2024年9月18日水曜日

ホオベニシロアシイグチ などなど

 久しぶりに35℃を超え、とてつもなく暑い9月中旬です

朝は湿度も高く、林の中を歩くと、服から汗がボタボタたれます


2か月振りに見る、ホオベニシロアシイグチです

8月は、まったく出てこられなかったので、なんとなく新鮮な感じです



相変わらずきのこはたくさん出ていますが

出てくるきのこが、落ち着いてきた気がします

今年は、ハナガサイグチも、いつもの年より多く出ています



それに比べると、ダイダイイグチは例年と変わりがありません



今は、コガネキクバナイグチがピークでしょうか

こんなお菓子があったら、間違いなく食べますね



肉が黄色くないキクバナイグチは、いつもどおりひっそりと出ています



これはキニガイグチでしょうか?

場所によっては、足の踏み場もないほど、出ています



なかなかいいプロポーションの、シロオニタケです

右下に、とても小さな幼菌が出ているのが、おかしいです



今日もまだ、シロテングタケかもしれないものが出ていました

これはほんとに、短い期間しか出てきません



ツルタケも、ポチポチ見るようになってきたので

猛暑も終わるはずなんですけどね



チャツムタケ属だと思いますが

5月に出るものと、柄の感じが違うように思えます

気のせいかもしれません



最後は、ナラタケモドキです

あちこちに出てきていますが

すでに傘が開き切っている場所もあります

2024年9月17日火曜日

キヒダタケ などなど

 気が付くと、鳴いてるセミはツクツクボウシだけになっていました

いつクマゼミが鳴き終わったのか、はっきり覚えていません

暑いながらも、季節は変わってきているようです


今年のキヒダタケは、いつもより大きい気がしますが

きっと、気のせいだと思います



このシロオニタケは、傘の周りに被膜の名残が、実によく垂れてます

ここまで傘が開いたのに、こんなに残っているのは凄いかもしれません



ドクツルタケですが、私が見るものは、いつも2本セットで出ている気がします

きっとそんなことはないんでしょうけど

たまたま、写真を撮るものが、2本セットなんでしょうね



カバイロコナテングタケです

今日のものは、傘の粒々が大きくて、ふりかけを掛けたようです



先日アップした、コガネキクバナイグチの幼菌ですが

傘が開いてきました

想像していたほど大きくならず、なんか普通です



キイロイグチが2本並んでいます

恐らく、同じ頃に出たんでしょうけど、この違いは何でしょう?



クロニガイグチのたぐいでしょうか?

夏の間に、何回か、出てくるピークがあるようです



最後は、ベニタケ属です

クロハツのたぐいだと思います

ひだは、比較的粗く、普通のクロハツでしょうか?

2024年9月16日月曜日

シロテングタケ? などなど

 今日もテングタケ属とイグチ類の競い合いです

今日は、かなり広い範囲に、テングタケダマシが鬼のように出ていて

テングタケ属に軍配を上げたいです


傘に薄い、つぼの破片を付けた白いテングタケ属です

毎年見ますが、限られた期間だけしか出てきません

もしかして、シロテングタケでしょうか?



これは、傘につぼの破片がついておらず、傘の縁に垂れ下がっています

こっちはおそらく、コトヒラシロテングタケだと思うのですが、どうでしょう?



そして、鬼のようにでていたテングタケダマシです

傘の粒々が尖っています



実は、コテングタケモドキも鬼のように出ていました

写真はありませんが、通称ティラミスデングタケも、凄い数です



今年はどうしたことか、またハイカグラテングタケが出ていました

こんなにたくさん見るのも、初めてです



イグチ類も、出方が極端です

いつも見ない場所で、ハナガサイグチが出ています



コガネハナガサイグチ

最近見るものは、傘のひび割れが細かいです

何でしょうね?



これは”コガネ”じゃないキクバナイグチですけど

ひび割れの粗さは歴然です

こっちが、普通のひび割れだと思うのですが、いかがなのものか?



このイグチは、なんだかよくわかりません

コビチャニガイグチのような色をした傘

やけに赤い柄 しかもアミアミが鮮明です

キアミアシイグチとは違う気もします



ベニタケ属も増えてきた感じです

これは緑系の傘ですね



白系の傘ですが、薄っすらと赤みがかっています

傘が比較的薄く、あまり見かけないベニタケ属です



小さいですが、モミジタケも普段見ない場所で、出ていました



最後は、ラナタケモドキと思われる幼菌です

あまりにも密に出ていて、成長したらすごそうです

2024年9月15日日曜日

テングツルタケ? などなど

 今日は予想外に甘唐辛子の収穫に時間がかかり

畑の周りを歩いただけです


遠めに見たときは、ヘビキノコモドキかと思ったのですが

近寄ってみると、傘の縁辺に溝線が明瞭に見え

テングツルタケではないかと思います

ここの林では、それほど多くない種です



シロオニタケのたぐいでしょうけど

よく見るシロオニタケに比べて、傘のイボイボが粗く、全体に小さいです

コシロオニタケというのもありますが、これがそうなのか、わかりません



これもテングタケ属ですね

柄には綿屑のような鱗片がついていて、傘にも明褐色鱗片が見えます

もしかしたら、フクロツルタケかもしれません



今日、最も多く見たのは、カバイロコナテングタケです

傘が開いているものもありましたが、やはりこのくらいがかわいく見えます



イグチ類は、ベニイグチが峠を越え、他のイグチにシフトしてきています

ただでさえ、タケリタケ菌に侵された個体が多いので

健全なベニイグチは少なくなってきました



ベニイグチに変わり、コガネキクバナイグチが勢力を伸ばしています

4本が一直線に出ていて、傘が開いたら壮観でしょうね



こげ茶色のイグチです

ビロードクリイロイグチに似ている気がしますが、よくわかりません



近くにこれが出ていたので、同じ種かと思ったのですが、ひだがあり

あまり黄色くないですが、キヒダタケのたぐいでしょうね



最後です

また庭の植木鉢からきのこが出てきました

これで3回目となります

短い期間に、よく3回も出てきますね

ひだは白く、キツネノカラカサ属でしょうね

2024年9月14日土曜日

橙色のきのこ などなど

 林の中は、テングタケ属とイグチ類の競い合いの様相です

出ている状況は、ほぼ互角に思えますが

彩の豊富なイグチ類に1票です


この時期に出る橙色のきのこが揃ったので、それからアップします

最初は、名前にも入っている、ダイダイイグチです

傘も柄も、かじられていますが、暗い感じの橙色です



鮮やかな色のハナガサイグチです

今日は、かなり出ていて、このようにかたまって出ているものもありました



名前は”橙色”ではなく、”樺色”です

つばがあり、傘にツブツブがついている、カバイロコナテングタケです

これも今日は、たくさん出ていました



これも”橙色”ではなく、”茶色”です

たぶん、チャツムタケのたぐいだと思います

最近、ポツポツ出てきていて、今日も数か所で見かけました



ちょっと橙色とは違うかもしれませんが、こちらは”黄金”です

コガネキクバナイグチですが、だいぶ増えてきました



これは何だかわかりませんが、橙色をしています

枯死した木の根元にかたまっています

まだ幼菌なので、大きくなったらヒントがあるかもしれません



橙色のきのこは終わって、今日、勝利をおさめたイグチ類です

黒と白のコントラストが美しい、オニイグチです



これは普通のオニイグチと色が違いますね

ここの林では、オニイグチより見る機会が少ないもので

オニイグチモドキかもしれません



コビチャニガイグチに似ているように思いますが、どうでしょう

この渋い色合いが素敵です



今年は、モエギアミアシイグチが異常に多いです

まだ傘が開く前なので、傘が真黒です



こういうのは、迷います

キアミアシイグチなのか、キアシヤマドリタケなのか

私には判断できません

柄のアミアミは、浅いように思うのですが、どうでしょう?



今日はイグチ類に敗北した、テングタケ属です

ようやくドクツルタケも普通に出てくるようになりました

桑原桑原



シロオニタケのたぐいなんですけど、柄がかなりささくれています

ササクレシロオニタケというのもありますが

私には判断できません



そして、久しぶりに見るテングタケダマシです

なんだか、傘のイボイボにしまりがありません

でも、イボイボは尖っています



ベニタケ属も徐々に出始めました

どうもベニタケ属は、すぐに傘をかじられるので

状態の良い個体が少ないです



ちょっと変わった色のベニタケです



ちゃんと赤い傘のベニタケもありました



最後はキツネタケです

日本人は、”キツネ”とか”イヌ”が好きですね

名前に”キツネ”がつくきのこは、どうやら80種以上あるようです

私は”イヌ”の方が多いかと思っていましたが

圧倒的に”キツネ”が多いですね


ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...