2023年9月3日日曜日

アイタケ などなど

 同じような天候が続いているので

毎日同じようなきのこが出ています

しかし、前週はイグチ類が圧倒的に多く出ていたのですが

それがテングタケ属に移ってきました


今日のタイトルを”アイタケ”としたので、ベニタケ属からです

ベニタケ属の中では、数少ない和名がわかるきのこです

緑っぽい斑点がついた傘が特徴で、このきのこも年に何回も見られません


真っ白な傘のベニタケで、ちょっとだけ漏斗状に開いています

シロハツのたぐいほど、激しい漏斗状ではないので

ツチカブリとか、違う種なんでしょうね


薄い黄土色の傘をしたベニタケです

やっぱり普通のベニタケはよくわかりません


続いて、テングタケ属です

シロオニタケですが、例年、この場所から出るシロオニタケは

恐ろしく大きいんです

過去2年と比べると、今年は半分くらいの大きさですが

それでも、かなり大きく感じます


よく似たきのこですが、傘に薄く色が着いていて、ボツボツも大きいものです

オニテングタケのたぐいですが、存在感がすごいです


別の場所ですが、傘が開いたものがありました

かなり大きな傘で、ちょっと褐色がかっています

この場所では、2年前にオオオニテングタケが出ているので

これもそうかもしれません


それでもって、周りを見ると、凄いことになっています

いつも見るオオオニタケよりちょっと小振りですが

それでも、傘の直径は20センチを超えるものばかりです


イグチ類は落ち着きましたが、それでもかなりの数が出ています

これはダイダイイグチですが


このハナガサイグチの色と比べると、黒ずんだ橙色をしています

手前にすごく小さな幼菌が出ているのが、かわいいです


この前見た、ウスタケのたぐいと思われるきのこが成長してきました

あまりいい恰好ではないのですが、ベニウスタケのようです


違う場所で、少し大きいものが出ていたので、横から撮りました

こう見ると、ベニウスタケですね


最後はなんだかわからないきのこです

あまり見ない色合いの傘で、表面がでこぼこした感じです

柄の基部に綿毛状の白いものが見えます


2023年9月2日土曜日

ヒメヒトヨタケ属 などなど

 夏はあっという間に、雑草だらけになる畑

抜いても抜いても、どんどん成長してきます

畑の雑草を刈って、積んでおいたところからきのこが出てます


ほどよく枯れたイネ科の雑草から、ヒメヒトヨタケ属と思われるきのこが出てます

意外と彫りの深い傘をしていて

こんな場所からでるのは、クズヒトヨタケでしょうか?


また、なんだかよくわからない冬虫夏草の仲間を見付けました

この前のものと同じ種なのか?違う種なのかもわかりませんが

”冬虫夏草”と聞くと、なんだかありがたく思えてしまいます


最近、ぽちぽち出ているベニタケです

今は、この渋めの色のベニタケが主流です



これは、褐色の傘をしたベニタケです
ベニタケ属は、傘の色が違っても、そのシルエットはどれもよく似たもので
まったく区別がつきません




可愛らしいシロオニタケのたぐいが並んで出ていました
柄がやけに下膨れですが、きっとこれから伸びるんだと思います



またよくわからないきのこです

一体なんでしょう?

イグチ類のような気がしますが、どうでしょうか

イグチ類だとすると、オニイグチのたぐいかもしれませんね


最後は、なんの変哲もない、小さなきのこです

傘が白くて、饅頭型をしているのが、何とも言えません

一方、柄は黄土色から下に向かって黒くなり、存在感を消しています




2023年9月1日金曜日

キヒダタケ  などなど

 この時期、どうしてもテングタケ属やイグチ類に目がいってしまいます

でも、よく見ると、それ以外のきのこも、ないわけではないのです

あんまり魅力的ではないのですが、たまに写真を撮らないと

忘れ去られてしまいます


と、言いながら、最初はイグチ類です

もっと大きいものもあったのですが、状態が良くなく

小振りのキヒダタケを撮りました


キクバナイグチも、一気に出てきたため、新鮮な個体が減ってきました

珍しく、材からではなく、地面から出ています


テングタケ属は、引き続きコテングタケモドキとコナカブリテングタケのたぐいが

出まくっていますが

奇麗な色の、カバイロコナテングタケも目につきます


テングタケ属、イグチ類以外のきのこはどうかというと

ここのところ、このウスキモミウラモドキに似たきのこがポツポツ出てます

見るからに、イッポンシメジ属という感じです


あとはよくわからないきのこばかりです

とても小さな白いきのこです

傘が粉をかぶったようになっていて、柄にも細かい毛が見えます

クヌギタケ属でしょうか?


傘も柄も黄土色のきのこです

傘のてっぺんが、つぶつぶした感じになっていて

きっとこれが特徴なんだと思います


もう一つ、同じような色のきのこです

こちらは、傘全体に毛が生えたようなきのこで

そこだけ見ると、ヒメスギタケみたいなのですが、地面から出ています


傘が不格好ですが、黒っぽい傘のきのこです

ひだは薄っすらとピンク色をしています


最後はハナオチバタケです

花が咲いてるような色合いで、きれいなきのこですが

今年はまだ、あまり見ていません


2023年8月31日木曜日

ツルタケ などなど

 8月も最後です

8月前半は雨が降らず、きのこも出てきませんでしたが

8月26日から一気に挽回してきました

今日は、また新たなきのこが顔を出しています


まだ、傘が開き切っていませんが

なんとなくツルタケのような気がします

時々、この頭が河童のようなツルタケを見ます



レンズか曇って、ソフトフォーカスになっていますが

かなり白い色をしたツルタケ3兄弟です


そして、つばが付いたツルタケダマシでしょうか?


シロオニタケも、今日は傘が開いているものを何本か見ました

シロオニタケは、傘が開く前の、丸いイボイボがかわいいのですが

立派な姿も撮っておかないと


こういう感じですね

でも、これは傘のイボイボがシロオニタケと違うような気がします

柄の基部も、大きく膨らんでいるようなので、別種かと思います


ドクツルタケもどんどん出てきています

これは柄がささくれているので、はっきり見えます


今日はこのヘビキノコモドキが、いつになくたくさん出ていました

例年、そんなに多く見られるきのこではないのですが

かなりの数が出ていて、びっくりです


イグチ類も数多く出ていますが、ベニイグチはだいぶ落ち着きました

ちょっと古びた感じですが、材の中を縫って出てきた

キクバナイグチです


橙色のきれいなイグチも出ていましたが、これはなんだかわかりません



新たに加わったきのこです

まだ出てきたばかりで、よくわかりませんが

ベニウスタケとか、そんなたぐいの幼菌でしょうか?



最後はイボタケです

今までよく見ていたイボタケとは違う種で

ボタンイボタケに似ています


2023年8月29日火曜日

ハイカグラテングタケ などなど

 きのこの好調は続いています

8月上旬に雨が降らなかったので

それまでふつふつとしていたきのこが、一気に出ている感じです


テングタケ属の中でも、大形のハイカグラテングタケです

これも、数が少なく、年に2回も見られれば、みっけもんです

一説によると、大変美味だというのですが

テングタケ属なので、怖くて食べる気になりません


テングタケ属といえば、ドクツルタケが一気に増えました

あちこちで、普通に見られるようになっています

これは間違っても、食べてはいけません

死にます


白いテングタケ属の幼菌が固まって出ています

この状態だと、私にはなんだかわかりません


実は、傘が開いたものもあったのですが

傘が開いても、ちょっと自信がないんです

コトヒラシロテングタケに似ているのですが、なんだか雰囲気が違うような気もします


どうも今日は、迷うきのこが多い日のようです

これも、ツルタケに似た感じですが、自信がもてません


それでも、これはヘビキノコモドキではないかと思っています



イグチ類は、相変わらずベニイグチが多く出ています


今年は、この色が薄目のベニイグチに酷似したものをよく目にします

個体差なのか、別種なのか、私にはわかりません


ベニイグチに続いて、コガネキクバナイグチもかなり増えてきました

これも、材の中を縫って出てきています

菌根菌なので、どこかで、何らかの根とつながっているはずですけど

こいつの菌糸は、どれくらい伸びてくるんでしょうね


これは、傘のひび割れが、上のものより細かいんですけど

同じ種なんでしょうか?迷いますね


この前は、和名を失念していましたが、ヌメリコウジタケだと思います

ベニイグチと比べると、数は少ないですが、よく出ています


これも自信がないのですが、ムラサキヤマドリタケのような気がしています

千葉にいた頃に、何度か見ているのですが、だいぶ前なので、忘れていました

もしそうだとしたら、この林で初めて見るものです


傘が黒いイグチも、何種かありました

細かくひび割れていますが、オニイグチのたぐいではないようです

なんでしょう?


一転して、キイロイグチです


最後は、ベニタケ属です

ちょっと渋い色の傘です

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...