの仲間です

傘の一部がぼけているように見えますが、手前に小さなやつがもう一つ、出ています

普通のアシグロタケなのか、キアシグロタケなのかわかりませんが、今年は多かったように思います

2022年9月21日水曜日

ハナワラビ などなど

 雨が上がって二日目なので、きのこを期待して散歩に出かけました

残念   少ないです

急に気温が下がったせいでしょうか?

秋のきのこには、まだちょっと早いのかもしれません

でも、植物は秋のものが出ています

ハナワラビ属のシダですが、葉の鋸歯が鋭くないので、フユノハナワラビかもしれません

胞子葉が色づくのは、まだまだ先ですが、春先まで緑の葉が出ています


それでもってきのこですが、イグチのたぐいがポツポツ

キクバナイグチも心なしか、元気がないように見えます


逆にこの黒いイグチは、なぜか元気がみなぎっているように見えます


ほんのり赤いこのイグチも含め、みんな1本ずつしか出ていませんでした


きのこが少ない時は、この白いテングタケ属も目を引きます

ちょっとだけ、つぼがのぞいています

柄にササクレはなく、シロタマゴテングタケかもしれないと思っています


今日、最後に出会ったのは、キツネタケの仲間と思われるものです

きのこがたくさん出ている時は、見向きもしなかったものでも、こう少ないと、”あった~!”となりますね

2022年9月20日火曜日

クチベニタケ などなど

 台風14号の接近で、朝の散歩は中三日の休みでした

今朝は、日の出前まで雨がしとしと降っていたのですが、6時には雨も上がり、散歩に出かけました

ところが、このころから吹き返しの風が強くなり始め、10mを超える風で倒木もあり、危険です

でも、北西の風で涼しい朝、きのこの雰囲気も少し変わってきました

最初はタイトルにしたクチベニタケです

まだちゃんと割れておらず、赤い部分も小さいのですが、なんとなく口紅です


そして、名前はわかりませんが、チチタケ属です

こいつは、梅雨前と夏の終わりの、年2回出てきます


さんざん雨も降ったので、アラゲキクラゲも出てきました

まだ小さいのですが、ちょっと毛羽だった感じが見て取れます


こういう糸状のきのこは何種類もあるようですが、これは初めて見る状況です

出ているのは何かの種です

この種は、タヌキのタメグソに混じって一緒に排出されたもので、どこかで食べてきたんでしょうね

種を拾い上げてみましたが、間違いなく種から出ています


ツリガネタケだかなんだか、まだ小さいきのこを凌ぐ勢いの、オオボタンタケです

とても新鮮な色合いだったので、撮ってみました


久しぶりに見るダイダイイグチです

去年はたくさん出ていましたが、今年は何本も見ないで終わりそうですね



最後はしつこいようですが、カバイロコナテングタケです

何度見てもいい感じです


台風前にアップしたハリハリのきのこについて、知合いの研究者からオガサワラハリヒラタケではないかとのご教示をいただきました

2022年9月18日日曜日

台風がやってくる

 三重県亀山市から台風14号まで、まだちょっと距離がありますが、時折激しく雨が降ります

写真に写るほどの雨ですが、これで15ミリだったようです

40年ほど前、千葉から伊勢へ引っ越した時、雨粒の大きさが違うのでビックリでした


雨の合間に、畑の脇の林を覗いてみましたが、きのこはぽつぽつといった感じです

一旦干からびて、ひび割れしたところに大量の雨

もう、なんだか

イグチは傘がテカってしまっています

もう2日、雨の日が続きそうですが、台風の後は、また少し、きのこの雰囲気が変わるんではないかと思っています

2022年9月16日金曜日

ハリタケ などなど

 とりあえず、タイトルはハリタケとしたのですが、なんだかわからないきのこです

ハリハリがすごいので、きっと〇〇ハリタケとかいうものではないかと思っています

サルノコシカケ形のきのこですが、触った感じは、少しフカフカしています

ちょっと肉厚な感じですが、材の粉がいっぱい付いていて、きれいじゃありません


黄色っぽいハリハリが密に出ています

長さは均一ではなく、若干凹凸があります

傘を割ってみると、白い肉から、黄土色の針が密に出ているのがわかります

茹でる前のパスタのような見た目ですね

スケールを入れてありませんが、肉の部分と針の部分が同じくらいの厚さです

たまに分解してみるのも面白いかもしれません


さて、普通にきのこです

最初見たときは、オオワライタケかと思ってしまいましたが、近くで見ると違うようです

チャツムタケ属であることは変わりありませんが、ちょっと季節が変わってきたことを感じさせてくれます


腐朽が進んだ材から出ているウラベニガサ属です

これも真夏には見られなかったきのこですね


幼菌ですが、イグチ類かと思われます

まるで材から出ているように見えますが、このイグチにとって、この材は土の延長なんでしょうね


最後はよく似た色のきのこ2種です

3本セットで出ていたハナガサイグチも、とうとう1本しか出なくなりました

そして、ここのところ毎日出てくるカバイロコナテングタケです

この2種を並べて比べたことはありませんでしたが

ハナガサイグチの方が鮮やかな色でしたね


ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...