2024年10月24日木曜日

ナガエノチャワンタケ などなど

 毎朝歩いている林は、6日間でひとめぐりするんですが

今日は、場所を間違えて歩いてしまいました

今日歩く予定だった場所は、明日歩くことにします


Helvella macropus (Pers.) P. Karst.

ちょっと色がついてきてしまいましたが、ナガエノチャワンタケです

これまで、梅雨の時期にしか見たことがなかったもので

10月に見るのは、初めてです



今年の10月は、よくハラタケの仲間が出ています

ザラエノハラタケですが、今日も複数個所で見かけました



これも似たような仲間でしょうね

ナカグロモリノカサに似ている気もしますが、よくわかりません



やけに赤っぽいノウタケです

おまけに、材から出ています



チシオタケでしょうか?

美しい色合いのきのこです



キイボカサタケです

これも、今年は順調です



同じく黄色い傘のきのこですが

これはどうも、アセタケ属のように見えます



ここのところよく見る、チチタケ属です

いつも数は多くないのですが、今日は最も目立ったきのこです

あちこちに出ていました



Phaeotremella foliacea (Pers.) Wedin, J.C. Zamora & Millanes

最後です

高い所に出ているので、手に取るように見ることができないのですが

きっと、ハナビラニカワタケだと思います

2024年10月23日水曜日

ダイダイガサ などなど

 朝方は、かなり本気で雨が降っていました

10時頃に弱くなったので、ピーマンの収穫を兼ねて、畑の周りを歩きました


Cyptotrama asprata (Berk.) Redhead & Ginns

小さくて、愛らしいダイダイガサです

傘にある、橙色の粒々がこたえられません



雨だったので、オチバタケのたぐいが出ていました

ハリガネオチバタケでしょうか

この細い柄、脅威としか言いようがありません



スジオチバタケです

ずいぶん中途半端な傘ですね



この場所は、一昨日歩いたばかりで、その時には兆候もなかったのに

もう古びてしまった、カバイロツルタケです

特に、後ろに見える個体は、ボロボロです

なんて儚いんでしょう



すぐ近くに、コテングタケモドキも出ていました

久しぶりに見る、立派なコテングタケモドキです



そして、このところポツポツ見る、フウセンタケ属です

雨が降ったので、傘が凄くぬめっています

いまだに、何だか分からないのですが

コバヤシフウセンタケということもあるのでしょうかね?



上のフウセンタケ属の幼菌です

この周辺に、いくつも出ていました



Gymnopilus junonius (Fr.) P.D. Orton

最後はオオワライタケです

なんだか、この姿も大笑いしているみたいです

2024年10月22日火曜日

ベニチャワンタケ などなど

 いつも歩いている付近で、クマらしき動物の目撃情報があったらしいのです

そのため、今朝はラジオを鳴らし、たくさんの鈴をぶら下げて、散歩にでかけました

しかし、どうも気持ちが集中できず

視線も、地面ではなく、水平方向にいってしまいます

間違いだったらいいのですが、ちょっと心配です


Sarcoscypha coccinea (Jacq.) Sacc. 

半分近く欠けているようですが、裏が白いのでベニチャワンタケだと思います

これまで、ベニチャワンタケモドキも含めて、年に2回以上見たことがありません

この材からは、この半分以下の小さい個体が、もう一つ出ていました



まだ傘が開いていない幼菌ですが

カバイロツルタケで間違いないと思います

周辺には、残骸が数本ありました



きっとこれは白色なんでしょうね

というわけで、シロイボカサタケとしておきます

ウスキイボカサタケは、もうちょっと黄色いと思います



では、これは何色なんでしょうか?

赤色ではないようです

ダイダイイボカサタケでしょうかね



数は多くないのですが、毎日この柄のチチタケ属を見ます

色合いは、チョウジチチタケに似ていますが、比較的小形です



クサウラベニタケも、毎日見ますね

食べられる方の、ウラベニホテイシメジは、ちっとも見ません

混生することもあるそうですが、ここでは違います



Lycoperdon perlatum Pers.

最後はホコリタケです

去年は、10月にたくさん出たのですが

今年はちっとも出てきません

どうしたんでしょう


2024年10月21日月曜日

オオゴムタケ などなど

 今朝は、今シーズン最も冷え込んだそうです

でもまだ11℃

これからですね


Galiella celebica (Henn.) Nannf.

オオゴムタケです

5月には、たくさん出るのですが、秋は少しだけです

左上に伸びている、黒い枯れ枝から出ていて

この材から出るのは、3個目です



Pleurotus ostreatus (Jacq.)  P. Kumm.

ヒラタケです

ウスヒラタケは10月に出ていましたが、ヒラタケは11月に入ってからでした

これで2か所目になりますが、かなり早いです



あとはよくわからないきのこばかりです

こういう色合いのきのこは、みんな同じに見えますが

スギの落ち葉の間から出ていて、もしかしたらスギエダタケなのでしょうか?

よくわかりません



上のものとは別種だということは分かりますが

なんなのかは、不明です

柄がしっかりしていて、白いです

似たようなきのこがいくつか思い浮かびますが、やっぱり分かりません



スギの腐朽材から出ています

右側に見える、小さな白い粒は、幼菌です



傘のてっぺんが尖っていて、アセタケの仲間にも、イタチタケにも見えます

何でしょうね?



最後もやっぱりわかりません

黄土色の傘が一直線に並んでいます

2024年10月20日日曜日

カラカサタケ などなど

 天気予報通り、今朝は涼しかったです

林を歩いていても、全然苦になりません


Macrolepiota procera (Scop.) Sing.

去年とまったく同じ時期に、カラカサタケが出てきました

去年出ていた場所から、数メートル移動したようです

そして、今年は傘の色がちょっと濃いように思います



こんどはまともな、カバイロツルタケです

この前のは、傘の中央がカッパツルタケ風になっていましたが

これはノーマルです



そして、カバイロコナテングタケです

いつまで出るでしょうね?



昨日と同じ種と思われる、フウセンタケ属のきのこが、また出ていました

今日の個体は、傘のほぼ全面が褐色です

よくわかりませんが、ムラサキアブラシメジモドキなんでしょうかね?



今日は、こんな色が多いです

でもこれは”カバイロ”ではないですね

ダイダイイグチです

これも、もう終わりの時期だと思います



この周辺には針葉樹がないので、チシオハツではないと思いますが

傘の中央ほど色が濃くなるベニタケです

柄も、純白ではなく、ちょっと赤味がかっています



傘の色がかなり薄いベニタケです

ウスムラサキハツというのがありますが

これがそうなのかは、わかりません



最後は、何だか分からないきのこです

傘の感じは、アセタケを連想しますが

私には分かりません

2024年10月19日土曜日

オオワライタケ などなど

 昨日は雨

そして今日も、朝は曇っていましたが、じきに雨が降り、まだ降っています

気温が高めなのも今日までのようですが

やはり、高い気温につられて出てきたきのこがありました


Gymnopilus junonius (Fr.) P.D. Orton

もう終わったと思っていたオオワライタケです

大形のきのこで、食べ応えもありそうなんですが

毒きのこですね

仮に毒がなかったとしても、かなり苦いようです



先日もありましたが、ナラタケモドキです

今年は、梅雨の時期にほとんど見られなかったので

これが2回目なんでしょうかね?



似たような色が続きます

ヒメカバイロタケです

ここのところ、雨が多かったので、あちこちで出ていましたが

もう残骸になっているところもあります

ここは、傘が開いたところです



少し薄い色に変わります

今日のキイボカサタケは、いい感じの黄色です



こういうきのこは、悩ましいです

ニガクリタケにも似ているし、でも確信がもてないきのこ

食べないので、どっちでもいいんですが、気になります



だいぶ白色に近づきました

さて、何でしょう?

チチタケ属なんですけど、こんな白いものは初めて見ます

近くにアカマツが1本ありますが、なんだか分かりません




チチタケ属が出たので、ベニタケ属です
紅色が抜けてしまったのか、部分的に赤いだけです




これは十分に赤いです

いつものことですが、ベニタケ属は種名を追求しません



薄い赤色つながりで、桃色がかった傘のイグチ類です

ヌメリニガイグチだと思うのですが、いつも春の1回だけしか出ないのに

今年は、春・秋の2回出ました



イグチつながりで、ホオベニシロアシイグチです

これも、暖かな気温につられて出てきたグループでしょうかね



最後は、なんだかわからないきのこです

フウセンタケ属だとは思いますが、よくわかりません

傘は、薄紫色で、中央が褐色です

ムラサキアブラシメジモドキに近いのかもしれませんが

必ず、傘の中央が褐色になっています

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...