2024年11月3日日曜日

ノウタケ などなど

 昨日とは打って変わって、快晴です


Calvatia craniiformis (Schwein.) Fr.

11月だというのに、ノウタケです

ここのところ、ポツポツ見かけていました

例年だと、11月はおろか、10月でも見ていません

夏のきのこですね



今日は、赤いベニタケをいくつか見ました

まだ十分に傘が開いていないのに、すでにかじられています



中には、傘が開いてもかじられていないものもあります



薄く緑がかったものもありましたが

この色は、この1本だけでした



これは何でしょう?

白っぽい玉っころが並んでいます

スッポンタケの幼菌ではありません

大きいものは、直径5センチを優に超えています

シラタマタケとかのたぐいなんでしょうか?

よくわかりません



これもなんだか分かりません

ヤマイグチみたいな風貌ですが、違うんです

ひだがあり、やや濃い色をしていました



これも何でしょう?

イタチタケのたぐいでしょうか?




最後も何だか分かりません

白がきれいなきのこです



2024年11月2日土曜日

フクロツチガキ などなど

 昨日から降っていた雨も、夕方になって上がってきました

今朝は、雨にも負けず、畑の周りを歩いてみました


Geastrum saccatum Fr.

フクロツチガキです

ここのところ、これを見ない日はなかったのですが

ずっと無視していました

たまには写真を撮らないと、忘れてしまうので、今日は撮ってみました



ちょっと古びて、傘が赤くなり始めていますが

ハラタケ属のなにかです

ハラタケ属も、だいぶ減ってきて、そろそろ終わりでしょうか



Lycoperdon perlatum Pers.

ホコリタケです

去年より、半月ほど遅れているようで

最近になって、たくさん出るようになりました



Amanita pseudoporphyria  Hongo

コテングタケモドキです

数は極めて少ないですが、ここのところたまに見かけます

でも、もう終わりの季節ですね



やはりテングタケ属ですが、何でしょう?

つばがり、傘の縁の溝線も明瞭で

ツルタケダマシでしょうか?



最近よく出ている、フウセンタケ属のなにかです

いつもは、梅雨の頃に出てくるのですが

この時期に、こんなにたくさん出るのは、初めてです



そして最後に、いつものチチタケ属です

子実体自体が、比較的長持ちすることもありますが

一向に衰えません

もしかしたら、ニオイワチチタケ(Lactarius subzonarius Hongo

かもしれませんね

2024年10月31日木曜日

富士山みたいなきのこ などなど

 今朝は、今シーズン一番の冷え込みで、10℃を切りました

一緒にいるオカメインコが寒いかと思い、昨日からオイルヒーターをつけました


Psathyrella candolleana (Fr.) Maire ??

富士山のようなきのこです

多分、イタチタケかなんかだと思いますが

よくあるイタチタケより5倍くらい大きいです



Amanita rufoferruginea Hongo

まだテングタケ属が出ています

いつもは、最後にドクツルタケがちょっと出て終わるんですけど

今年はまだ最後のドクツルタケを見ていません

それで、カバイロコナテングタケです



Amanita pseudoporphyria Hongo

そして、コテングタケモドキも、もう稀ですがまた出てきました



それでも秋らしいクヌギタケ属も増えてきました

種名はわかりません



傘の紫色が薄くなっていますが、ムラサキアブラシメジモドキのたぐいだと思います

傘の中央が褐色になっているのが、別種かどうか分からないのですが

古びてくると、褐色になってくるようです



多分この色は、白色なんでしょうね?

そうすると、これはシロイボカサタケということになります

傘のてっぺんのポツンがかわいいです



最後は、チチタケ属です

最近、ウズハツかもしれないと、教えていただいたので

とりあえず、自分の中ではウズハツとしました

2024年10月30日水曜日

イヌセンボンタケ などなど

 明け方まで降っていた雨も、7時には上がり、朝の散歩です

10月末だというのに、30種を超えるきのこが出ていて

一体どうしたことか?


Coprinellus disseminatus (Pers.) J.E. Lange

別に珍しくもない、イヌセンボンタケです

でも、ここの林ではほとんど見ることがありません

4年間歩いて、これが2回目です



キイボカサタケです

今日は、3色揃ったので、黄色からです

この周辺に、たくさん出ています



続いてシロイボカサタケです

今年は、これが少なかったですが、今日は2本も見ることができました



そして赤、といきたいところですが

アカイボカサタケより色が薄い、ダイダイイボカサタケです

しかも、状態があまりよくありませんでした



例年、10月にはホコリタケがたくさん出るのに、今年はあまり出ませんでした

と、思っていたら、今日はいきなり大量発生しています

最後の最後で、間に合いました



雨に打たれて、ぼろくなっていますが

立派なコテングタケモドキです

10月末に、こんな立派なコテングタケモドキが出るとは、思いませんでした



テングタケ属も、何種か出ていましたが、もう1種だけアップします

傘のイボイボが尖っている、テングタケダマシです

いつまで出るんでしょうね?



ちょっと違和感もありますが、ナガエノチャワンタケでしょうか?

この付近に数本出ていました



先日は、ベニチャワンタケでしたが

これは、裏まで赤いベニチャワンタケモドキかと思われます



Tylopilus castaneiceps Hongo

最後は、ヌメリニガイグチです

いつも、一番最初に出てくるイグチ類ですが

今年は、一番最後も飾りそうです


2024年10月29日火曜日

チシオタケ など

 朝から雨が降りそうで、林の中は真っ暗です

写真を撮るにしても、ものすごいスローシャッターで

早々とあきらめました


Mycena haematopus (Pers.) P. Kumm. 

奇麗な色ですね

チシオタケだと思いますが

こういうクヌギタケ属が出てくると、冬が近いと思ってしまいます



今年は、カバイロツルタケもよく出ています

去年が少な目だったので、かなり多く感じます

さすがに11月になると、ほとんど見なくなりますね



最後は、なんだかわからない、ヒョロっとしたきのこです

明日の朝には、雨が止んでいる予報です

2024年10月28日月曜日

ベニヒダタケ などなど

 メールを開くと、今日は特にひどい

Amazon、東京電力、ヤマト運輸などを語る、怪しいメールが大量に来ている

こんなに来ると、本当に必要なメールがどれだか分からなくなる

うんざり


さて、雨が上がり、きのこがたくさん出ています

あまり見かけない種も多くあり、さて困った!


Pluteus leoninus (Schaeff.) P. Kumm.

材から出てくる、鮮明な黄色のきのこです

ベニヒダタケでしょうね

今年は、何回も見ることができませんでした



畑の脇に出ていたきのこです

傘は白いのに、柄がやけに黒っぽく、黒褐色の粒状鱗片が付いています

これは、初めて見るものです

ツブエノシメジに似ていると思いますが、初めてなので、定かではありません






黄褐色の傘をしたきのこです

上から見たときは、チチタケ属のなにかかと思ったのですが

垂生しているひだの付け根が、不揃いです

ドクササコに似ていると思いますが、これも初めてなので分かりません



傘に滑りがあるきのこです

もしかしたら、クリフウセンタケかもしれませんが

”これがクリフウセンタケ”というものに出会ったことがないので

やっぱり分かりません



ちょっと灰色がかった白色の傘で、中央が窪んでいるきのこです

しっかりした感じですが、これもあまり出会わないきのこです



さて、まだ夏のニセキンカクアカビョウタケが出ているのに

冬の、ヒナノチャワンタケの仲間だ出てきました

この2種を同時に見ることはほとんど無かったことだと思います



シロニカワタケのように見えるのですが、黄色い部分があります

もしかして、別物?

上の方に見える小さいものは、全部白いです



すぐ脇に、全部黄色いものも出ています

こちらは、キイロニカワタケなんでしょうかね?



最後はベニタケ属です

今日は、赤いベニタケ属が何本か出ていました



2024年10月27日日曜日

カワムラフウセンタケ などなど

 今にも雨が降り出しそうな空模様が、一日続きました

夜には雨が降るそうです


Cortinarius purpurascens (Fr.) Fr.

落葉に隠れるように出てきた、カワムラフウセンタケです

傘の下、柄やひだを見ると、薄紫色をしています

今年の春、これがカワムラフウセンタケだということを知りました



まだ小さいですが、このピンク色の傘

きっとトキイロヒラタケだと思います

小さいうちは、きれいなんですけど、大きくなると色が薄れてきます



あとは、いつもと変わり映えしません

傘がそっくり返った、カバイロツルタケです

小学生の頃、雨傘をビューンと振り回して、お猪口にするのが流行りました

これは、ビューンとしなくても、自然にお猪口になりますね



昨日も書きましたが、やっぱり今がオオワライタケの本来の時期なんですね

今日も、新たなオオワライタケが群れていました



今日は、茶系のチチタケ属です

色は違いますが、昨日の黄色いものと、大きさや傘の柄は、同じです



Psathyrella bipellis (Quél.) A.H. Sm. ?

最後は、よくわからないきのこです

ウスベニイタチタケに似ている気がしますが、わかりません



硬くてペラペラなきのこ

  なんだちっときのこが出てきません まるで、2月頃の雰囲気です 例年、11月は少ないながらも、ゼロという日は、ほとんどありません 今日も、軟らかいきのこは皆無 せっかくの機会なので、硬いきのこの写真を撮りました Trichaptum biforme (Fr.) Ryvarden...