2024年9月16日月曜日

シロテングタケ? などなど

 今日もテングタケ属とイグチ類の競い合いです

今日は、かなり広い範囲に、テングタケダマシが鬼のように出ていて

テングタケ属に軍配を上げたいです


傘に薄い、つぼの破片を付けた白いテングタケ属です

毎年見ますが、限られた期間だけしか出てきません

もしかして、シロテングタケでしょうか?



これは、傘につぼの破片がついておらず、傘の縁に垂れ下がっています

こっちはおそらく、コトヒラシロテングタケだと思うのですが、どうでしょう?



そして、鬼のようにでていたテングタケダマシです

傘の粒々が尖っています



実は、コテングタケモドキも鬼のように出ていました

写真はありませんが、通称ティラミスデングタケも、凄い数です



今年はどうしたことか、またハイカグラテングタケが出ていました

こんなにたくさん見るのも、初めてです



イグチ類も、出方が極端です

いつも見ない場所で、ハナガサイグチが出ています



コガネハナガサイグチ

最近見るものは、傘のひび割れが細かいです

何でしょうね?



これは”コガネ”じゃないキクバナイグチですけど

ひび割れの粗さは歴然です

こっちが、普通のひび割れだと思うのですが、いかがなのものか?



このイグチは、なんだかよくわかりません

コビチャニガイグチのような色をした傘

やけに赤い柄 しかもアミアミが鮮明です

キアミアシイグチとは違う気もします



ベニタケ属も増えてきた感じです

これは緑系の傘ですね



白系の傘ですが、薄っすらと赤みがかっています

傘が比較的薄く、あまり見かけないベニタケ属です



小さいですが、モミジタケも普段見ない場所で、出ていました



最後は、ラナタケモドキと思われる幼菌です

あまりにも密に出ていて、成長したらすごそうです

2024年9月15日日曜日

テングツルタケ? などなど

 今日は予想外に甘唐辛子の収穫に時間がかかり

畑の周りを歩いただけです


遠めに見たときは、ヘビキノコモドキかと思ったのですが

近寄ってみると、傘の縁辺に溝線が明瞭に見え

テングツルタケではないかと思います

ここの林では、それほど多くない種です



シロオニタケのたぐいでしょうけど

よく見るシロオニタケに比べて、傘のイボイボが粗く、全体に小さいです

コシロオニタケというのもありますが、これがそうなのか、わかりません



これもテングタケ属ですね

柄には綿屑のような鱗片がついていて、傘にも明褐色鱗片が見えます

もしかしたら、フクロツルタケかもしれません



今日、最も多く見たのは、カバイロコナテングタケです

傘が開いているものもありましたが、やはりこのくらいがかわいく見えます



イグチ類は、ベニイグチが峠を越え、他のイグチにシフトしてきています

ただでさえ、タケリタケ菌に侵された個体が多いので

健全なベニイグチは少なくなってきました



ベニイグチに変わり、コガネキクバナイグチが勢力を伸ばしています

4本が一直線に出ていて、傘が開いたら壮観でしょうね



こげ茶色のイグチです

ビロードクリイロイグチに似ている気がしますが、よくわかりません



近くにこれが出ていたので、同じ種かと思ったのですが、ひだがあり

あまり黄色くないですが、キヒダタケのたぐいでしょうね



最後です

また庭の植木鉢からきのこが出てきました

これで3回目となります

短い期間に、よく3回も出てきますね

ひだは白く、キツネノカラカサ属でしょうね

2024年9月14日土曜日

橙色のきのこ などなど

 林の中は、テングタケ属とイグチ類の競い合いの様相です

出ている状況は、ほぼ互角に思えますが

彩の豊富なイグチ類に1票です


この時期に出る橙色のきのこが揃ったので、それからアップします

最初は、名前にも入っている、ダイダイイグチです

傘も柄も、かじられていますが、暗い感じの橙色です



鮮やかな色のハナガサイグチです

今日は、かなり出ていて、このようにかたまって出ているものもありました



名前は”橙色”ではなく、”樺色”です

つばがあり、傘にツブツブがついている、カバイロコナテングタケです

これも今日は、たくさん出ていました



これも”橙色”ではなく、”茶色”です

たぶん、チャツムタケのたぐいだと思います

最近、ポツポツ出てきていて、今日も数か所で見かけました



ちょっと橙色とは違うかもしれませんが、こちらは”黄金”です

コガネキクバナイグチですが、だいぶ増えてきました



これは何だかわかりませんが、橙色をしています

枯死した木の根元にかたまっています

まだ幼菌なので、大きくなったらヒントがあるかもしれません



橙色のきのこは終わって、今日、勝利をおさめたイグチ類です

黒と白のコントラストが美しい、オニイグチです



これは普通のオニイグチと色が違いますね

ここの林では、オニイグチより見る機会が少ないもので

オニイグチモドキかもしれません



コビチャニガイグチに似ているように思いますが、どうでしょう

この渋い色合いが素敵です



今年は、モエギアミアシイグチが異常に多いです

まだ傘が開く前なので、傘が真黒です



こういうのは、迷います

キアミアシイグチなのか、キアシヤマドリタケなのか

私には判断できません

柄のアミアミは、浅いように思うのですが、どうでしょう?



今日はイグチ類に敗北した、テングタケ属です

ようやくドクツルタケも普通に出てくるようになりました

桑原桑原



シロオニタケのたぐいなんですけど、柄がかなりささくれています

ササクレシロオニタケというのもありますが

私には判断できません



そして、久しぶりに見るテングタケダマシです

なんだか、傘のイボイボにしまりがありません

でも、イボイボは尖っています



ベニタケ属も徐々に出始めました

どうもベニタケ属は、すぐに傘をかじられるので

状態の良い個体が少ないです



ちょっと変わった色のベニタケです



ちゃんと赤い傘のベニタケもありました



最後はキツネタケです

日本人は、”キツネ”とか”イヌ”が好きですね

名前に”キツネ”がつくきのこは、どうやら80種以上あるようです

私は”イヌ”の方が多いかと思っていましたが

圧倒的に”キツネ”が多いですね


2024年9月13日金曜日

コガネハナガサ などなど

 出ているきのこを見ると、まるで夏のようです

実際、かなり暑いんですけど

その中に、ポツポツと夏の終わりのきのこが混じってきました


というわけで、コガネハナガサです

見た目はキツネノハナガサに似ていますが

つばがありません

1999年に発表されたとありますので、最近の新種なんですね

どうも私は、タイプ標本が収蔵されている所に勤めていたようです

知りませんでした



それで、やっぱり夏のきのこです

最近になって、シロオニタケがぶり返してきました

まだ傘が開いていない、小さなものが並んでいます



カバイロコナテングタケも、あちこちに出てきました

傘の色が、ハナガサイグチに似て、きれいです



こういうのは、一瞬迷ってしまいますが

つぼの破片を付けた、コテングタケモドキじゃないかと思います

もちろん、現在はそこら中に出ています



細い枯れ枝から出ている、シロホウライタケです

クズの花びらが色を添えています

なんとなく、儚い感じです



キイロイグチは、出尽くした感があります

今はほとんどの種が、一気にみんな出てしまう感じで

あっという間に出て、あっという間に終わってしまいます



キクバナイグチのたぐいも、あちこちに出ています

これは材から出ているように見えますが

安定を狙って、材の中を突き進んで出てきたものです

通常見るものと違って、傘のひび割れがかなり細かいです



イグチ類も、色々と色合いが増してきた感じがします

名前は分かりませんが、きのこらしい色で、気に入ってます



太い倒木に隠れて、ミヤマザラミノヒトヨタケが出ていました

振り返らなかったら、見逃していました



さて、何でしょうね?

見たときは、クロハツのたぐいかと思いましたが、よくわかりません

ひだの間隔は、中程度といったところでしょうか



最後も、同じような色をしたものですが

ベニタケ属ではありません

何でしょうね?

ハラタケ属の何者かもしれません

2024年9月12日木曜日

モエギアミアシイグチ などなど

 昨日に引き続き、今日も多くのきのこが出ています

場所は限られますが、特に目立ったのがモエギアミアシイグチです


というわけで、モエギアミアシイグチです

この周辺だけで20本以上出ています

こんなに大量のモエギアミアシイグチに出会うのは、初めてです

管孔面は白色で、傷つけると黒変します



イグチ類で始まったので、イグチを続けます

キクバナイグチのたぐいです

これは、傘の地が赤く見えます

肉は白っぽいようですが、何でしょう?



こちらは、黒いボサボサのオニイグチです

これも、毎年数本しか見かけません



これは何でしょうね?

柄の感じは、クリイロニガイグチに似ている気がしますが、よくわかりません



そして今日も、ベニイグチがそこらじゅうに出ています



今年は一味違います

またしても、ハイカグラテングタケが出ていました

この付近に、合計4本出ています

こんなに見る年も、滅多にないと思います



ドクツルタケっぽいですね



どうも、ここの林に出てくるツルタケは、白いです



続いて、今年の新顔、ナラタケモドキです

今年は、梅雨の時期に出てこなかったので、これが最初です

これから、あちこちに出てくると思います



さて、またしても何でしょう?

ホウキタケ形のきのこですが、5センチ未満と小形です

材から出ていますが、この材は広葉樹のようです

形は、フサヒメホウキタケに似ていますが、広葉樹ですからねぇ

ほんとに、何でしょう?



最後は、鮮明な赤色の傘をしたベニタケ属です

赤いベニタケを見るのも、ほんとに久しぶりです

ザラエノハラタケ

  若狭湾から琵琶湖を越えて、雨雲が流れ込んできています 真冬だったら、雪が舞う状況です Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 今日は1枚だけです それも、なぜかザラエノハラタケが出てきました これ...